集計キーの共有パラメータ

集計キーで共有パラメータを使用して、モデル内の要素のプロパティを設定および変更します。

カテゴリに関連付けられている共有インスタンス パラメータは、そのカテゴリの集計キーを作成するときに、使用可能なフィールドとして表示されるようになりました。集計キーを作成するときに、共有パラメータをカテゴリに追加することもできます。集計キーで共有パラメータを使用すると、集計キーによってジオメトリを操作したり、ファミリの表示をコントロールすることができます。ファミリで共有パラメータを使用し、集計キーに共有パラメータを含めて、集計キーを使用してファミリ ジオメトリをコントロールします。

キーを要素に割り当てる

キーが要素に適用されると、キーによって割り当てられたプロパティは、プロパティ パレットで読み取り専用になります。キー値と位置合わせされたパラメータ値には、値の右に「=」が表示されます。キー値と位置合わせできないパラメータ値には、「≠」が表示されます。

集計キーの空白または Null 値は、キーが割り当てられている場合に異なる方法で処理されます。この動作は、パラメータのタイプまたは用途に基づいています。
  • プロジェクト パラメータ - 集計キー内の変更可能な値の空白/Null 値は、キーが要素に割り当てられている場合に維持されます。
  • プロジェクト共有パラメータ - 集計キー内の変更可能な値の空白/Null 値は、キーが要素に割り当てられている場合に維持されます。
  • ファミリ共有パラメータ - ほとんどの場合、既定値が必要です。集計キーで既定値が設定されていない場合、キーが割り当てられると、ファミリ タイプの既定値が使用されます。既定値を必要としないパラメータ タイプの場合、空の値(要素に割り当てられているキーの場合)は、集計キーでは空白として表示されます。

要素からキーを除去する

キーを割り当てた後に要素に割り当てたパラメータ値は、キーを「なし」に戻したときに保持されるようになりました。最後に割り当てた値は残ります。キーが「なし」に設定されている場合、次のカテゴリでは値が保持されません。
  • 空調システム
  • 電気回路
  • 電気機器
  • 空調システム ゾーン
  • 衛生器具
  • スペース
  • システムゾーン
  • 水の循環
  • エリア
  • マテリアル
  • 部屋
  • 構造接合

共有パラメータ」、「集計キーを作成する」、「キーを要素に適用する」を参照してください。

この機能は、Ideas フォーラムでお客様から推薦による支持を受けたものであり、製品ロードマップに記載されています。