鉄骨製造ワークフローで使用できる構造鉄骨フレームと柱の形状およびファミリについて学習します。
構造鉄骨柱とフレームのみが、鉄骨製造ワークフローでサポートされています。構造鉄骨柱とフレーム要素を鉄骨製造ワークフローで使用するためには、一連の要件を満たす必要があります。
- 非線形要素はサポートされないため、製造ワークフローにこれらのタイプの要素を含めると警告メッセージにより通知されます。
- テーパ、複合、溶接、多孔性、ジョイストの要素はサポートされないため、製造ワークフローにこれらのタイプの要素を含めると警告メッセージにより通知されます。
- サポートされているのは、単純な押し出しまたはスイープを使用してファミリ内で作成された要素だけです。追加のコンポーネントや開口部を持つ要素(他の要素に沿ってファミリ内で定義された要素)はサポートされていません。
- [ファミリ カテゴリ]ダイアログ ボックスの[モデルのマテリアルの動作]パラメータを[鉄骨]に設定する必要があります。
- [ファミリ カテゴリ]ダイアログ ボックスの[断面形状]パラメータをサポートされたシェイプに設定する必要があります。
- サポートされている形状:
熱間圧延鋼断面形状
* 形状にはすべての[寸法]パラメータおよび[詳細寸法]パラメータが設定されている必要があります。
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鋼管の標準
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I 形パラレル フランジ
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I 形傾斜フランジ
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I 形ワイド フランジ
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溝形鋼パラレル フランジ
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溝形鋼傾斜フランジ
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I スプリット パラレル フランジ
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I スプリット傾斜フランジ
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構造ティー
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等辺山形鋼
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不等辺山形鋼
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平鋼
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冷間成形鋼断面形状
* 形状にはすべての寸法パラメータが設定されている必要があります。
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矩形 HSS (冷間成形鋼)
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HSS 丸鋼(冷間成形鋼)
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C 形プロファイル
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C 形プロファイル(折り曲げ付き)
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C 形プロファイル(リップ付き)
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- [標準]の詳細レベルで定義されている形状には直線セグメントのみを含める必要があります。丸い形状は含めることができず、細部詳細レベルでのみ定義する必要があります。
- [標準]と[詳細]の詳細レベルの接合された要素の形状は一致する必要があります。細部標準レベルで定義された直線セグメントは、細部詳細レベルで定義されたセグメントと重なり合っている必要があります。[標準]の詳細レベルの形状が[詳細]の詳細レベルの形状と同じでない場合は、鉄骨製造形状は作成されず、警告メッセージで通知されます。
- サポートされているのは、閉じたループを使用して定義された断面だけです。複層断面と溶接断面はサポートされていません。
- 冷間成形断面の外径は、内径とプレート厚の合計に一致している必要があります。