以下に、VRED 固有の外部環境変数、および VRED におけるこれらの説明と値のリストを示します。
環境変数を初めて設定する場合は、次の場所で設定します。
この PC のアイコンを右クリックして、[プロパティ]を選択します。
![Windows の[プロパティ]オプション](../../images/env_Prop.png)
[システムの詳細設定]をクリックします。
![[システムの詳細設定]](../../images/env_adv_sys_set.png)
[詳細設定]タブをクリックして、[環境変数]ボタンをクリックします。
![[システムのプロパティ]ダイアログ](../../images/env_env.png)
[システム環境変数]セクション(下部)で、[新規]をクリックします。[新しいシステム変数]ダイアログ ボックスが開きます。
環境変数の名前と値を入力して、[OK]をクリックします。
![[新しいシステム変数]ダイアログ](../../images/env_new_sys_var.png)
次に示す環境変数は VRED 固有です。
| VRED 固有の変数 | 値/説明 |
|---|---|
VRED_ALLOW_STANDBY_MODE ADSK_VRED_ALLOW_STANDBY_MODE |
任意の値: マシンのスリープ モードへの移行を許可します。既定では、VRED でスリープ モードは禁止されています。 |
VRED_CLUSTERMANAGER_PATH |
クラスタ マネージャ データ(データベース、暗号化されたプロジェクト ファイル、イメージ)のユーザ定義ストレージ場所のパスを指定します。 |
VRED_COLLABORATION_NO_AUDIO |
任意の値: コラボレーション モードで VRED ネイティブ オーディオの使用を禁止します。 |
VRED_COLLABORATION_NO_UPLOAD |
任意の値: コラボレーション モードでシーンのアップロードを禁止します。 |
VRED_CURRENT_PROJECT _DIR |
読み取り専用: ロードされた VPB ファイルの現在のフォルダを返します。 |
VRED_CUSTOM_HANDS |
VR の手のカスタム ジオメトリを格納するユーザ定義フォルダのパスを指定します。 |
VRED_DATA |
読み取り専用: VRED データ フォルダのパスを返します。 |
VRED_DEBUG_IDLE_LICENSE |
任意の値: ライセンス アイドル モードでデバッグ出力を有効にします。 |
VRED_DISABLE_ADP |
任意の値: オートデスク データ コレクション機能を無効にします。 |
VRED_DISABLE_CASCADING |
任意の値: ライセンスのカスケードを無効にします。 |
VRED_DISABLE_CLIC_IPM |
任意の値: VRED でライセンスの UI を非表示にします。 |
VRED_DISABLE_CLIC_USER_LICENSE |
任意の値: ユーザ ライセンス機能を無効にします。 |
VRED_DISABLE_IDLE_LICENSE |
任意の値: アイドル時にライセンスのリリースを無効にします。 |
VRED_DISABLE_ONLINE_STORES |
任意の値: メイン ウィンドウでオンライン ストアの使用を無効にします。UI は表示されなくなります。 |
VRED_DISABLE_SHARED_VIEWS |
任意の値: 共有ビュー機能を無効にします。 |
VRED_DISABLE_WEB_ACCESS |
任意の値: Web コンテンツへのアクセスを無効にします。[コミュニティ]メニューとオンライン ストアが非表示になります。Web エンジンはこの影響を受けません。 |
VRED_DISABLE_WEBINTERFACE ADSK_VRED_DISABLE_WEBINTERFACE |
任意の値: VRED Web インタフェースを無効にします。UI は表示されなくなります。 |
VRED_EXAMPLES |
読み取り専用: VRED サンプル フォルダのパスを返します。 |
VRED_FILEIO_TMP_DIR |
VRED のユーザ定義ファイル入出力一時フォルダのパスを指定します。 |
VRED_FORCE_EGL |
任意の値: Linux で EGL (https://www.khronos.org/egl/) を強制的に使用するよう設定します。 |
VRED_IDLE_LICENSE_TIME |
アイドル時に VRED がライセンスをリリースするまでの時間を秒単位で指定します。値は [60 から 900] の範囲にクランプされます。 |
VRED_IGNORE_INVISIBLE |
1: インポート時に、Wire 以外のファイルの非表示ジオメトリを無視します。その他の値: 非表示ジオメトリを読み込みます。 |
VRED_IMPORT_PERFORMANCE_LOG |
1: ATF パフォーマンス ログ ファイルに書き込みます。その他の値: ログ ファイルに書き込みません。 |
VRED_ROOT |
読み取り専用: VRED ルート フォルダのパスを返します。 |
VRED_SCRIPT_PLUGINS |
スクリプト プラグインのユーザ定義フォルダのパスを指定します。このフォルダのサブフォルダ構造は、Autodesk/VRED-<Version>/ScriptPlugins という形式に一致させる必要があります。ここで、<Version> は VRED リリースの番号(例: 13.0)です。 |
VRED_SERVICE_PAGE |
0: Web インタフェースを完全にブロックします。1: Web インタフェースの http サイトをブロックしますが、要求は有効になります。2: Web インタフェースを完全に有効にします。 |
VRED_TMP_DIR |
VRED のユーザ定義一時フォルダのパスを指定します。 |
VRED_TRANSLATION_DIR |
移動用のユーザ定義一時フォルダのパスを指定します。 |
VRED_USE_ALL_TRACKING |
0 または設定しない: すべてをロードしないで、特定のトラッキング モジュールを使用します。その他の値: すべてのトラッキング モジュール プラグインをロードします。 |
VRED_USE_OLD_TRACKING |
1: 新しい VRPN トラッキングモジュールを無視して、古いトラッキング モジュールのみをロードします。その他の値または設定しない: 新しい VRPN トラッキング モジュールをロードします。VRED_USE_ALL_TRACKING = 1 または設定なしにする必要があります。 |
VRED_WRITE_IMPORT_DEBUG_FILE |
1: ATF 読み込みデバッグ ファイルに書き込みます。その他の値: デバッグ ファイルに書き込みません。 |
VRED_WRITABLE_DATA |
読み取り専用: VRED 書き込み可能データ フォルダのパスを返します。 |
VRED<VersionYear>_SCRIPT_PLUGINS (例: VRED2020_2_SCRIPT_PLUGINS) |
スクリプト プラグインのユーザ定義フォルダのパスを指定します。 |
<AppName>_LOG_DIR (例: VREDPRO_LOG_DIR) |
ユーザ定義ログ フォルダのパスを指定します。 |
次に示す環境変数は外部変数です。
| 外部変数 | 値/説明 |
|---|---|
ADLSDK_DARK_SITE |
ダーク サイト モードでは、CLIC は HTTP 要求の送信を回避し、ユーザ ライセンス モデルを無効にします。この特別なモードは、インターネット接続が制限されているお客様にとって必要です。「TRUE」(大文字と小文字を区別)に設定するとオンになり、それ以外の値を設定するとオフになります。 |
HDRLS_HOME_V4 |
HDR LightStudio V4 ライブラリのパスを指定します。 |
HDRLS_HOME_V5 |
HDR LightStudio V5 ライブラリのパスを指定します。 |
MAYA_LOCATION |
Maya の場所のパスを指定します。 |
STARVR_SDK |
StarVR SDK のパスを指定します。この変数は、StarVR SDK インストーラで作成する必要があります。 |