標準(旧形式)マテリアルを使用した FBX 書き出し

Arnold 標準サーフェスをサポートするために、3ds Max 2021 FBX は、既定でフィジカル マテリアルとともに書き出されます。2021 より前のバージョンでは、3ds Max FBX は標準マテリアルを書き出していました。

この旧形式のワークフローを再作成するには、書き出し時にフィジカル マテリアルを Phong/Lambert オプションに変換する必要があります。変換は、<name> INI ファイルを修正して実行できます。

  1. 3dsmax.ini を見つけます。通常、このファイルは %localappdata%¥Autodesk¥3dsMax¥[version]¥ENU にあります。
  2. メモ帳などのテキスト エディタで 3dsmax.ini を開きます。
  3. [ExportPhysicalMaterial] という名前のセクションを作成し、新しい行に Lambert マテリアルの場合は PhysicalMtlAsLambert=1 と記述します。

    また、Phong マテリアルの場合は、次のように記述します。

    PhysicalMtlAsPhong=1

  4. ファイルを保存します。