3ds Max 2023 をインストールしていただき、ありがとうございます。 このリリース ノートは、本リリースに関する既知の制限事項、問題点、修正事項について説明します。 新機能と更新されたワークフローの詳細については、「3ds Max 2023 の新機能」を参照してください。
3ds Max 2023 には、Max 2022.1、2022.2、2022.3 の各更新プログラムで提供された修正も含まれています。詳細は、次のリンクを参照してください。
このセクションでは、3ds Max 2023 リリースで修正された問題について説明します。既知の問題と回避策については、「既知の問題および回避策」を参照してください。
| アニメーション |
|---|
| TCB 回転コントローラの既定のワインドアップ設定に、[基本設定] (Preferences)の設定が反映されるようになりました。MAXX-55303 |
| アニメーション レイヤを含むオブジェクトをシーンから削除するときにアニメーション レイヤが破損する問題を修正しました。MAXX-62692 |
| ユーザがトラック セットにトラックを追加できない問題を修正しました。MAXX-60667 |
| CAT オブジェクトおよびオブジェクトの外部参照をロードし、シーンを保存してからそのシーンをもう一度ロードするとクラッシュする可能性がある問題を修正しました。MAXX-65214 |
| 同じ頂点に対して複数回影響を与えるボーンがシーンに含まれる可能性がある問題を修正しました。この問題が発生すると、パフォーマンスに悪影響を及ぼす可能性があります。この問題が 3ds Max で発生すると、1 つの頂点の重複するボーンへの影響は、そのボーンの 1 つのエントリに結合されます。MAXX-66795 |
| コントロール元のノードを削除したときに、アニメーション レイヤが削除されませんでした。ノードを削除すると、そのノードを参照するアニメーション レイヤも削除されるようになりました。また、ファイルを開くか、合成したときに、孤立したアニメーション レイヤも削除されるようになりました。MAXX-62018 |
| コア |
|---|
| MAXScript ガベージ コレクションで、保存が必要なシーンのフラグが設定される場合がある問題を修正しました。MAXX-64417 |
| 次の操作によって、シーンにダーティのフラグが設定されます: - モディファイヤをオンにする。 - モディファイヤをオフにする。 - ビューポートでモディファイヤをオフにする。 - レンダリングでモディファイヤをオフにする。MAXX-65587 |
| 書き出しダイアログによって自動バックアップ ツールバーのシーンのダーティ状態が切り替わってしまう問題を修正しました。MAXX-64959 |
| 3ds Max によってシーンが変更されたことが通知され、自動バックアップが必要になる問題を修正しました。問題が発生する頻度が低くなりました。MAXX-64165 |
| 自動バックアップ保存をキャンセルした場合に、一時 .sv$ ファイルが削除されない問題を修正しました。MAXX-65606 |
| pluginManager.pluginDllDirectory |
| [テクスチャ レンダリング](Render To Texture)ダイアログを開いても、シーンにダーティのフラグが設定されなくなりました。MAXX-64969 |
| ようこそ画面は、3ds Max を起動して初めて開いたときに閉じることができるようになりました。MAXX-66113 |
| エッグ シェイプのオブジェクトを再スケールするとクラッシュする問題を修正しました MAXX-65278 |
| 外部参照オブジェクトで使用しているプラグインが見つからず、マスター ファイルと外部参照ファイルでオブジェクトのバージョンが異なる場合に発生する問題を修正しました。MAXX-59365 |
| 3ds Max 2015 より前に保存されたシーン ファイルを合成するときに、シーン ノード レイヤがレイヤ マネージャに追加されない問題を修正しました。MAXX-64755 |
| MAXScript を使用してノードのベース オブジェクトを設定した場合は、そのパネル内のノードでベース オブジェクトが変更されている場合を除き、[作成] (Create)パネルまたは[修正] (Modify)パネルをリセットしないでください。MAXX-64202 |
| シーン ファイルをロードまたはマージするときに、存在するがレイヤ マネージャに表示されていないノード レイヤをクリーンアップします。孤立したレイヤの名前が「0」で、親レイヤが存在しない場合、このレイヤ内のノードはレイヤ マネージャで保持されているレイヤ「0」に移動されます。他の孤立したレイヤについては、名前の先頭に「 Recovered 」が付けられて、レイヤ マネージャに追加されます。レイヤ名を一意にするために、名前の前に「_」が追加されることがあります。MAXX-64807 |
| 3ds Max の起動時に 3dsmax.ini からログファイルの寿命設定がロードされない問題を修正しました。MAXX-63697 |
| シーン内の外部参照オブジェクトを合成するときに、合成されたオブジェクト上にカスタム アトリビュートのクローンが適切に作成されるようになりました。MAXX-59971 |
