クライアントやチーム メンバーにモデルを提示するために、ウォークスルーをビデオ(AVI ファイル)または一連のイメージとして書き出すことができます。
このビデオは、次のことを示します。
ウォークスルー アニメーションはプレビューが可能で、Revit LTで再生できます。アニメーションを AVI ムービーとして書き出せば、Revit LT を使用していないユーザとアニメーションを共有することができます。
最初に、プロジェクト ブラウザのウォークスルー ビューを開き、書き出すウォークスルーを選択します。次に、アプリケーション メニューを使用して、[書き出し] [イメージおよびアニメーション]にナビゲートし、 (ウォークスルー)をクリックします。
[出力長さ/形式]ダイアログでは、[フレーム範囲]および[フレーム/秒]が指定されています。フレームの合計数や、1 秒あたりのフレーム数でアニメーションの長さが決まります。
コンピュータで再生する場合、一般的なフレーム レートは 1 秒あたり 15 フレームが適しています。アニメーションをテレビで再生したり、ビデオ制作に使用する場合は、フレーム レートを 30 に設定することを検討してください。
フレーム レートを変更する場合、目的のアニメーションの長さを維持するためにはウォークスルー内の合計フレーム数も変更する必要があります。
ウォークスルー フレームを編集する際のカメラの移動スピードは、キー フレームのアクセラレータの係数を変更することによって変更されます。値を高くするほどカメラの動きが速くなり、値を小さくするほどカメラの動きが遅くなります。プロジェクトの必要に応じてカメラの速度を調整します。
ダイアログの[形式]領域で、アニメーションの表示スタイルとサイズをピクセル単位で設定します。[出力長さ/形式]ダイアログで行った変更は、アニメーションの書き出しにかかる時間に直接影響します。大きな寸法サイズはもとより、フレームの数、シェーディング、影、レンダリングされた表示スタイルなど、すべてウォークスルーの書き出し時間が長くなる要因になります。
AVI ファイルを書き出す先の場所と名前を選択します。
ご使用のコンピュータにインストールされたビデオ圧縮コーデックで、完成した AVI ファイルのサイズを圧縮することもできます。他のビデオ ファイルと同様に、完成した AVI ファイルをプロジェクトのプレゼンテーションに使用します。