ビデオ: 表示設定とグラフィックス表示をコントロールする

オブジェクト スタイル、および表示設定とグラフィックスの上書きを使用して、モデル内での要素の表示方法をコントロールします。

このビデオは、次のことを示します。

1. 要素の表示を決める主要なコントロールを理解する。
2. [オブジェクト スタイル]ダイアログを理解する。
3. ビュー内の線の太さをコントロールする。
4. ビューの上書きを適用する。
5. [表示/グラフィックスの上書き]ダイアログを使用してグラフィックスの表示設定をコントロールする。

注: このビデオは、Revit 2011 を使用して作成されました。Revit LT を使用して手順を実行するときは、機能やユーザ インタフェースが多少異なる場合があります。

トランスクリプト

Revit LT では、要素の表示はいくつかの要因によってコントロールできます。オブジェクトの表示を変更するための主要なコントロールとなるのが、プロジェクトのオブジェクト スタイル、および、ビューの表示設定とグラフィックスの上書きです。

オブジェクト スタイルはグローバルなプロジェクト設定です。各カテゴリには、投影線と切断線の太さの値があり、それに加えて、使用される線の色と線種パターン用の設定もあります。モデル、注釈、読み込み済みオブジェクトについて、それぞれの表示をコントロールするための別々のタブがあります。読み込み済みオブジェクトは、DWG ファイルの読み込み後にプロジェクトに追加された要素です。

切断線の太さは、切断線がビューの切断面と交差する場合にオブジェクトに適用されます。オブジェクトが切り取られない場合は、投影線の太さが使用されます。この例では、平面図ビューで切り取られる壁は太く表示され、切断面の下の壁では投影線の太さが使用されています。カテゴリによってはサブカテゴリを持つものもあり、オブジェクトの表示の一部分をより詳細にコントロールできます。たとえば、ドアには多くのサブカテゴリがあります。

ビューには、要素の表示方法をコントロールするための上書きを持たせることができます。このビューでは、家具がオンになり、柱はシアンの色で表示するように設定されます。表示とグラフィックスの上書きを使用しているため、この変更はこのビューでのみ発生します。

[表示とグラフィックス]ダイアログでは、チェック マークを使用して、カテゴリまたはサブカテゴリの表示をオンまたはオフにすることができます。上書きはオブジェクトの切断の値や投影の値にも適用できます。これで、[表示/グラフィックス]ダイアログで加えた変更がビューに反映されます。

オブジェクト スタイル、および表示設定とグラフィックスの上書きの両方を使用して、Revit LT プロジェクトでの要素の表示方法をコントロールします。