| 3ds Max の複数のインスタンスが同時に実行されている場合に、Max.log およびセッション ログ ファイルからログ エントリが失われる問題を修正しました。MAXX-63493 |
| 以前は外部ファイル アセットを含むというフラグが付けられていた ParamBlock2 のパラメータ処理を修正しました。現在は、このようなフラグは付けられません。MAXX-57392 |
| マテリアル エディタで[マテリアルをオブジェクトから選択](Pick Material from Object)を有効にした状態でアニメーションの再生などの新しいアクションを開始し、マテリアル エディタを終了してから、新しいアクションを終了した場合に発生する問題を修正しました。MAXX-42165 |
| Civil View プラグイン パッケージが 3ds Max のコンポーネントに追加されたため、plugin.ini から「Civil View プラグイン」のエントリが削除されました。MAXX-62902 |
| 元に戻す操作の実行中に元に戻すスタックをフラッシュできないために、[元に戻す] (Undo)機能に関連して発生するクラッシュ問題を修正しましたMAXX-63301 |
| ファイルの合成やライトの除外を行うダイアログ ボックスでクラッシュが発生する問題を修正しましたMAXX-63337 |
| ファイルの合成やライトの除外を行うダイアログ ボックスでクラッシュが発生する問題を修正しましたMAXX-58810 |
| ポップアップ ノートの読み取り、削除、または非表示を行うときに MAXScript エラーが表示される原因となっていたバグを修正しました。MAXX-60380 |
| SME ノード パラメータがトラックビューに表示されない問題を修正しました。MAXX-63076 |
| float バージョンの関数を使用して、ヘッダーのコンパイル時に double から float への変換によってデータが失われる可能性があることを示す警告メッセージを削除しました。エラーを除去するために、特定のファイルのインクルードの相対パスを更新しました。MAXX-64954 |
| フォルダへのパスを指定して Interface8::RevealInExplorer() を呼び出すと、フォルダ自体ではなく親フォルダで Windows エクスプローラが開かれる問題を修正しました。MAXX-66018 |
| 3ds Max の起動時に、plugin.ini ファイルに含まれる INI ファイルが Plugin.UserSettings.ini ファイルに追加される問題を修正しました。MAXX-64644 |
| FBX |
|---|
| 一部のサードパーティ アプリケーションから頂点カラーを読み込むときに、 FBX 読み込みのサポートが期待どおりに動作するようになりました。MAXX-50829 |
| ファイル入出力 |
|---|
| サポートされているリリースではない 3ds Max のバージョンに関連していたため、コンテナの基本設定の「ひとつ前に再保存」の設定を削除しました。MAXX-11634 |
| 外部参照マテリアルへの参照が SME のみである場合に、外部参照オブジェクトの更新を実行すると 3ds Max がクラッシュする問題を修正しました。MAXX-66497 |
| サポートされているリリースではない 3ds Max のバージョンに関連していたため、コンテナの基本設定の「ひとつ前に再保存」の設定を削除しました。MAXX-58118 |
| シーン ファイルのサイズが 2 GB を超える場合に 3ds Max にシーン ファイルをドラッグ アンド ドロップできない問題を修正しました。MAXX-37539 |
| シーン ファイルを既に保存しているときにシーン ファイルの保存を試みないよう保護を追加しました。MAXX-66483 |
| ファイルに多数の見つからないプラグイン インスタンスが含まれている場合のシーン コンバータによるシーン ファイルのロードのパフォーマンスが向上しました。MAXX-58781 |
| 非インタラクティブ モード(3dsmaxbatch.exe または 3dsmaxcmd.exe)では、loadMaxFile などの一部の Maxscript コマンドの quiet パラメータを使用して抑制モードを上書きすることはできません。MAXX-58790 |
| シーン内に多数のアニメーション クリップが存在する場合に、シーンをロードするときのパフォーマンスが向上しました。MAXX-62499 |
| 相互運用性 |
|---|
| ATF SketchUp を読み込んだときに、カットアウト マップが正しく処理されるようになりました。MAXX-60140 |
| 大規模な JT モデルを読み込むときにクラッシュが発生する問題を修正しました。MAXX-62009 |
| MAXScript |
|---|
| #sceneXrefPreMerge コールバックで外部参照シーンにアクセスするとアクセス違反が発生する問題を修正しました。 スクリプト プラグインで paramBlock2 タイプ パラメータに subAnim キーワード引数を指定できない問題を修正しました。MAXX-65971 |
| スクリプト プラグインは、すべての REFMSG_CHANGE 通知を REFMSG_CHANGE / PART_ALL として転送するようになりました。これにより、インスタンスが NoteTransformMonitor をパラメータに保持し、モニタされているノードが移動された場合に、インスタンスを無効にしないなどの問題が修正されます。MAXX-66665 |
