3ds Max 2023 リリース ノート

3ds Max 2023 をインストールしていただき、ありがとうございます。 このリリース ノートは、本リリースに関する既知の制限事項、問題点、修正事項について説明します。 新機能と更新されたワークフローの詳細については、「3ds Max 2023 の新機能」を参照してください。

3ds Max 2023 の新機能と機能強化

3ds Max 2023 の動作環境

3ds Max 2023 のインストールとライセンス

修正事項

3ds Max 2023 には、Max 2022.1、2022.2、2022.3 の各更新プログラムで提供された修正も含まれています。詳細は、次のリンクを参照してください。

3ds Max 2023 の修正事項

このセクションでは、3ds Max 2023 リリースで修正された問題について説明します。既知の問題と回避策については、「既知の問題および回避策」を参照してください。

アニメーション
TCB 回転コントローラの既定のワインドアップ設定に、[基本設定] (Preferences)の設定が反映されるようになりました。MAXX-55303
アニメーション レイヤを含むオブジェクトをシーンから削除するときにアニメーション レイヤが破損する問題を修正しました。MAXX-62692
ユーザがトラック セットにトラックを追加できない問題を修正しました。MAXX-60667
CAT オブジェクトおよびオブジェクトの外部参照をロードし、シーンを保存してからそのシーンをもう一度ロードするとクラッシュする可能性がある問題を修正しました。MAXX-65214
同じ頂点に対して複数回影響を与えるボーンがシーンに含まれる可能性がある問題を修正しました。この問題が発生すると、パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。この問題が 3ds Max で発生すると、1 つの頂点の重複するボーンへの影響は、そのボーンの 1 つのエントリに結合されます。MAXX-66795
コントロール元のノードを削除したときに、アニメーション レイヤが削除されませんでした。ノードを削除すると、そのノードを参照するアニメーション レイヤも削除されるようになりました。また、ファイルを開くか、合成したときに、孤立したアニメーション レイヤも削除されるようになりました。MAXX-62018
コア
MAXScript ガベージ コレクションで、保存が必要なシーンのフラグが設定される場合がある問題を修正しました。MAXX-64417
次の操作によって、シーンにダーティのフラグが設定されます:



