製品をさまざまな場所に配置するには、バックプレートを使用します。 レンダー ビュー(ビューポート)で背景イメージの表示を切り替えることができます。

バックプレートを作成する方法

1. メニュー バーで、[シーン] > [シーンプレート エディタ]を選択します。

2. シーンプレート エディタの左側を右クリックし、[バックプレートを作成]を選択します。

3. [プロパティ]の下の[名前]フィールドにバックプレートの名前を入力し、[繰り返しモード]でバックプレートをシーンに適用する方法を選択します。

   • [繰り返し] - イメージをタイル表示します。

     

   • [ミラー] - コンテンツを両端でミラー化します。

     

   • [デカール] - イメージを中央に配置して、シーンの残りを黒で塗り潰します。

     

   • [クランプ] - ピクセルをイメージの境界に沿って、シーンの両端まで引き延ばします。

     

   • バックプレート イメージを選択するには、フォルダ アイコンをクリックして、必要なイメージを選択します。いずれかの時点でイメージが更新された場合は、 (復元)をクリックして最新バージョンをロードします。

4. サイズと位置の下で、必要な値を調整します。

   絶対スケールでは、ピクセルが使用されます。相対スケールでは、パーセンテージが使用されます。

バックプレート スイッチを作成する方法

1. シーンプレート エディタの左側を右クリックし、[スイッチを作成]を選択します。

2. リストからスイッチにバックプレートをドラッグ アンド ドロップします。

3. チェックを追加して、スイッチ内のどのバックプレートを表示するのかを選択します。

   注:

   スイッチの子をオンにして表示されるようにした場合は、他のスイッチが自動的にオフになって、非表示になります。

複数のバックプレートを使用する方法

シーンプレートを使用すると、複数のバックプレートを設定し、それらのスイッチを作成し、バリアント セットを使ってバックプレートを切り替えることができます。ここでは、複数のバックプレートを使用する方法の例を示します。

第 1 部: バックプレートとビューポイントを作成する

1. [ファイル] > [読み込み]を使用して、製品のモデルを VRED にロードします。

2. バックプレートを追加します。

   注:

   バックプレートをトランスフォームするには、シーンプレート エディタ内の UI 要素を使用するか、またはトランスフォーム マニピュレータを使用します。

3. マウス ボタンを使用してカメラを移動し、製品を配置します。

   • 回転する場合は LMB (左マウス ボタン)
   • 横方向に移動する場合は MMB (中マウス ボタン)
   • 前後に移動する場合は RMB (右マウス ボタン)

4. [カメラ]アイコンをクリックして、[カメラ エディタ]を開きます。

5. [パース]カメラを選択し、右クリックし、[作成] > [ビューポイント]を選択して、ビューポートを作成します。

6. 2 番目のバックプレートを追加し、前のバックプレートをオフにして、新しいバックプレートのみが表示されるようにします。

7. マウス ボタンを使用してカメラを移動し、製品を配置します。

8. カメラ エディタで[トラック]を右クリックし、[作成] > [ビューポイント]を選択します。

続行する前に、ビューポイントを調べてみましょう。最初のビューポイントをダブルクリックします。製品の配置を調べます。2 番目のビューポイントをダブルクリックし、製品の配置がどのように変更されたのかを確認してください。配置は、「第 4 部: V セットのカメラ ビューを設定する」で修正します。

第 2 部: スイッチを作成する

1. シーンプレート エディタで両方のバックプレートを選択します。

2. バックプレートを右クリックして、メニューから[選択からスイッチを作成]を選択します。 Grouped_Nodes というスイッチの下でバックプレートがグループ化されます。

   注:

   [選択したノードからスイッチを作成]オプションが表示されない場合は、バックプレート上にカーソルを移動して、右クリックします。

第 3 部: バリアント セット(V セット)を作成する

1. [Vセット]アイコンをクリックします。

2. 左側の[バリアント セット]パネルで右クリックし、[新しいセット]を選択します。

3. シーンプレート エディタでGrouped_Nodes スイッチを選択し、V セットの[シーンプレート]タブまでドラッグします。

   注:

   V セットの[シーンプレート]タブまでドロップできない場合は、[新しいバリアント 1]を選択して再試行します。

4. バリアント セットの[シーンプレート]タブの[状態]の下で、[!None ]をクリックし、もう一度クリックしてドロップダウン メニューにアクセスし、リストからバックプレートを選択します。

5. 選択したバックプレートが正しいことを確認するには、[バリアント セット]リストで[新しいバリアント 1]をダブルクリックします。 製品が正しいバックプレートに配置されていない場合は、リストから他のバックプレートを選択します。

手順 2 ～ 4 を繰り返します。ただし、[新しいバリアント 2]および他のバックプレートを選択して、別のバリアント セットを作成します。

第 4 部: V セットのカメラ ビューを設定する

上記の手順で作成した 2 番目のバリアントセットでは、正しいビューポイント(カメラ ビュー)が使用されません。これをテストするには、[新しいバリアント 2]をダブルクリックします。 製品が正しく配置されていないことに注目してください。このセクションでは、正しいビューポイントを V セットにリンクして、製品の配置を修正します。

1. [バリアント セット]で[新しいバリアント 2]が選択されている状態で、[ビュー]タブをクリックします。
2. カメラ エディタでビューポイントをダブルクリックして、製品が正しく配置されているビューポイントを検索します。
3. 正しいビューポートを[バリアント セット]の[ビューポイント]セクションにドラッグします。
4. [新しいバリアント 1]を選択します。 これをダブルクリックすると、製品の配置が正しくないことが表示されます。
5. これを修正するには、カメラ エディタで他のビューポイントを選択し、[新しいバリアント 1]の[ビューポイント]セクションにドラッグします。

バリアント セットが正しくリンクされていることを確認するには、[新しいバリアント 1]をダブルクリックしてから、[新しいバリアント 2]をダブルクリックします。

シーンプレート エディタでバックプレートを管理する方法

シーンプレート エディタで、次の操作を実行します。

• バックプレートの選択を複製するには、選択項目を右クリックし、次のいずれかを実行します。

  • 左側を右クリックし、[編集] > [複製]を選択します。
  • エディタの下部にある ([複製]アイコン)をクリックします。

• シーンに表示するバックプレートの順序を変更するには、リスト内でバックプレートをドラッグ アンド ドロップして再配置します。

• バックプレートの選択を一緒にグループ化するには、選択項目を右クリックし、[グループを作成]を選択します。

• バックプレートを表示または非表示にするには、[シーンプレート エディタ]リストでオンまたはオフにします。