| MAXScript 関数 getSubTexmapSlotName、getSubMtlSlotName、getClassName、および getObjectName の引数の数チェックが修正され、localizedName: キーワード引数を指定できるようになりました。MAXX-66572 |
| 古い形式の rc2mxs.ms サンプル スクリプト ファイルを削除しました。MAXX-62644 |
| 定義に Point3 のリテラル([1,2,3])などの複数のトークンで構成される値のリソース ID( |
| TYPE_ANGLE、TYPE_WORLD、TYPE_PCNT_FRAC、TYPE_WORLD、および TYPE_COLOR_CHANNEL パラメータの関数公開システム パラメータの値の検証を修正しました。MAXX-66899 |
| 変数名を文字列として渡したときに、persistent.isPersistent が常に false を返す問題を修正しました。MAXX-65995 |
| 既存のディレクトリを使用して getMaxSaveFileName を呼び出すときにエラーが発生するバグを修正しました。MAXX-65996 |
| 編集可能メッシュ内のサブオブジェクト要素の選択に関連するマクロ レコーダの出力を修正しました。MAXX-51224 |
| いくつかの MAXScript コマンドで使用できる抑制パラメータを指定しても、バッチ(3dsmaxbatch.exe)やコマンド ライン レンダリング(3dsmaxcmd.exe)など、非インタラクティブ モードで 3ds Max を定義する抑制モードを上書きすることはできません。MAXX-65066 |
| 作図平面とビューが直交している場合に、mouseTrack MAXScript 関数が左クリックを検出しませんでした。この動作を次のように変更しました。 - キーワード引数「on:」を指定した場合は、作図平面とビューが直交している場合でも、すべての入力形式(左クリック、右クリック、左クリックしながらドラッグ、マウス移動)が常に検出されます。 - キーワード引数「on」を指定しなかった場合は、作図平面とビューが直交していれば、右クリック以外のすべての入力形式が無視されます。右クリックはマウストラッキング モードを終了する際に一般的に使用されるため、引き続き検出されます。 上記の動作を実装したのは、「on:」キーワード引数を使用する mouseTrack MAXScript 関数にノードが指定されていないときに、作図平面がビューに対して直交している場合は、マウス位置から投影されたレイが作図平面と交差することはないため、マウス イベントを処理しても意味がないからです。MAXX-63450 |
| MAXScript 関数 getINISetting によって読み込まれたファイルのエンコーディングが UTF-16 LE (BOM 付き)に変更される原因となっていた問題を修正しました。現在は、getINISetting を使用してファイルを読み込んだ場合、ファイルの元のエンコーディングは常に保持されます。MAXX-62470 |
| ATS ウィンドウを開いた後でないと、ATSOps MAXScript インタフェースの特定の関数が機能しなくなるバグを修正しました。MAXX-61426 |
| 特定の文字が含まれているメニュー項目またはツールチップを UI に追加した場合に、3ds Max が起動しなくなるバグを修正しました。MAXX-60901 |
| MAXScript 関数の setVertSelection、setEdgeSelection、および setFaceSelection に引数カウント チェックを追加して、正しい数の引数が指定されていない場合にこれらの関数を呼び出すと、該当するエラーが表示されるようになりました。MAXX-62208 |
| スクリプト プラグインの他のすべてのパラメータ ブロックの前で type:#class オプションを指定してパラメータ ブロックを宣言した場合に、3ds Max がクラッシュするバグを修正しました。MAXX-61180 |
| SaveNodes がドキュメントに記載されている通りにブール演算値を返すようになりました。MAXX-64000 |
| MAXScript デバッガで MAXScript スタック変数を出力している場合に、一時的なハングが発生するとクラッシュする問題を修正しました。MAXX-63453 |
| MAXScript エディタでのスクリプト エディタ タブのクローン作成に関連する問題を修正しました。MAXX-53004 |
| モディファイヤ パネルにロールアウトを追加するときに、 MAXScript の例外がスローされ、クラッシュが発生する問題を修正しました。MAXX-61909 |
| スクリプト モディファイヤを使用しているときに、頂点、エッジ、および面を選択する MAXScript 関数が失敗する原因となっていたバグを修正しました。MAXX-62573 |
| 3ds Max 2022 で発生していた問題を修正しました。この問題が発生すると、構造体、スクリプト プラグイン、およびスクリプト ロールアウトの初期値として使用される文字列が正しく処理されず、実際の文字列リテラルの内容を変更する可能性のあるコードが生成されていました。MAXX-63459 |
