2022 リリースでは、過去数回の 2021  ジェネレーティブデザインの更新で改善されたすべての内容が Revit に統合されています。(「アクセスの詳細」を参照)。 
  
Revit 2021 リリース以降の ジェネレーティブデザインの改善点には次のようなものがあります。特定の改善点、および各更新のリリース ノートの詳細については、 ジェネレーティブデザイン 2021 の新機能を参照してください。
	 
サンプルのスタディ タイプ
 
		 
		- 3 つの追加のスタディ タイプが利用可能に: オブジェクトをランダムに配置、オブジェクトをグリッド状に配置、オブジェクトをステップ グリッド状に配置。
		  
 - サンプル スタディ タイプの詳細なヘルプ トピックで、「モデルを準備する」セクションを参照して、サンプルの Revit モデルを使用してサンプル スタディを作成し、 ジェネレーティブデザインを使用して実験する方法の詳細をご覧ください。
		  
 - サンプル スタディ タイプを使用するケース スタディについては、「お試しください: ジェネレーティブ デザイン」を参照してください。ケース スタディでは、実際の距離のガイドラインに従ったレストランのレイアウトに対してジェネレーティブ デザインを使用しています。
			 
 
		  
 -  サンプルのスタディ タイプが、読み取り専用ファイルとして次の場所に保存されるようになりました。
			 
 %PROGRAMDATA%\Autodesk\AECGD\Revit\Samples 2022\<言語ロケール> 
			 
 
			 オートデスクのサンプルのいずれかを使用してスタディを作成するには、[スタディを作成]ダイアログ ボックスの[フォルダを選択]で、[オートデスクのサンプル]を選択します。
			 
 
			 サンプルのスタディ タイプに変更を行うには、まず別の場所にスタディ タイプのコピーを保存します。
			 
 
		   - サンプルのスタディ タイプで、スタディを定義するための既定の設定が提供されるようになりました。
		  
 
 
	  
スタディ タイプの共有
 
		 
		これらの改善により、スタディ タイプをチーム メンバーと簡単に共有できるようになりました。
		
 
		- ローカル フォルダやマッピングされたネットワーク ドライブなど、複数のフォルダにスタディ タイプを保存します。
		  
 - [スタディを作成]ダイアログ ボックスのドロップダウン リストを使用すると、目的のスタディ タイプを含むフォルダをすばやく選択できます。
			 
 
		  
 - リストにフォルダを追加し、簡単なインタフェースを使用してフォルダを再配置します。フォルダが不要になった場合は、リストからフォルダを削除します。
		  
 
 
	  
スタディの入力を定義する
 
		 
		[スタディを定義]ダイアログ ボックスで、次の操作を実行できるようになりました。
		
 
		- 現在の入力設定を他のスタディの既定として保存します。
		  
 - 必要に応じて、Revit ドロップダウン リストから入力を選択します。
		  
 - 変数の入力を定数値に変更します。
			 
 
		  
 
 
	  
 ジェネレーティブデザイン ツール(Dynamo)
 
		 
		次の改善により、Dynamo の作成者がスタディ タイプを簡単に作成および編集できるようになりました。
		
 
		- 新しいツールのセットを使用することで、スタディ タイプの作成および更新プロセスが合理化され、簡略化されます。これらのツールにアクセスするには、[ジェネレーティブ デザイン] 
 [ジェネレーティブ デザイン ツールを開く]をクリックします。
		   - ツールは、Dynamo ウィンドウの右側のパネルに表示されます。[スタディ タイプ]タブをクリックして、現在のグラフのスタディ タイプを、関連する従属ファイル フォルダを含めて作成または更新します。
			 
 
		  
 - Dynamo を使用して、ローカルにインストールされていないパッケージを使用するスタディ タイプを開く場合、不足している依存関係があることを知らせる警告メッセージが表示されます。必要なパッケージまたはカスタム ノードをインストールするか、何も実行しないか(問題は手動で解決します)、問題を解決するオプションを選択します。この改善により、Dynamo に Dynamo のスタディ タイプを実行または編集するために必要な要素が含まれるようにするプロセスが合理化されました。「トラブルシューティング: 依存関係が見つからない」を参照してください。
		  
 - [問題]タブをクリックしてグラフの問題を表示し、解決します。問題の説明には、注意が必要なノードへの Direct Link が提供され、トラブルシューティングのプロセスを合理化します。
		  
 - グラフの作成時に Remember ノードを省略すると、Dynamo がそれを検出し、Remember ノードを追加する場所が示されます。キャンバス内のボタンをクリックするだけで、ノードを追加できます。
		  
 - Remember ノードはメッシュ ジオメトリを処理してキャッシュできるようになりました。
		  
 
 
	  
新しい学習コンテンツ
 
		 
		- 新しいヘルプ トピックは、Revit の ジェネレーティブデザイン機能にアクセスするために Dynamo を使用する必要がある設計者をサポートします。
			 
 
		  
 - スタディ タイプを作成する Dynamo 作成者のために、次のトピックに追加情報が提供されています。
			 
 
		  
 
 
	  
パフォーマンスの向上
 
		 
		 
		   ジェネレーティブデザインは以前よりも高速にスタディを実行し、より迅速に結果を提供します。
		
 
		また、表には見えない部分の変更を行った結果、 ジェネレーティブデザインを開始するときと、さまざまなスタディの成果を検討するときのパフォーマンスが改善されました。特に、多数のスタディを実行したときに、これらのパフォーマンスが向上したことがわかります。
		
 
		注: アップグレード後に、既存のスタディの成果データに対して 1 回限りの更新が行われることがあります。多数のスタディを作成していた場合は、更新後、初めて ジェネレーティブデザインを開始したときに、わずかに遅く感じるかもしれません。