- モディファイヤをオンにする。

- モディファイヤをオフにする。

- ビューポートでモディファイヤをオフにする。

- レンダリングでモディファイヤをオフにする。MAXX-65587
書き出しダイアログによって自動バックアップ ツールバーのシーンのダーティ状態が切り替わってしまう問題を修正しました。MAXX-64959
3ds Max によってシーンが変更されたことが通知され、自動バックアップが必要になる問題を修正しました。問題が発生する頻度が低くなりました。MAXX-64165
自動バックアップ保存をキャンセルした場合に、一時 .sv$ ファイルが削除されない問題を修正しました。MAXX-65606
pluginManager.pluginDllDirectoryMAXScript 関数を、完全パス(ディレクトリ名とファイル名)ではなく、指定したプラグインのディレクトリのみを返すように修正しました。MAXX-44678
[テクスチャ レンダリング](Render To Texture)ダイアログを開いても、シーンにダーティのフラグが設定されなくなりました。MAXX-64969
ようこそ画面は、3ds Max を起動して初めて開いたときに閉じることができるようになりました。MAXX-66113
エッグ シェイプのオブジェクトを再スケールするとクラッシュする問題を修正しました MAXX-65278
外部参照オブジェクトで使用しているプラグインが見つからず、マスター ファイルと外部参照ファイルでオブジェクトのバージョンが異なる場合に発生する問題を修正しました。MAXX-59365
3ds Max 2015 より前に保存されたシーン ファイルを合成するときに、シーン ノード レイヤがレイヤ マネージャに追加されない問題を修正しました。MAXX-64755
MAXScript を使用してノードのベース オブジェクトを設定した場合は、そのパネル内のノードでベース オブジェクトが変更されている場合を除き、[作成] (Create)パネルまたは[修正] (Modify)パネルをリセットしないでください。MAXX-64202
シーン ファイルをロードまたはマージするときに、存在するがレイヤ マネージャに表示されていないノード レイヤをクリーンアップします。孤立したレイヤの名前が「0」で、親レイヤが存在しない場合、このレイヤ内のノードはレイヤ マネージャで保持されているレイヤ「0」に移動されます。他の孤立したレイヤについては、名前の先頭に「 Recovered 」が付けられて、レイヤ マネージャに追加されます。レイヤ名を一意にするために、名前の前に「_」が追加されることがあります。MAXX-64807
3ds Max の起動時に 3dsmax.ini からログファイルの寿命設定がロードされない問題を修正しました。MAXX-63697
シーン内の外部参照オブジェクトを合成するときに、合成されたオブジェクト上にカスタム アトリビュートのクローンが適切に作成されるようになりました。MAXX-59971
3ds Max の複数のインスタンスが同時に実行されている場合に、Max.log およびセッション ログ ファイルからログ エントリが失われる問題を修正しました。MAXX-63493
以前は外部ファイル アセットを含むというフラグが付けられていた ParamBlock2 のパラメータ処理を修正しました。現在は、このようなフラグは付けられません。MAXX-57392
マテリアル エディタで[マテリアルをオブジェクトから選択](Pick Material from Object)を有効にした状態でアニメーションの再生などの新しいアクションを開始し、マテリアル エディタを終了してから、新しいアクションを終了した場合に発生する問題を修正しました。MAXX-42165
Civil View プラグイン パッケージが 3ds Max のコンポーネントに追加されたため、plugin.ini から「Civil View プラグイン」のエントリが削除されました。MAXX-62902
元に戻す操作の実行中に元に戻すスタックをフラッシュできないために、[元に戻す] (Undo)機能に関連して発生するクラッシュ問題を修正しましたMAXX-63301
ファイルの合成やライトの除外を行うダイアログ ボックスでクラッシュが発生する問題を修正しましたMAXX-63337
ファイルの合成やライトの除外を行うダイアログ ボックスでクラッシュが発生する問題を修正しましたMAXX-58810
ポップアップ ノートの読み取り、削除、または非表示を行うときに MAXScript エラーが表示される原因となっていたバグを修正しました。MAXX-60380
SME ノード パラメータがトラックビューに表示されない問題を修正しました。MAXX-63076
float バージョンの関数を使用して、ヘッダーのコンパイル時に double から float への変換によってデータが失われる可能性があることを示す警告メッセージを削除しました。エラーを除去するために、特定のファイルのインクルードの相対パスを更新しました。MAXX-64954
フォルダへのパスを指定して Interface8::RevealInExplorer() を呼び出すと、フォルダ自体ではなく親フォルダで Windows エクスプローラが開かれる問題を修正しました。MAXX-66018
3ds Max の起動時に、plugin.ini ファイルに含まれる INI ファイルが Plugin.UserSettings.ini ファイルに追加される問題を修正しました。MAXX-64644
FBX
一部のサードパーティ アプリケーションから頂点カラーを読み込むときに、 FBX 読み込みのサポートが期待どおりに動作するようになりました。MAXX-50829
ファイル入出力
サポートされているリリースではない 3ds Max のバージョンに関連していたため、コンテナの基本設定の「ひとつ前に再保存」の設定を削除しました。MAXX-11634
外部参照マテリアルへの参照が SME のみである場合に、外部参照オブジェクトの更新を実行すると 3ds Max がクラッシュする問題を修正しました。MAXX-66497
サポートされているリリースではない 3ds Max のバージョンに関連していたため、コンテナの基本設定の「ひとつ前に再保存」の設定を削除しました。MAXX-58118
シーン ファイルのサイズが 2 GB を超える場合に 3ds Max にシーン ファイルをドラッグ アンド ドロップできない問題を修正しました。MAXX-37539
シーン ファイルを既に保存しているときにシーン ファイルの保存を試みないよう保護を追加しました。MAXX-66483
ファイルに多数の見つからないプラグイン インスタンスが含まれている場合のシーン コンバータによるシーン ファイルのロードのパフォーマンスが向上しました。MAXX-58781
非インタラクティブ モード(3dsmaxbatch.exe または 3dsmaxcmd.exe)では、loadMaxFile などの一部の Maxscript コマンドの quiet パラメータを使用して抑制モードを上書きすることはできません。MAXX-58790
シーン内に多数のアニメーション クリップが存在する場合に、シーンをロードするときのパフォーマンスが向上しました。MAXX-62499
相互運用性
ATF SketchUp を読み込んだときに、カットアウト マップが正しく処理されるようになりました。MAXX-60140
大規模な JT モデルを読み込むときにクラッシュが発生する問題を修正しました。MAXX-62009
MAXScript
#sceneXrefPreMerge コールバックで外部参照シーンにアクセスするとアクセス違反が発生する問題を修正しました。

スクリプト プラグインで paramBlock2 タイプ パラメータに subAnim キーワード引数を指定できない問題を修正しました。MAXX-65971
スクリプト プラグインは、すべての REFMSG_CHANGE 通知を REFMSG_CHANGE / PART_ALL として転送するようになりました。これにより、インスタンスが NoteTransformMonitor をパラメータに保持し、モニタされているノードが移動された場合に、インスタンスを無効にしないなどの問題が修正されます。MAXX-66665
MAXScript 関数 getSubTexmapSlotName、getSubMtlSlotName、getClassName、および getObjectName の引数の数チェックが修正され、localizedName: キーワード引数を指定できるようになりました。MAXX-66572
古い形式の rc2mxs.ms サンプル スクリプト ファイルを削除しました。MAXX-62644
定義に Point3 のリテラル([1,2,3])などの複数のトークンで構成される値のリソース ID(RESID)が含まれる場合のスクリプト カスタム アトリビュート定義のキャプチャを修正しました。MAXX-66051
TYPE_ANGLE、TYPE_WORLD、TYPE_PCNT_FRAC、TYPE_WORLD、および TYPE_COLOR_CHANNEL パラメータの関数公開システム パラメータの値の検証を修正しました。MAXX-66899
変数名を文字列として渡したときに、persistent.isPersistent が常に false を返す問題を修正しました。MAXX-65995
既存のディレクトリを使用して getMaxSaveFileName を呼び出すときにエラーが発生するバグを修正しました。MAXX-65996
編集可能メッシュ内のサブオブジェクト要素の選択に関連するマクロ レコーダの出力を修正しました。MAXX-51224
いくつかの MAXScript コマンドで使用できる抑制パラメータを指定しても、バッチ(3dsmaxbatch.exe)やコマンド ライン レンダリング(3dsmaxcmd.exe)など、非インタラクティブ モードで 3ds Max を定義する抑制モードを上書きすることはできません。MAXX-65066
作図平面とビューが直交している場合に、mouseTrack MAXScript 関数が左クリックを検出しませんでした。この動作を次のように変更しました。

