回転ドアはビューポート内でただ自動的に回転しているだけで、寂しそうに見えます。そこで、[合成] (Merge)コマンドを使用し、この回転ドアをエントランスのシーンに合成して組み込んでみましょう。

また、ドアの開閉をパラメトリックにアニメートする方法についても学習します。
レッスンの準備:
シーンを合成する:
アプリケーション メニューから[読み込み] (Import)
[合成] (Merge)を選択し、
¥startup¥revolving_door¥entranceway.max
を参照して[開く] (Open)をクリックします。
ファイル名をクリックすると、シーンのサムネイルを表示したファイルの[合成] (Merge)ダイアログ ボックスが表示されます。


[重複したマテリアル名](Duplicate Name)ダイアログ ボックスが表示されたら、すべての重複したオブジェクトについて[スキップ] (Skip)をクリックします。
回転ドアがエントランスの中央に配置されました。
クリックして、すべてのオブジェクトの選択を解除します。
([オービット] (Orbit))と
([ズーム] (Zoom))を実行します。

観音開きのドアをアニメートする:
をオンにします。
選択します。パース ビューポートでは、これらのドアは回転ドアの右側にあります。
[修正] (Modify)パネル
[パラメータ] (Parameters)ロールアウトで、[開閉率] (Open)を 70.0 度に設定します。
スピナーの矢印が赤い線で囲まれます。これは[開閉率] (Open)が、現在のフレームにキーが設定されているアニメーション パラメータであることを表します。


をオフにします。
最初のフレームに移動し、アニメーションを
再生します。
回転ドアが回転し、観音開きのドアが開きます。
アニメーションを調整する:
トラック バーを使用して、観音開きのドアの開閉を速くすることができます。
再生します。
ドアの開閉が速くなりました。
トラック ビューを使用して、アニメーション全体で扉を繰り返し開閉させることができます。
[修正] (Modify)パネルで、(ドアが開く角度を設定した)アニメートした[開閉率] (Open)パラメータを見つけ、数値フィールド内を右クリックします。表示されたメニューから[トラック ビュー内で表示](Show In Track View)を選択します。

[トラック ビュー - カーブ エディタ](Track View – Curve Editor)ウィンドウが表示され、Double doors の[開く] (Open)パラメータがハイライト表示されています。

([範囲外のタイプのパラメータ カーブ](Parameter Curve Out-Of-Range Types))をクリックします。
このボタンが表示されない場合は、[トラック ビュー](Track View)ツールバーの空白の領域を右クリックし、ポップアップ メニューから[ツールバーを表示](Show Toolbars)
[カーブ: トラック ビュー](Curves: Track View)を選択します。


カーブ エディタにはアニメーションを繰り返す方法が表示されます。

カーブ エディタを閉じます。
再生します。
ドアの開閉がアニメーションの最後まで継続されます。
作業を保存する:
次のムービーを再生すると、アニメーションの 1 バージョンを確認することができます。
このチュートリアルでは、3ds Max ユーザ インタフェースの操作方法と、簡単なモデリングとアニメーションを行う方法を学習しました。プリミティブ オブジェクトの使用法と、マテリアルの適用および編集について学習しました。ドアのオブジェクトを作成してそのクローンを作成し、ドアを親オブジェクトにリンクしてアニメーションを作成しました。最後に、ファイルを合成することによって、より複雑なシーンを作成しました。