寸法の作業では、鉄骨製造要素をコントロールする規則を考慮してください。
製造要素、またはモディファイアやパラメトリック切断によって作成された切断上にある、構造接合の一部である要素に、平行寸法、長さ寸法、角度寸法、半径寸法、直径寸法、指定点高さ寸法、指定点座標寸法、指定点勾配寸法を追加することができます。
- 標準およびカスタム接合要素上に配置された寸法は、接合を解除するときに削除されます。
- 標準接合要素の寸法は、標準接合をカスタム接合に変換すると削除されます。
- カスタム接合の要素の寸法は、修正しない場合でも、カスタム接合編集モードを終了すると削除されます。
- 場合によっては、ボルト グループの修正、ボルトやアンカーの追加や削除、または接合の入力要素の順序を変更するときに、接合によって作成されたボルトまたはアンカー上の寸法が適切に保持されません。ボルトとアンカー グループの変更につながる標準接合上の変更は、これらのアンカーまたはボルトに配置された寸法に影響を与える可能性があります。
- 場合によっては、接合の要素を追加または削除すると、ボルトまたはアンカー グループのパターンが変更され、ボルトまたはアンカーに配置された寸法が削除されます。
- 梁または柱の始点または終点に配置された寸法は、端点に切断が適用された後に表示されなくなります。
- 長さ寸法は、製造鉄骨要素のジオメトリに切断を適用すると表示されなくなります。
- Revit 2019 にアップグレードするときに、Revit 2018 ファイルの一部の寸法が表示されなくなる場合があります。表示されなくなる可能性があるのは、ボルトやアンカーの面、指定点勾配、指定点高さ、指定点座標、長さの各寸法、または線と点の間の寸法などです。
注: 注記を含んだ Revit 2018 モデルをアップグレードする際、すべての注記が保持されている場合でも、一部の注記が失われる可能性があるというメッセージが表示されます。
- リボンの[コピー]コマンドを使用して、接合の要素上に配置された寸法だけをコピーして同様の要素上に配置することはできません。ただし、キーボード コマンドのコピーと貼り付けを使用すると、寸法の小さなグループのみをコピーすることができます。
- 寸法の穴や頭付スタッドの中心は追加できません。
ヒント: ボルトまたはアンカーの中心に寸法を記入するには、表示スタイルをワイヤフレームに切り替える必要があります。寸法記入するボルトやアンカーの軸が見つからない場合は、軸がハイライト表示されるまで[Tab]キーを複数回押してみてください。
- 鉄骨要素に適用される寸法に拘束を作成できません。ロックはこれらの寸法上に表示されません。
- 鉄骨要素上に配置される寸法の値を変更することはできません。寸法を修正しても、参照要素のサイズの変更や移動はできません。
- リンクされたファイルに読み込まれたことのないビュー内では、リンクされた鉄骨要素に寸法を記入することはできません。
- 接合の一部ではないプレート上に作成した寸法は、詳細レベルが[標準]または[粗い]に設定されている場合でも表示されます。