- キーワード引数「on:」を指定した場合は、作図平面とビューが直交している場合でも、すべての入力形式(左クリック、右クリック、左クリックしながらドラッグ、マウス移動)が常に検出されます。

- キーワード引数「on」を指定しなかった場合は、作図平面とビューが直交していれば、右クリック以外のすべての入力形式が無視されます。右クリックはマウストラッキング モードを終了する際に一般的に使用されるため、引き続き検出されます。

上記の動作を実装したのは、「on:」キーワード引数を使用する mouseTrack MAXScript 関数にノードが指定されていないときに、作図平面がビューに対して直交している場合は、マウス位置から投影されたレイが作図平面と交差することはないため、マウス イベントを処理しても意味がないからです。MAXX-63450
MAXScript 関数 getINISetting によって読み込まれたファイルのエンコーディングが UTF-16 LE (BOM 付き)に変更される原因となっていた問題を修正しました。現在は、getINISetting を使用してファイルを読み込んだ場合、ファイルの元のエンコーディングは常に保持されます。MAXX-62470
ATS ウィンドウを開いた後でないと、ATSOps MAXScript インタフェースの特定の関数が機能しなくなるバグを修正しました。MAXX-61426
特定の文字が含まれているメニュー項目またはツールチップを UI に追加した場合に、3ds Max が起動しなくなるバグを修正しました。MAXX-60901
MAXScript 関数の setVertSelection、setEdgeSelection、および setFaceSelection に引数カウント チェックを追加して、正しい数の引数が指定されていない場合にこれらの関数を呼び出すと、該当するエラーが表示されるようになりました。MAXX-62208
スクリプト プラグインの他のすべてのパラメータ ブロックの前で type:#class オプションを指定してパラメータ ブロックを宣言した場合に、3ds Max がクラッシュするバグを修正しました。MAXX-61180
SaveNodes がドキュメントに記載されている通りにブール演算値を返すようになりました。MAXX-64000
MAXScript デバッガで MAXScript スタック変数を出力している場合に、一時的なハングが発生するとクラッシュする問題を修正しました。MAXX-63453
MAXScript エディタでのスクリプト エディタ タブのクローン作成に関連する問題を修正しました。MAXX-53004
モディファイヤ パネルにロールアウトを追加するときに、 MAXScript の例外がスローされ、クラッシュが発生する問題を修正しました。MAXX-61909
スクリプト モディファイヤを使用しているときに、頂点、エッジ、および面を選択する MAXScript 関数が失敗する原因となっていたバグを修正しました。MAXX-62573
3ds Max 2022 で発生していた問題を修正しました。この問題が発生すると、構造体、スクリプト プラグイン、およびスクリプト ロールアウトの初期値として使用される文字列が正しく処理されず、実際の文字列リテラルの内容を変更する可能性のあるコードが生成されていました。MAXX-63459
[MAXScript デバッガ](MAXScript Debugger )ダイアログ ボックスが開いていない場合でも、3ds Max の起動時に[Alt]+[Tab]を押すと、このダイアログ ボックスが表示される問題を修正しました。MAXX-58148
MAXScript WM3_SwapMorph 関数で保持されない場合のアクセス違反を修正しました。MAXX-66768
MCG
埋め込まれたスクリプトで作成できるタイプのリストに、新たな .net タイプを追加しました。これには、MCG モディファイヤで使用される Autodesk.Max.MaxPlus.Box3 の追加が含まれます。MAXX-66309
マテリアル エディタ
フィジカル マテリアル > ホットドッグのパン プリセットを使用する際の Mxs の例外を修正しました。MAXX-64445
SME でマテリアルを右クリックしたときに、長いシェーダ ツリーでフリーズする可能性がある問題を修正しました。MAXX-64606
SME ビューでマテリアル名の一部を使用した検索が有効になりました。MAXX-56947
選択したオブジェクトまたはオブジェクトの選択範囲にマテリアル プレビューを適用すると、マテリアル プレビューに通知が表示されなくなる問題を修正しました。MAXX-64116
マルチマテリアルに新しいマテリアルが追加された場合に、フィジカル マテリアルが作成されるようになりました。MAXX-49844
シーン マテリアル エディタで、Alembic に書き出した後にシーンをリセットするとクラッシュする問題を修正しました。MAXX-57429
SME を開いた状態でビューポート内のオブジェクトを選択するきのパフォーマンスを改善しました。MAXX-51872
モデリング
ジオメトリ頂点の頂点カラーまたはアルファを調整する場合、頂点カラー、アルファ、イルミネーション、および UVW が共通の UVW を共有する場合があることから、メッシュ上の他の頂点も変更されることがありました。UVW を共有するジオメトリック頂点がある場合、3ds Max は選択された頂点と選択されていない頂点の間で共有された UVW を検索し、頂点が検出されると、それらを分割して、他の頂点が変更の影響を受けないようになりました。MAXX-63723
3ds Max の[編集可能ポリゴン](Editable Poly)モディファイヤおよび[ポリゴンを編集](Edit Poly)モディファイヤのオクルード選択が改善され、レイキャスティングのコンポーネント選択のベースとしてビューポートのピクセルに依存しなくなりました。この改善により、カメラやビューからオブジェクトがどれだけ近くても、覆い隠されたコンポーネントの選択が同じレベルの精度を維持できるようになりました。MAXX-66052
メッシュまたはポリゴン(または MaxScript を使用)でアタッチ関数を使用する場合、変換オフセットがターゲット オブジェクトの法線にも適切に適用されるようになりました。MAXX-65878
[スプラインを平均化](Normalize Spline)モディファイヤで、複数のサブスプライン シェイプを持ち、サブスプライン シェイプの 1 つが空のスプライン オブジェクトの[セグメントの長さ](Segment Length)の値を調整すると 3ds Max がクラッシュする可能性がある問題を修正しました。MAXX-66631
非常に薄く、同時に非常に長い面に対して[スマート押し出し](Smart Extrude)操作を実行すると、蝶ネクタイのようなしわや法線の反転など、不要なジオメトリ結果が生成される可能性がある問題を解決しました。MAXX-65406
明示的な法線([法線の編集](Edit Normals)や[重み付けされた法線](Weighted Normals)など)を計算するモディファイヤの上に、変形ワールド空間モディファイヤ(FFD やノイズなど)を適用すると 3ds Max がクラッシュする可能性がある問題を修正しました。MAXX-66064
[編集可能ポリゴン](Editable Poly)および[ポリゴンを編集](Edit Poly)モディファイヤの[オクルード選択](Selection Occlude)に対してさまざまな機能強化が行われ、100 万個を超える三角形の非常に密度の高いメッシュに適用した場合でさえも、選択結果をより正確に、最大 4 倍の速度で提供できるようになりました。MAXX-65988
[シンメトリ] (Symmetry)モディファイヤと[スライス] (Slice)モディファイヤで、Maxscript を使用して参照オブジェクトを割り当てるとアプリケーションがクラッシュする可能性がある問題を解決しました。MAXX-63976
プリミティブおよび拡張機能オブジェクトの一部のエッジやスプラインがビューポートに正しく表示されない可能性がある問題を解決しました。MAXX-65661
3ds Max の操作モードが、オブジェクトのモディファイヤ スタックをナビゲートしたり、シーン内の他のオブジェクトを選択してもアクティブなままになりました。MAXX-66459
X フォーム モディファイヤのバージョンが変更され、古い 3ds Max シーンをロードするときに同じレベルのビジュアルの一貫性を提供できるようになりました。古い 3ds Max シーン(3ds Max 2020 以前のシーン)を開くと、[X フォーム](X Form)モディファイヤの既定値として[法線を保持](Preserve Normals)オプションがオフになり、シーンが以前のモディファイヤの動作と一致するようになります。

