トラブルシューティング: 日照シミュレーション

日照シミュレーションでよく発生する問題を識別し解決する方法を説明します。

シェーディングされたビューで照明が暗すぎる

症状: シェーディングされたビューの一部で、照明が予測よりも暗くなります。

問題: ソフトウェアの変更により、シェーディングされたビューの一部で照明がわずかに暗くなります。

解決方法: この問題を解決するには、次の操作を試してください。

太陽パスをオンにしたが太陽が表示されない

症状: 太陽パスをオンにしたところ、地表のコンパスは表示されますが、太陽が表示されません。

問題: 現在、日照シミュレーションのモードが[照明]で、[ビューを基準]が選択されています。[ビューを基準]が選択されていると、太陽の位置がビューの方向によって制御されるため、太陽が表示されません。

解決方法: ビュー コントロール バーで、 [太陽のパス オフ/オン] [日照設定]をクリックし、次のいずれかを実行してください。

太陽パスが、モデルの更新に合わせてサイズ変更されない

症状: モデルを変更した後、モデルに対して太陽パスが大きくなりすぎ、または小さくなりすぎます。

問題: 既定では、太陽パスは、ビュー内のモデル半径の 150% で表示されます。モデルのサイズまたはモデルの要素の表示設定を変更すると、境界ボックスのサイズは自動的に更新されますが、太陽パスは自動的にはサイズ変更されません。

解決方法: 太陽パスを右クリックして[モデルにフィット]をクリックすることにより、サイズ変更された境界ボックスに合わせて太陽パスのサイズを更新します。または、太陽パスをいったん無効にし、再度有効にすることもできます。

太陽パスが非常に大きい

症状: 読み込んだ DWG ファイルを含むプロジェクトで、太陽パスが非常に大きくなります。

問題: 2D または 3D ビュー内の太陽パスの表示サイズは、表示されているモデル要素を囲む境界ボックスのサイズによって決まります。読み込んだ DWG ファイルに、非常に大きな境界ボックスで囲まれたフローズン レイヤがある場合は、これにより太陽パスが非常に大きくなります。

解決方法: ビューから不要なレイヤを削除した後、太陽パスを右クリックして[モデルにフィット]をクリックし、サイズ変更された境界ボックスに合わせて太陽パスのサイズを更新します。

太陽パスのコンパスが[真北]に設定されていない

症状: 太陽パスの地表のコンパスが[真北]に設定されていません。

問題: [プロジェクトの北]が[真北]に向いていません。

解決方法: ビューを[真北]に回転して、建物モデルの正しい側面に自然光が当たり、天空を移動する太陽を正確にシミュレーションできるようにします。

太陽パスが印刷されない

症状: 太陽パスはビュー内に表示されますが、ビューの一部として印刷することができません。

問題: 太陽パスは、ビューの一部として印刷することを想定していません。

解決方法: 日照シミュレーションのイメージをプロジェクトに保存して、そのイメージを印刷します。