建物の周辺環境を提供するために、土木設計者によって作成された地盤面を Revit モデルにリンクします。
このビデオは、次のことを示します。
プロジェクトの外構設計に Autodesk Civil 3D を使用しているチーム メンバーとコラボレーションする場合、その地盤面サーフェスを Revit ファイルにリンクすることができます。このリンク機能は、Autodesk Docs ワークフローを使用しているプロジェクトで有効です。[地盤面をリンク]を使用する前に、Autodesk Desktop Connector がインストールされ、ユーザおよび Civil 3D を使用しているチーム メンバーが同じ Autodesk Docs プロジェクトにアクセスできることを確認します。
外構設計のサーフェスを作成する Civil 3D でワークフローを開始します。TIN サーフェスを完成させてから、[出力]タブで、[サーフェスをパブリッシュ]をクリックします。ダイアログで、パブリッシュするサーフェスを選択します。グリッド サーフェスおよび 100 万を超える点を含む大きなサーフェスをフィルタで除外します。Autodesk Docs の場所を参照して、ファイル名を入力し、[保存]をクリックします。タスク ダイアログで[OK]をクリックし、サーフェスをパブリッシュします。
パブリッシュされたサーフェスを Autodesk Docs 上で表示して、サーフェスが正確であることを確認することができます。
サーフェスを Autodesk Docs プロジェクトにパブリッシュすると、地盤面を Revit モデルにリンクする準備が完了します。まず、地盤面カテゴリが表示可能となるビューを開きます。この例では、3D ビューを開きます。[挿入]タブの[地盤面をリンク]をクリックします。ダイアログで、Autodesk Docs の場所(サーフェスを Civil 3D からパブリッシュした場所)にナビゲートして、[リンク]をクリックします。
リンクは[自動 - 共有座標を指定]設定を使用して配置され、取り込むジオメトリの原点(ワールド座標系)が Revit ファイルの共有座標(測量点)に位置合わせされます。取り込むファイルに地理的情報がない場合は、代わりに[中心合わせ]が使用されます。取り込むジオメトリが複数のサーフェスで構成されている場合、各サーフェスは個別の地盤面要素です。
地盤面リンクをネイティブの Revit 地盤面と同様に操作して、設計の開発を続行することができます。
また、Civil 3D で設計の開発を続行することもできます。Civil 3D で行った変更が Autodesk Docs にパブリッシュされると、Revit LT でリンクを再ロードして変更内容を反映することができます。[挿入]タブで[リンクを管理]をクリックします。[リンクを管理]ダイアログで、[地盤面]タブを選択します。リンクした地盤面ファイルがここに一覧表示されます。更新された地盤面を選択し、[再ロード]をクリックします。Revit モデル内のリンクした地盤面ファイルが更新され、Autodesk Docs にパブリッシュされた変更内容が反映されます。
Civil 3D と Revit LT を Autodesk Docs およびリンクした地盤面とともに使用して、プロジェクトで共同作業します。