MAXX-66060
[プッシュ] (Push)モディファイヤをシーン内の 1 つのオブジェクトから別のオブジェクトにコピーして貼り付けると、貼り付けた[プッシュ] (Push)モディファイヤがターゲット オブジェクトに歪みを生じさせる場合がまれにあります。この問題はモディファイヤがシーン内の新しいオブジェクトに適用されるときのキャッシュ メカニズムによって発生していましたが、現在この問題は解決されました。MAXX-61394
Maxscript を使用してスプライン ノットの順番を逆にする場合、「最初のノットを維持する」かどうかを指定する新しいブール キーワード引数がコマンドに追加されました。スプラインの順番を逆にし、最初のノットを結果の最後のノットにします。その逆も同様です。引数を省略すると、既存のスクリプトとの互換性を保持する従来の動作が使用されます。



reverse <node> <spline index> [keepFirst] MAXX-64768
[UVW アンラップ](Unwrap UVW)モディファイヤの MAXScript パッキング コマンドが公開されて、Unfold3D を呼び出せるようになりました。

$.modifiers[1].pack 3 0.001 true false false MAXX-64766
[ポリゴンを編集](Edit Poly)または[編集可能ポリゴン](Editable Poly)に基づくオブジェクトでオクルード選択モードを使用した場合、ポリゴン レベル コンポーネントで正しく機能しない問題を修正しました。MAXX-64186
スマート押し出し処理が改善されて、非平面のポリゴンや N 角形を貫通するようになり、ユーザがこの操作で望んでいた結果を得られるようになりました。MAXX-64939
[スマート押し出し](Smart Extrude)を実行したときに、明示的な法線を持つ一部のモデルで、ステッチされたオーバーラップの結果が正しくクリーンアップされない問題を修正しました。MAXX-64828
[面取り] (Chamfer)モディファイヤの[効果を制限](Limit Effect)オプションが改善されて、非平面の面取りスパンを操作するときに得られる結果の品質と予測精度が向上しました。MAXX-65019
スピナーに関連付けられている上下の矢印を使用するときに、[ミラーに沿ってスライス](Slice Along Mirror)のしきい値が予期される量だけ増加または減少するようになりました。MAXX-65043
[面取り] (Chamfer)モディファイヤの[効果を制限](Limit Effect)オプションが改善されて、非平面の面取りスパンを操作するときに得られる結果の品質と予測精度が向上しました。MAXX-63019
パース ビューまたはカメラ ビューで矩形、円、交差、フェンス、ラッソなどの選択方法タイプが有効になっている場合に、編集可能ポリゴンのエッジおよびポリゴン コンポーネントと[ポリゴンを編集](Edit Poly)モディファイヤで[オクルード選択](Occlude Selection)を使用する操作が正しく機能するようになりました。MAXX-63598
スマート押し出しを実行するときに、押し出しをポリゴン要素全体に適用すると、3ds Max がクラッシュする可能性がありました。スマート押し出しが更新されて、要素のすべての面がスマート押し出しの対象になっている場合、要素には移動のみが行われ、和または差は適用されなくなりました。MAXX-65664
テクスチャ頂点情報の生成元となるジオメトリ データがないオブジェクトを処理しようとしたときに、Unfold3D ピールがクラッシュする可能性がある問題を解決しました。MAXX-65295
面取りが更新されて、同一線上にない面取りエッジから不均一な「突出」タイプの歪みが生成される問題を解決しました。これで、入力エッジの位置合わせに対応して補正されたウェイト付き出力が表示されるようになりました。MAXX-64965
マクロ レコーダを同時にアクティブにしながら、[ビューポートを有効](Enable in Viewport)ビューポート レンダリングをアクティブにしてフリーハンド スプラインで描画したときにクラッシュする可能性がある問題を解決しました。MAXX-65398
スマート押し出しコードが強化され、オーバーラップする面の数値精度が向上したため、スマート押し出し操作を実行したときに、さらに正確な結果が生成されるようになりました。MAXX-63713
シンメトリで非多様体エッジと頂点のチェックが実行されるようになりました。これらのエラーが見つかった場合は、不正なメッシュ データのクリーンアップが試行されます。これにより、シンメトリを使用した後に、頂点が誤って他の要素上の他の頂点に連結される問題を解決できます。MAXX-63386
3ds Max のさまざまなツール(流体ソルバ、流体メッシュ、面取り、テキスト プラスのベベル プロファイル/ベベル プロファイル モディファイヤなど)のプリセットを保存できないため、後でロードして適用することができないという問題を解決しました。MAXX-63717
