レンダリング > クラスタ
![[クラスタ]ダイアログ ボックス](../../images/clusterIalog.png)
[ファイル]: 次のファイル オプションがあります。
[新規]: クラスタ化用プリセットの新しいセットを作成します。
[ロード]: .xml ファイルからクラスタ化用プリセットをロードします。
[レガシーを読み込み]: 従来の .xml ファイルからクラスタ化用プリセットをロードします。
[保存]: 現在の定義をクラスタ設定ファイル(.vhpc)に保存します。
[名前を付けて保存]: 現在の定義をクラスタ設定ファイル(.vhpc)に保存します。
[編集]: 次の編集オプションがあります。
[クラスタ設定]: 複数のレンダー ノードを一度に追加できる、[クラスタ設定]ダイアログ ボックスを開きます。
![[クラスタ設定]ダイアログ](../../images/ClusterConfigDialog.png)
[ファイルから設定を読み込む]: すべての使用可能なクラスタ ノードの名前を含む設定ファイルを選択します。ファイルは外部で生成することができます。たとえば、スタートアップ スクリプトは、すべての使用可能なクラスタ ノードの名前を含むファイルを生成できます。このフィールドにある設定ファイルは、[開始]ボタンをクリックするたびに読み込まれます。
[設定]: 設定を追加します。VRED の旧リリースのクラスタ モジュールの接続文字列を含む、幅広い形式が認識されます。
PC1 PC2 PC3 PC4
PC1, PC2, PC3, PC4
PC1 - PC4
Master1 {PC1 PC2 PC3}
Master1\[forwards=PC1|PC2|PC3\]
Master1 {C1PC01 - C1PC50} Master2 {C2PC00 - C2PC50}
[計算ノードを追加]: クラスタにレンダリング ノードを追加します。
[計算ノードを削除]: クラスタからレンダリング ノードを削除します。
[ネットワークを追加]: クラスタにネットワークを追加します。
[ネットワークを削除]: クラスタからネットワークを削除します。
[診断]: 次のファイル オプションがあります。
(Powerwall または CAVE などに)投影するクラスタを設定できる、[ディスプレイ設定]ダイアログ ボックスを開きます。 投影、ディスプレイ、ウィンドウ、およびビューポートを追加してから、これらのアトリビュートをカスタマイズします。終了したら、[適用]をクリックしてから、[OK]をクリックします。
![VRED の[ディスプレイ設定]ダイアログ](../../images/DisplaySetupDialog.png)
このセクションには、ディスプレイの設定に追加されたすべての投影が表示されます。[投影を追加]をクリックしてから、右側の[投影]プロパティを使用して名前を変更し、投影のタイプを設定して、選択したディスプレイのアトリビュートをカスタマイズします。
投影を削除するには、[投影]リスト内で投影を選択し、[削除]をクリックします。
このセクションには、ディスプレイの設定に追加されたすべてのディスプレイ、ウィンドウ、およびビューポートが表示されます。ディスプレイのタイプを追加するには、次のいずれかをクリックします。
次のいずれかを追加したら、右側のプロパティを使用して、選択したディスプレイのアトリビュートをカスタマイズします。
これらのディスプレイのいずれかを削除するには、[ウィンドウとビューポート]リストでディスプレイを選択し、[削除]をクリックします。
クラスタ オプションにアクセスするには、ツリー内の[オプション]のエントリをクリックします。

