
織布マテリアルには、数多くの一般的な種類のファブリック プリセットが用意されており、外部テクスチャを使用することなく、カスタマイズされた布マテリアルを作成できます。また、テクスチャを読み込むことで、カスタマイズされた布パターンを使用することもできます。
[拡散光色] - シェーダの乱反射の色を設定します。このシェーダは、サーフェスの光の反射を多方向に分散させる場合に、このカラーを使用します。
[暗くする] - 拡散コンポーネントの外観をコントロールします。暗くする既定値 1.0 は、完全に拡散するサーフェスに対応します。1.0 より高い値はマテリアルを暗くし、それより低い値はマテリアルを明るくします。
[縦糸の色]/[横糸の色] - 垂直方向(縦)と水平方向(横)の糸の色を設定します。明るさを変更するには、スライダを使用します。関連するカラー チューザが開くには、右側にある色フィールドをクリックします。一般に縦糸および横糸に似た色を使用することが推奨されます。
[布地のプリセット] - さまざまな厳選されたマテリアル プリセットから選択します。これらのプリセットは、アセット マネージャ内の VRED Example Assets からも利用できます。布地のプリセットを選択すると、パラメータが自動的に変更されます。
[織物パターン] - 織物パターンは、糸が布地に織り込まれる方法を定義します。
[糸のタイプ] - 糸の光沢を定義します。
[糸のツイスト角度] - 糸のツイスト角度は、糸のタイプでの選択に応じて糸の光沢を決定します。
[ハイライトの幅] - 糸セグメントの光沢のあるハイライトの幅を定義します。
[露出] - 光沢のあるコンポーネントの明るさを定義します。
[ノイズ強度] - マットなサーフ スに自然なノイズ効果を設定します(仕上げ糸を推奨)。
[モアレの削除] - この値が高いほど、モアレ パターンをより効果的にソフトにすることができます。この値が過度に高い場合は、あらゆる構造がソフトになってしまい、サーフェス情報が失われる場合があります。
[高度な糸設定] - 横糸と縦糸の曲率を定義することができます。
プロシージャル BTF は、オブジェクトのサーフェスに織物パターンがマッピングされる方法に大きく依存しています。テクスチャ マッピングは、糸のサイズと方向、したがってその反射動作をコントロールします。
[テクスチャ モード] - テクスチャ投影モードを[UV 座標]または[トライプラナー]モードのいずれかに設定します。
[テクスチャ モード]を[UV 座標]に設定すると、テクスチャ投影の UV 情報が使用されます。次のパラメータを設定できます。
[パターンの繰り返し] - [テクスチャ モード]を[UV 座標]に設定すると、[パターンの繰り返し]は UV に沿ったテクスチャの繰り返し数を定義します。
[パターンの回転] - [テクスチャ モード]を[UV 座標]に設定すると、[パターンの回転]は UV に沿ったテクスチャの回転角度を定義します。
[テクスチャ モード]を[トライプラナー]に設定すると、UV 情報に関係なく、トライプラナー投影モードがアクティブ化されます。次のパラメータを設定できます。
[テクスチャ サイズ X/Y] - トライプラナー投影モードに設定されると、この値を使用して織物パターンを mm 単位でスケールできます。
[均一の繰り返し] - X/Y/Z 繰り返しフィールドすべてに同じ値を入力します。
[X/Y/Z 繰り返し UV] - すべての投影軸の繰り返し数を変更できます。
[X/Y/Z 回転] - すべての投影軸の回転角度を変更できます。
テクスチャ設定の詳細については、フォン マテリアルの「拡散テクスチャ」セクションを参照してください。
[テクスチャを使用] - 糸のイメージ テクスチャをロードします。イメージはサーフェス上のパターンとして使用されます。
糸のテクスチャ設定は、拡散テクスチャ設定と同一です。テクスチャ設定の詳細については、フォン マテリアルの「拡散テクスチャ」セクションを参照してください。
テクスチャ設定の詳細については、フォン マテリアルの「バンプ テクスチャ」セクションを参照してください。
[白熱光]、[透明度]、[サブサーフェス スキャタリング]、[変位]、[レイトレーシング]、[一般]の設定に関する詳細については、「Truelight マテリアルの一般設定」のセクションを参照してください。