カーブ エディタでコンテナの一部であるオブジェクトにモディファイヤ変数をロックしようとすると発生するクラッシュ問題を解決しました。MAXX-63568
[シンメトリ] (Symmetry)モディファイヤを使用すると、ミラー結果をステッチする前に、互いに近接している頂点が結合されるという問題を解決しました。MAXX-64434
マップ チャネルが定義されていないオブジェクトに OpenSubDiv モディファイヤを適用する場合の OpenSubDiv モディファイヤの安定性が向上しました。MAXX-64433
モディファイヤ スタック上のスプライン オブジェクトの上に[スムーズ] (Smooth)モディファイヤを適用すると、[レンダリング可能] (Renderable)オプションを指定したらせんスプライン オブジェクトがビューポートに再び適切に表示されるようになりました。MAXX-64187
最終位置にコミットする前に結果をすばやく移動する場合のスマート押し出しの安定性が向上しました。MAXX-64121
[シンメトリ] (Symmetry)モディファイヤの連結アルゴリズムが更新され、ミラー化されたサーフェス上で一致する頂点のペアを検索することによって、より多くの予測結果が得られるようになりました。許容しきい値により、対称線に沿って開いたギャップを溶接で解決できるようになりました。 これらの機能強化により、開いたサーフェス モデルでも、シンメトリ操作を以前よりもすばやく、かつ正確に行えるようになります。 MAXX-63866
ペン タブレット入力デバイスのブラシ圧力が 3ds Max で適切にキャプチャされるようになったため、この機能をサポートするアプリケーション内のさまざまなツールや関数で再利用できるようになりました。

3ds Max がローカル Windows システムの Wintab32.dll を確認するようになったため、ペン タブレット デバイスが提供する圧力感度の範囲全体もサポートされるようになりました。

最良の結果を得るには、3ds Max を使用するときに Windows Ink をオフにすることをお勧めします。MAXX-59353
[ひとつ前に再保存](Save to Previous )を使用してシーン データを古い 3ds Max ファイル形式で保存する場合の安定性が向上しました。この問題は、以前のバージョンの 3ds Max でサポートされていない[ポリゴンを編集](Edit Poly)モディファイヤの[スマート押し出し](Smart Extrude)アクションを保存すると発生します。MAXX-63896
[スムーズ] (Smooth)モディファイヤをメッシュまたはポリゴンベースのオブジェクトに適用すると、オブジェクトに保存されている明示的な法線とスムージング グループがすべてクリアされるようになりました。これにより、ユーザは明示的な法線を一時的に無効にする(ビューポート内の変形オブジェクトのアニメーション再生を高速化する)操作や、明示的な法線またはスムージング グループを永久にクリアして、新しい情報を適用できるようにする操作を簡単に行えるようになりました。MAXX-62431
3ds Max 2022.0 で導入されたスマート押し出しのカットスルー処理を[ポリゴンを編集](Edit Poly)モディファイヤで実行する場合の速度が向上しましたMAXX-62286
また、サブオブジェクト コンポーネントの選択内容がモディファイヤ スタックから[頂点ペイント](Vertex Paint)モディファイヤに渡され、ペイント可能な場所にマスクする際に利用できるようになりました。非表示面の頂点をマウスで選択できなくなり、[頂点ペイント](Vertex Paint)モディファイヤに含まれていた機能が復元されました。MAXX-59741
MNMesh の MN_Dead 関数を適切にサポートすることで、スイフト ループが、さまざまなポリゴン モデリング操作によって作成または破壊された面およびエッジと適切に連携するようになりました。これにより、内部のメッシュ ジオメトリ データが現在の状態であることをスイフト ループが認識し、ユーザがクリックした場所にスイフト ループを適切に適用できるようになりました。MAXX-63018
[スライス] (Slice)モディファイヤの下にあるメッシュ クラス オブジェクトのトポロジをアニメートまたは変更しようとした場合に、[スライス] (Slice)モディファイヤでクラッシュ エラーが発生する問題を修正しました(MAXX-62924)。
[面取り] (Chamfer)および[ウェイト](By Weight)を使用しているときに、[編集可能ポリゴン](Editable Poly)モディファイヤまたは[ポリゴンを編集](Edit Poly)モディファイヤで面取りの重みに 0 を設定してエッジに重みを付けた場合でも、適切な結果が生成されるようになりました。3ds Max 2022.1 Update で適用された[面取り] (Chamfer)モディファイヤは、面取りするときにこの新しいコードを使用してエッジの重みを処理するようになりました。



