ビデオ: 配列を作成する

直線状または円形状のパスに繰り返し要素を作成します。

このビデオは、次のことを示します。

  1. 直線状の配列と円形状の配列について理解する。
  2. 円形状の配列を作成する。
  3. 直線状の配列を作成する。
  4. 2 番目の配列を作成してグリッドを作成する。
注: このビデオは、Revit 2018 を使用して作成されました。Revit LT を使用して手順を実行するときは、機能やユーザ インタフェースが異なる場合があります。

トランスクリプト

Revit LT のモデルまたはファミリでは、[配列]ツールを使用して 1 つ以上の要素のインスタンスを複数作成して同時に操作できます。円形状配列の作成では、要素は円弧をたどります。 直線状配列の作成では、要素は直線をたどります。

この例では、テーブルと椅子をカフェテリアに追加します。まず、テーブルの周りに椅子を配置します。 椅子を選択し、[修正]タブで[配列複写]をクリックします。 オプション バーで、[円形状配列]をクリックします。 [指定]で[2 点間]を選択して配列内の要素の間隔を指定します。 要素間の角度を指定するには、オプション バーを使用するか、図面で定義することができます。 椅子の中央にある青い点は回転の中心です。 その点をテーブルの中心までドラッグします。 椅子の中央をクリックして円弧を開始します。 テーブルの周りで角度が 60 度になるまでカーソルを動かし、もう一度クリックして円弧を終了します。 選択した要素を繰り返す回数が表示されます。 「6」と入力して[Enter]を押します。 テーブルの周りに 60 度の間隔で 6 つの椅子が配置されます。

次に、テーブルと椅子をカフェテリア全体に複製し、部屋を満たす複数の列を作成します。 Revit LT では、直線状の配列に対して 1 方向のみ指定できます。まず、テーブルと椅子の直線状配列を作成して 1 列作成します。 次に、作成した列から別の方向に別の直線状配列を作成します。

テーブルと椅子の最初の列を作成するために、もう一度[配列複製]ツールをクリックします。 テーブルを選択し、[Ctrl]キーを押しながら椅子の 1 つを選択します。 配列グループを選択したことを示すツールチップと点線の輪郭が椅子の周りに表示されます。 [Enter]キーを押して、配列する項目の選択が完了したことを示します。 オプション バーで[直線状配列]を選択します。 [グループ化と関連付け]をオンにして配列項目を 1 つのグループにまとめ、後で配列を変更することができます。 [項目数]に「3」と入力します。 [指定]には、配列の最後の項目を配置することを示す[終端間]を選択します。 残りの項目が最初と最後のセットの間に均等に配置されます。

配列の列を定義するには、まずテーブルの中心をクリックします。 次に、下の壁の近くをクリックして、配列の最後の項目を配置します。 3 組のテーブルと椅子のセットが直線状に配置されます。 [Enter]を押して、配列複写を終了します。 配列要素の間隔を調整するには、最初または最後の項目を選択して、必要に応じて移動します。

これで、テーブルと椅子の列を部屋全体に複製できるようになりました。 テーブルと椅子の各セットを選択し、[配列複写]をクリックします。同じ方法で 3 つのセットを作成します。

配列を作成した後、必要に応じて配列を修正できます。 たとえば、テーブルと椅子を 1 列選択します。 配列のレイアウト線上の数値は、項目を繰り返す回数を示します。 項目数を変更するには、数値を編集して[Enter]を押します。

ここで、ドアの近くの列を変更してテーブルと椅子の 1 セットを削除する必要があります。 カーソルをテーブルの上に移動すると、その列の 3 つのテーブルすべてが列の配列を示す青い点線で囲まれます。 [Tab]キーを押してクリックすると、1 セットのテーブルと椅子を含む配列だけが選択されます。 [グループ]アイコンをクリックして、グループからこの配列項目を削除します。 警告メッセージが表示されたら、クリックして閉じます。

配列を使用すると、モデル内の要素の複数セットを簡単に作成して管理できます。