[データの圧縮]: VRED のシーングラフをクラスタ ノードに転送するのに使用する圧縮方法。
[オフ]: 圧縮なし。
[中]: 高速だが低い圧縮率。
[高]: 低速だがより高い圧縮率。
[イメージの圧縮]: レンダリングされたイメージをクラスタ ノードから VRED に転送するのに使用する圧縮方法。
[オフ]: 圧縮なし。
[低(ロスレス)]: 品質を損なわない低い圧縮。
[中(ロッシー)]: 1/3 の固定圧縮率で高速。
[高(ロッシー)]: 低速だが高い圧縮率。
[アクションを開始/停止]: このオプションは、クラスタの停止またはクラスタのクラッシュ時にレンダリング時間が非常に長くなるのを防止するために使用できます。
[何もしない]: クラスタの開始またはクラスタの停止時に何もアクションを実行しません。
[ダウンスケールをオフ/オン]: ダウンスケールをクラスタの開始時に[オフ]、クラスタの停止時に[オン]に切り替えます。
[レイトレーシングをオン/オフ]: クラスタのレンダリング中はレイトレーシングを有効化し、クラスタの停止時には OpenSG レンダリングを使用します。
[レンダリングをオン/オフ]: クラスタが実行されていない場合に、レンダリングを[オフ]に切り替えます。
[静止画スーパーサンプリング]: 静止アンチエイリアシング中に、CPU 使用率が非常に低下している場合、イメージ サイズを大きくして使用率を高めます。2x2 のスーパーサンプリングで、クラスタで 4 ピクセルのレンダリングした後、単一のピクセルに結合します。同じレンダリング品質を得るには、イメージ サンプルの数は 4 分の 1 に縮小する必要があります。(9 では 3x3、16 では 4x4)
[均質なクラスタ]: 選択されていない場合、ロード バランサはクラスタ接続の開始時にレンダー ノードのパフォーマンスを計測します。選択されている場合、ロード バランサはレンダー ノードが互いに同じパフォーマンスになると想定し、これらのパフォーマンスを計測しません。すべてのレンダー ノードで同じハードウェアを使用している場合は、不要な、かつ正確とは限らない計測を避けるために、このオプションを選択します。
[並行フレーム]: 多くのノード(100 を超える)で低解像度のレンダリングをするクラスタでは、このオプションを使用してフレーム レートを増加します。ノードが 500 個あり、[並行フレーム]を 2 に設定した場合、250 のノードで 1 つのイメージをレンダリングしながら、250 のノードで次のイメージをレンダリングします。これにより遅延が大きくなるため、高いフレーム レート上でのみ使用する必要があります。
[フレーム バッファ]: VRED では、最後のイメージがネットワーク上で転送されている間に、新しいイメージをレンダリングすることができます。低速なインターネット接続でフレーム バッファ数を増やすと、フレーム レートが増加する場合があります。
ネットワーク オプションにアクセスするには、ツリー内の[ネットワーク]のエントリをクリックします。

[説明]: ドキュメントのみです。
[有効]: これを選択しない場合、このネットワークに接続しているすべてのノードはクラスタ レンダリング時に使用されません。
[暗号化済み]: ネットワークの通信全体が暗号化されています。各セッションに対して新しいキーが使用されます。通信では、ネットワーク セッションのリスニングと記録に対して保護されます。ネットワーク インフラストラクチャへの攻撃や巧妙な「中間者攻撃」を想定している場合は、暗号化ハードウェアまたは署名証明書によって保護される暗号化など他の機構の使用を検討する必要があります。
暗号化には、次のアルゴリズムが使用されています。
鍵交換: Unified Diffie-Hellman、Ephemeral Unified Model Scheme (X9.63) または Static Unified Model (NIST)。1024 ビット
トランスポート レイヤ セキュリティ: AES128 ビット。
[ネットワーク タイプ]: 次のネットワーク タイプ オプションがあります。
[イーサネット]: 標準のネットワーク接続
[インフィニバンド]: Linux では ibverbs インタフェースを使用して、インフィニバンド ネットワーク カードと通信します。これによって IPoIB を使用するよりも高速となる場合があります。インフィニバンドを使用可能にするには、ノードもイーサネット上でアクセスできる必要があります。
[ネットワーク速度]: VRED では、このオプションを使用して通信を最適化します。ほとんどの場合、[自動]を選択します。10GBit イーサネットでは、[10 ギガビット]を選択することでスループットを向上できます。1GBit スイッチへの 10GBit リンクがある場合は、[1G に 10G アップリンク]を選択します。
[サービス ポート]: これは、VREDClusterService が受信接続をリスニングしている TCP ソケット ポートです。このポート経由の通信は、ファイアウォールによってブロックされていない必要があります。8889 が既定のポートです。別のポートで VREDClusterService を開始するには、-p オプションを使用します。
計算ノード オプションにアクセスするには、ツリー内の[ネットワーク]の下にあるいずれかのエントリをクリックします。

[名前]: 計算ノードの IP アドレスまたはホスト名。
[有効]: これを選択しない場合、このノードはクラスタ レンダリングに使用されません。
[レイトレーシングを使用]: 選択されていない場合は、レイトレーシングにこのノードが使用されず、レイトレーシングのライセンスは不要になります。
![]()
[クラスタを開始]: クラスタを開始します。
[クラスタを停止]: クラスタを停止します。