3ds Max 2022.1 Update より前に作成されたシーンで面取りするときに、この新しいコードを利用してエッジの重みを処理する必要がある場合は、この MAXScript コマンドを使用して、以前に適用された面取りを 3ds Max 2022.1 Update バージョンにプロモートする必要があります。.SetVersion #VerLatest MAXX-62703
不正な形式の法線データを含むポリゴンに[スマート押し出し](Smart Extrude)操作を実行するときに、スマート押し出しが安定するように改善しました。MAXX-62458
[頂点ペイント](Vertex Paint)モディファイヤを使用しているときに、[選択図形ズーム](Zoom Extents Selected)を適切に使用して、選択した頂点、エッジ、または面をビューポートで正しくオービットできるようになりました。MAXX-59859
不正に形成された、無効でないメッシュ データ(面上の連続するエッジのペアなど)を処理しているときに、[重み付けされた法線](Weighted Normals)を実行するとクラッシュする可能性がある問題を解決しました。MAXX-62312
[編集可能ポリゴン](Editable Poly)モディファイヤまたは[ポリゴンを編集](Edit Poly)モディファイヤを使用してポリゴン オブジェクトを操作するときに、[ターゲット連結](Target Weld)ツールおよび[ブリッジ] (Bridge)ツールが[背面を無視](Ignore Backfacing)および[隠れたオブジェクトを無視](Ignore Occluded)と適切に連携するようになりましたMAXX-61653
[データ チャネル](Data Channel)モディファイヤから[デルタ マッシュ](Delta Mush)または[テンション変形](Tension Deform)を使用するときに、分離した頂点(ポリゴンに接続されていない浮動頂点)によって操作がクラッシュすることがなくなりました。MAXX-62236
テキスト プラス オブジェクトをスクリプトから生成するときに、テキスト プラス オブジェクトのバウンディング ボックスが正しく計算されるようになりました。MAXX-62593
ごくまれに、[スマート押し出し](Smart Extrude)操作でメッシュを再ステッチして、密閉しようとすると、エッジが突出することがありました。[スマート押し出し](Smart Extrude)処理を改善して、この問題が発生する可能性をなくしました。MAXX-63435
[編集可能ポリゴン](Editable Poly)モディファイヤや[ポリゴンを編集](Edit Poly)モディファイヤで、コンポーネント レベルのオブジェクトを選択し、[スマート押し出し](Smart Extrude)や[クローン] (Cloneing)などのマウスで行う操作の実行中に、マウスの右ボタンでキャンセルできるようになりました。MAXX-61989
流体ローダにパーティクル ID データが適切に含まれるようになり、流体ローダ オブジェクトに含まれているパーティクル データの各固有ビットが簡単に識別されるようになりました。MAXX-62000
[サブディバイド] (Subdivide) モディファイヤが、基本のブール演算オブジェクトでなく、ブール演算のオペランドの 1 つに適用された場合に、このモディファイヤが正しく識別されず、適用されているオペランドの一部が最終結果に表示されたり、不安定になったりして計算エラーになる問題を解決しました。MAXX-63042
断面シェイプを使用しているときに移動変換を入力するには、[変換] (Transform)ダイアログ ボックスを使用します。MAXX-62209
モデリング パフォーマンス
オブジェクト プリミティブのメッシュ データがビューポートの表示内容と一致しない(例: エッジ ループが見つからない)可能性があるというスレッディングの問題を解決しました。MAXX-62782
[法線を編集](Edit Normals)モディファイヤをコピーしようとしたときに不安定になる問題を解決しました。MAXX-57431
キャッシュを計算するときにスレッドがロックされる機能を削除して、ノイズ マップ計算のパフォーマンスを改善しました。

[パス変形](Path Deform)モディファイヤのパフォーマンスを改善して、強化された[明示的な法線](Explicit Normals)のスレッディング機能を利用できるようになりました。

3ds Max がレンダリングのためにメッシュ データを内部の GPU メッシュ形式に内部変換する速度を上げて、パフォーマンスを改善しました。

MAXX-62586
メッシュまたはポリゴン データの明示的な法線を処理するときのパフォーマンスを(2 ~ 4 倍に)引き上げるために、複数の 3ds Max モディファイヤで使用されるスレッディング方法を改善しました。新しいマップ方法を使用するモディファイヤは、ベンド、マグネット編集、リンクした X フォーム、X フォーム、ミラー、ノイズ、スキュー、テーパ、ツイスト、スキン、FFD (すべて)、溶解、スキン ラップ パッチ、球状化、ストレッチ、サーフェス ラップです。

この最適化をオフにする MAXScript オプションは、ポリゴンの場合は MeshInspector.UseOldDeformerThreading = true、

