標準鉄骨接合を伝播する

現在のプロジェクト内で選択された標準鉄骨接合、またはパラメトリック切断を簡単に伝播します。

同一のコンテキストがあるモデル内のすべての場所で、選択した接合が適用されます。

接合を伝播する前に、次の点を考慮してください。

• 伝播できるのは、標準鉄骨接合およびパラメトリック切断のみです。一般接合およびカスタム鉄骨接合を伝播することはできません。
• 伝播は表示されている要素にのみ適用されます。
• 別の接合が既にある場合、伝播ツールでは入力状況の接合は作成されません。
• 伝播は鉄骨の入力要素の場合にのみ適用されます。接合に入力要素の 1 つとして鉄骨以外の要素(たとえば柱と基礎の間のベースプレート接合用のコンクリート要素)が含まれる場合、伝播コマンドは使用できません。

標準鉄骨接合を伝播するには次のように操作します。

1. [標準鉄骨接合]を選択します。
2. 右クリックして、コンテキスト メニューから[接合を拡大]を選択します。
3. 選択した接合が現在のプロジェクトの類似する入力状況で再作成されます。

伝播は次に基づいて行われます。

• 入力要素の数。
• 入力要素の構造タイプ: 梁または柱。
• 入力要素の断面タイプ。
• 入力要素間の相対的なジオメトリ位置。
  • 接合領域: 要素の始点/終点をオンまたはオフ。
  • フランジまたはウェブの位置。
  • 入力要素間の角度。
  • 入力要素の位置合わせ。

標準鉄骨接合は、同じファミリ、タイプ、および特定の接合インスタンス パラメータを使用して伝播されます([接合タイプ パラメータを上書き]および[パラメータを修正])。

注: スチフナの接合は伝播できません。