シーンを最適化、保存、パブリッシュする

シーンを保存、書き出し、パブリッシュする前に、シーンを最適化することをお勧めします。シーンを最適化すると、レンダリング速度が上がり、メモリ使用量が減ります。

シーンを最適化する方法

読み込まれた FBX ファイルは、シーンが自動的に最適化されます。

注:

.ma および .mb ファイルは VRED にロードしないことを強くお勧めします。代わりに、.fbx を使用することをお勧めします。

  1. メニュー バーで、[ファイル] > [シーンを最適化]を選択します。

    シーンを最適化

  2. [最適化オプション]をクリックして、次の最適化オプションの 1 つを選択します。

    • [ジオメトリを最適化]: ジオメトリの構造を最適化します。
    • [ジオメトリを最適化/共有]: ジオメトリの構造を最適化し、重複ジオメトリを共有しようとします。
    • [ジオメトリを結合/最適化/共有]: シーングラフの構図を変更することにより最適化します。これは、ジオメトリに大きな影響を与えます。
  3. [OK]をクリックします。

さらに詳細な最適化オプションについては、メニュー バーで[シーン] > [最適化]を選択して[最適化]ダイアログを開いてください。

ファイルを保存する方法

[ファイル]メニューで適切な保存オプションを選択し、[保存]をクリックします。 現在のシーン ファイルがサポートされている VRED ファイル タイプで保存されます。

シーンをパブリッシュする方法

[ファイル]メニューで適切な保存オプションを選択し、[保存]をクリックします。

  1. メニュー バーで、[ファイル] > [パブリッシュ]を選択します。
  2. ファイルを見つけて選択します。
  3. [保存]をクリックします。

シーンから情報を書き出す方法

ジオメトリ、イメージ、シーケンサ バッチ、バリアントなどのさまざまなタイプの情報をシーンから書き出します。

  1. メニュー バーで、[ファイル] > [書き出し]を選択します。

  2. 書き出す情報のタイプを選択して、[保存] をクリックします。

    • [シーン]: シーン全体を書き出します。サポートされている書き出し形式は次のとおりです。

      • CSB ジオメトリ: .csb .iv
      • VRML ジオメトリ: .vrml .wrl
      • Wavefront ジオメトリ: .obj
      • FBX シーン: .fbx
      • OpenSG バイナリ ジオメトリ: .osb
      • Pro/ENGINEER Render ジオメトリ: .slp
      • Python スクリプト: .py
      • StereoLithography ジオメトリ: .stl、.stla、.stlb
      • VRED プロジェクト バイナリ: .vpb
    注:

    スマート アセンブリが導入されたことにより、VRED プロジェクト ファイル(.vpf)は廃止されました。バージョン 2021 でサポートは打ち切られます。

    • [選択]: 現在の選択項目をサポートされる形式の 1 つに書き出します。
    • [切り替えられたジオメトリ]: 切り替えられたジオメトリ データ(*.osb)を書き出します。
    • [立方体イメージ]: シーンを立方体イメージのセットに書き出します。書き出しは作成した標準プリミティブ(シーングラフを使って非表示にできる)などの中心点が基準になります。立方体イメージのレンダリング設定は、[編集] > [基本設定] > [書き出し]で設定できます。
    • [レンダー ジョブ]: レンダー モジュールから現在のシーンへジョブを書き出します(XML レンダー キューの説明: .xml)。
    • [スナップショット]: ビューポートのスナップショットを[基本設定]で指定されたスナップショットのフォルダに書き出します。
    • [シーケンス]: シーケンサ モジュールにあるすべてのシーケンス セットを個別の .xml ファイルに書き出します。
    • [バリアント]: すべてのバリアントとバリアント セットを個別の .xml ファイルに書き出します。