メッシュの場合は MeshPerformance.UseOldDeformerThreading = true です。MAXX-58806
Python
スタンドアロンの Python インタプリタから pymxs を読み込むと、クラッシュする代わりに適切に失敗するようになりました。MAXX-66770
PYTHONPATH のサポートが復元されました(2022.2_Update で削除されましたが、2023 で復元されました)。MAXX-66955
3ds Max の Python インタプリタの起動時に stderr および stdout との接続が切断され、スクリプト(MAXScript または python)を使用して stderr と stdout に書き込むことができませんでした。この問題を修正しました。MAXX-65285
一部の PySide2 (PySide2.QWebSocket など)のモジュールは、これらの Python ラッパーで必要となる基本的な Qt dll が 3ds Max に用意されていないために、読み込めませんでした。PySide2 モジュールで必要な Qt dll が 3ds Max にパッケージ化されるようになりました。MAXX-63710
3ds Max に埋め込まれた Python インタプリタが(Python コマンドラインの -E スイッチと同様な方法で) PYTHON 環境変数を使用することはなくなりました。MAXX-62248
Python のホーム パスに Unicode 文字が存在する場合に 3ds Max が起動しない問題を修正しました。MAXX-63475
3ds Max で pyc ファイルを実行できるようになりました。MAXX-59646
Python オブジェクトが自身のアトリビュートで可用性について適切に報告していない場合に、このオブジェクトが有効な pymxs/MaxScript 要素として(不適切に)解釈されることを防止しました。これにより、(p4python を使用して) Perforce に接続するときに、Perforce クライアントを MAXScript から取得できない不具合を修正しました。MAXX-62821
Maxscript のブール値、浮動小数点数、倍精度、整数、文字列を Python と比較するメソッドを修正して、ログの例外が生じないようにしました。MAXX-62658
読み込みが失敗したときに正しくないエラー メッセージが報告される原因となっていた Python 読み込みの問題を修正しました。MAXX-62564
Python から MAXScript を呼び出したときに、リスナー ウィンドウへの書き込みの妨げになっていたバグを修正しました。MAXX-63391
リアルタイムのワークフロー
丸みのあるコーナーのベイク マップで、予期されたサンプリング パラメータが使用されることはなくなりました。MAXX-63885
[テクスチャにベイク処理](Bake to Texture)のアンビエント オクルージョン マップ名が、既定では PBR インポータで認識されなかった問題を修正しました(マップ名から空白を除去しました)。MAXX-64546
[テクスチャにベイク処理](Bake to Texture)の粗さの共通マップが Arnold で適切なレンダリング要素を使用するようになって、結果の予測精度が向上しました。MAXX-62387
レンダリング
フィジカル マテリアルの classID の FBX への書き出しが正しく行われるようになりました。MAXX-57818
ポイント クラウドとキーフレームを使用してシーンを回転するときのゴースト化の効果を修正しました。MAXX-57880
GPU モードで[ポリゴンを編集](Edit Poly)と OpenSubdiv を使用するとクラッシュする問題を修正しました。MAXX-61371
負荷の大きいシェーディング ツリーを含むシーンをロードする場合のパフォーマンスが向上しました。MAXX-58971
レンダリングまたはベイク処理を行うときに、Targa ファイル形式においてカラーに若干ノイズが生じる問題を修正しました。MAXX-24695
Photoshop でロックされた .psd ファイルに関する問題を解決しました。MAXX-61825
フォーカスが Max の他の場所にある場合は、1 回クリックするだけで、[レンダリング設定](Render Setup)プロパティを操作できるようになりました。MAXX-59336
PBR 読み込みルールが、テクスチャ名に含まれるスペースを認識できるようになりました。MAXX-63382
レンダリング プリセット ツールバーのドロップダウン メニューに誤って表示されるテキストを修正しました。MAXX-64432
Maxscript がアクティブなレンダラのタブにアクセスする問題を修正しました。MAXX-64428
立体視カメラ ビューのメニューの問題を修正しました。MAXX-65216
ノイズ フィルタを使用している場合の ART レンダリング時間が大幅に短縮されました。MAXX-65280
レンダリング マテリアル
OSL: 高度な木目プリセット名から「3D」を削除しました。MAXX-65603
OSL カーブ マップ名の誤字を修正しました。MAXX-59470
OSL カラー分割マップでカラーが予期したとおりにクランプされるようになりました。MAXX-64787
環境/バックグラウンド切り替え機能を使用している場合に、ビューポートを操作しなくても、ビューポート バックグラウンドでバックグラウンド カラーが正しく表示されるようになりました。MAXX-55609
OSL テクスチャを含むシーン ファイルを保存するときに、関連付けられた .OSL ファイルに「外部ファイル アセット」のフラグが設定されることはなくなりました。MAXX-56703
HDRI ライト ヘルパー オブジェクトは、予期した通りに削除や名前変更を行えるようになりました。MAXX-56639
シーン コンバータ
[シーン コンバータ](Scene Converter) > [シーン内で選択したルールにのみ適用](Apply only Selected Rules on Scene)機能を修正しました。MAXX-66457
安全な設定
非表示プラグイン パッケージの場所からスクリプトをロードするときに発生する問題を修正しました。MAXX-65352
ゲーム エクスポータによる書き出しがサイレントに失敗した場合に、FBX レビュー アプリケーションを自動的に検出できなくなるバグを修正しました(インストールされている場合)。MAXX-65000
