球の環境

球の環境

リアリスティックな反射と光源をシーンに追加する環境です。Truelight マテリアルで球の環境を使用します。これらが割り当てられる Truelight マテリアルで、計算済みのイメージベース ライティング(IBL)を使用できます。Truelight マテリアルのライティングは、球の環境の設定で調整できます。それぞれの球の環境は、マテリアル エディタで各 Truelight マテリアルの入力ノードとして割り当てることができます([Truelight マテリアルの一般設定] » [一般] » [環境]を参照してください)。球の環境は、OpenGL レンダリング モードで片面シェーダです。

球の環境は、テクスチャ ファイルから表現とライティングの動作を取得します。

マテリアル エディタの環境アトリビュート

環境マテリアル

シャドウおよびイルミネーション

HDR Light Studio

Lightmap LTD が提供する HDR Light Studio を使用して、球の環境の HDR イメージをインタラクティブに作成できます。起動時に HDR Light Studio のデモまたはフル バージョンによって VRED が検出されると、GUI のこの部分が表示されます。

カラー補正

トランスフォーム

球の環境マテリアルの球状投影のソースは、トランスフォーム パラメータを使用して設定できます。

レイトレーシング設定

これらの設定は、レイトレーシング モードでのみ有効です。

HDRLS にエリア ライトを接続する

VRED 環境を HDRLS (HDR Light Studio)に接続します。

注:

接続するには、HDR Light Studio をインストールする必要があります。

  1. マテリアル エディタで環境マテリアルを選択し、HDR Light Studio のアトリビュート セクションで[設定の編集とロード]をクリックします。

    設定の編集とロード

  2. HDR Light Studio で[エリア ライト]オプションを有効にしてライト ノードを作成すると、このライトがエリア ライトになります。VRED で自動的に長方形エリア ライトが作成され、エリア ライトのテクスチャ、トランスフォーム、有効状態、一次可視性を受け取ります。

  3. シーングラフで、このライトは HDRLS に接続されている環境マテリアルの環境ノードに表示されます。この環境に属しているすべてのエリア ライトが、シーン グラフとライト エディタの両方でグループに追加されます。

  4. [HDRLS エリア ライト]オプションのオンとオフを切り替えると、VRED でライト ノードが再作成されます。

    HDR Light Studio で、1,000.0 のスマート ドリーは、エリア ライトをワールドの中心または最後のライト ペイント ポイントから 1,000 単位(VRED の既定は mm)の位置に配置します。オブジェクトが 1,000 mm (1 m)より大きい場合、ライトは、最初はオブジェクトの内側にある可能性があります。スマート ドリーを増やすか、またはライト ペイントを使用してオブジェクトの外側に移動します。

    HDR Light Studio で、スマート ドリーのスカラーの基本設定を 10 に設定してみます。この設定によって、VRED でワールドの中心またはライト ペイントのエリア ライトの位置の既定距離が 10.000 単位に設定されます。スマート ドリーのスライダを使用して、ライトの距離を近づけてドーム内に入れます。この操作によって、ドームのジオメトリが大きくなり、エリア ライトがドーム内に収まります。