非表示の 3ds Max インストール フォルダからスクリプトをロードするときに発生する問題を修正しました。MAXX-65292
MAXScript スクリプトのセキュリティを確保するために、短いファイル名の処理方法を改善しました。MAXX-64762
UI
モーダル ダイアログ ボックスのサブロールアウトにアクセスできない問題を修正しました。MAXX-64280
オブジェクトのクローンを作成した後に、一部のテキスト フィールドと UI 要素に入力できなくなります。MAXX-62494
カメラに関する警告モーダル ダイアログを複数開くことができる機能や、モーダル ダイアログのその他の「ホットキー」機能が原因で 3ds Max がフリーズする問題を修正しました。MAXX-64150
シーン ファイルをロードした後に、一部のテキスト フィールドと UI 要素に入力できなくなります。MAXX-64047
セッションを切り替えたときに、[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの位置が保持されません。MAXX-61395
一部が画面の外にはみ出している Qt UI 要素にカーソルを置いてツールチップを表示するとクラッシュする問題を修正しました。MAXX-62641
コマンド パネルのロールアウトが展開または縮小されない問題を修正しましたMAXX-63409
V-Ray がインストールされているときに基本設定を保存すると問題が発生しましたMAXX-63353
ゲーム用マウスのポーリング レートが高い場合にオービット ビューポートの更新に遅延が生じる問題を修正しました。MAXX-64056
UVW
[UV を編集](Edit UV)ウィンドウで UV を操作するときのパフォーマンスが向上しました。これは、固有の UV レイアウトを作成するアーティストにとって非常に便利です。MAXX-55812
Unfold3D でポリゴン メッシュ データを使用している場合、まれに UV 情報が誤ってクリーンアップされてデータが非多様体になり、UV に歪みが生じることがありました。この問題を解決するために、ポリゴン メッシュの UV データのクリーンアップ方法に関するサポートを改善しました。MAXX-64961
ビューポート
X フォームを適用するオブジェクトが選択されておらず、X フォームがスタック上のアクティブなモディファイヤでない場合でも、X フォームのバウンディング ボックスが常にビューポートに表示される問題を解決しました。MAXX-56425
ビューポート メニューを使用するとクラッシュする可能性がある問題を修正しました。MAXX-66808
プログラムの起動、リセット、およびシーンのロード中にビューポートが黒くなる問題を修正しました。MAXX-66182
新しいビューポート レイアウトの不正なペイントを修正しました。MAXX-64882
複数のレイアウトを含むシーンを開いたときのビューの不正なペイントを修正しました。MAXX-66855
ビューポート内のインスタンスを選択し、マテリアルをドラッグしてビューポートにドロップできるようになりました。MAXX-66222
[ビューポートのフィルタリング](Viewport Filtering)アイコンは、[セーフ フレーム](Safe Frame)モードで表示されます。MAXX-66268
ビューポート フィルタが適用された親の子オブジェクトは、ビューポートで選択できます。MAXX-66239
グループ ヘッドまたはボーンのみのノードでフィルタがない問題を修正しました。MAXX-67192
SteeringWheel の表示が欠けることはなくなりました。期待どおりに正しく表示されるようになりました。MAXX-65913
ビューポートで ActiveShade が実行されている場合に別のビューポートを選択しても、メニューの間隔が変更されなくなりました。MAXX-65326
ビューポートの[ホーム]ボタンをクリックしたときに、カスタム バックグラウンドが残るようになりました。MAXX-57015
別のビューポートを最大化してから最小化した後も、トラック ビューとシーン エクスプローラは予期したとおりに機能するようになりました。MAXX-56643
頂点で[選択図形ズーム](Zoom Extents Selected)を使用するとクリッピングが生じる可能性がある問題を修正しました。MAXX-62276
キャッシュされた Alembic にマルチ/サブ マテリアルをアタッチするとビューポートがハングする問題を修正しました。MAXX-46271
ビューの移動、画面移動、オービット中も、アニメーションの再生は継続されます。MAXX-63031
パースマッチ ハンドルの動作を修正しました。MAXX-63003
マルチ パスが有効なときに[プレビューを作成](Make Preview)でシーケンスを保存すると発生する問題を修正しました。MAXX-53168
ビューポート マテリアル
Arnold プロシージャル/Alembic/USD のシェイプ表示モードを修正しました。MAXX-62723
ドラッグ アンド ドロップまたはマテリアル エディタの[オブジェクトに割り当て](Assign to Object)ボタンを使用してマテリアルを割り当てたときに、オブジェクトが黒で表示されることはなくなりました。MAXX-56040
カラー管理
OSL で不正な TGA マップが使用されている場合にクラッシュが発生する問題を修正しました。MAXX-64855

既知の問題および回避策

このセクションでは、3ds Max 2023 リリースの既知の制限事項と有効な回避策について説明します。

Revit ファイルを読み込むと、余分なジオメトリが発生する MAXX-65948

3ds Max 2023 では、一部の Revit モデルにおいては、追加のオブジェクトやジオメトリが多数含まれる場合があります。たとえば、鉄筋オブジェクトや構造メッシュ筋などです。そのため、Revit の読み込みは旧バージョンと比較して低速になり、このような鉄筋オブジェクトが原因となって、3ds Max のシーンの負荷が非常に大きくなることがあります。

回避策:

この既知の問題に対して考えられる回避策が 2 つあります。

  1. Revit を使用できる場合は、Revit のモデルを別々に保存することで、Revit モデル内の問題を解消できます。

  2. Revit を使用できないが、追加の鉄筋オブジェクトが必要ない場合は、3ds Max のシーンから名前に「rebar-」が付いたすべてのオブジェクトを削除します。