| [MAXScript デバッガ](MAXScript Debugger )ダイアログ ボックスが開いていない場合でも、3ds Max の起動時に[Alt]+[Tab]を押すと、このダイアログ ボックスが表示される問題を修正しました。MAXX-58148 |
| MAXScript WM3_SwapMorph 関数で保持されない場合のアクセス違反を修正しました。MAXX-66768 |
| MCG |
|---|
| 埋め込まれたスクリプトで作成できるタイプのリストに、新たな .net タイプを追加しました。これには、MCG モディファイヤで使用される Autodesk.Max.MaxPlus.Box3 の追加が含まれます。MAXX-66309 |
| マテリアル エディタ |
|---|
| フィジカル マテリアル > ホットドッグのパン プリセットを使用する際の Mxs の例外を修正しました。MAXX-64445 |
| SME でマテリアルを右クリックしたときに、長いシェーダ ツリーでフリーズする可能性がある問題を修正しました。MAXX-64606 |
| SME ビューでマテリアル名の一部を使用した検索が有効になりました。MAXX-56947 |
| 選択したオブジェクトまたはオブジェクトの選択範囲にマテリアル プレビューを適用すると、マテリアル プレビューに通知が表示されなくなる問題を修正しました。MAXX-64116 |
| マルチマテリアルに新しいマテリアルが追加された場合に、フィジカル マテリアルが作成されるようになりました。MAXX-49844 |
| シーン マテリアル エディタで、Alembic に書き出した後にシーンをリセットするとクラッシュする問題を修正しました。MAXX-57429 |
| SME を開いた状態でビューポート内のオブジェクトを選択するきのパフォーマンスを改善しました。MAXX-51872 |
| モデリング パフォーマンス |
|---|
| オブジェクト プリミティブのメッシュ データがビューポートの表示内容と一致しない(例: エッジ ループが見つからない)可能性があるというスレッディングの問題を解決しました。MAXX-62782 |
| [法線を編集](Edit Normals)モディファイヤをコピーしようとしたときに不安定になる問題を解決しました。MAXX-57431 |
| キャッシュを計算するときにスレッドがロックされる機能を削除して、ノイズ マップ計算のパフォーマンスを改善しました。 [パス変形](Path Deform)モディファイヤのパフォーマンスを改善して、強化された[明示的な法線](Explicit Normals)のスレッディング機能を利用できるようになりました。 3ds Max がレンダリングのためにメッシュ データを内部の GPU メッシュ形式に内部変換する速度を上げて、パフォーマンスを改善しました。 MAXX-62586 |
| メッシュまたはポリゴン データの明示的な法線を処理するときのパフォーマンスを(2 ~ 4 倍に)引き上げるために、複数の 3ds Max モディファイヤで使用されるスレッディング方法を改善しました。新しいマップ方法を使用するモディファイヤは、ベンド、マグネット編集、リンクした X フォーム、X フォーム、ミラー、ノイズ、スキュー、テーパ、ツイスト、スキン、FFD (すべて)、溶解、スキン ラップ パッチ、球状化、ストレッチ、サーフェス ラップです。 この最適化をオフにする MAXScript オプションは、ポリゴンの場合は MeshInspector.UseOldDeformerThreading = true、 メッシュの場合は MeshPerformance.UseOldDeformerThreading = true です。MAXX-58806 |
| Python |
|---|
| スタンドアロンの Python インタプリタから pymxs を読み込むと、クラッシュする代わりに適切に失敗するようになりました。MAXX-66770 |
| PYTHONPATH のサポートが復元されました(2022.2_Update で削除されましたが、2023 で復元されました)。MAXX-66955 |
| 3ds Max の Python インタプリタの起動時に stderr および stdout との接続が切断され、スクリプト(MAXScript または python)を使用して stderr と stdout に書き込むことができませんでした。この問題を修正しました。MAXX-65285 |
| 一部の PySide2 (PySide2.QWebSocket など)のモジュールは、これらの Python ラッパーで必要となる基本的な Qt dll が 3ds Max に用意されていないために、読み込めませんでした。PySide2 モジュールで必要な Qt dll が 3ds Max にパッケージ化されるようになりました。MAXX-63710 |
| 3ds Max に埋め込まれた Python インタプリタが(Python コマンドラインの -E スイッチと同様な方法で) PYTHON 環境変数を使用することはなくなりました。MAXX-62248 |
| Python のホーム パスに Unicode 文字が存在する場合に 3ds Max が起動しない問題を修正しました。MAXX-63475 |
| 3ds Max で pyc ファイルを実行できるようになりました。MAXX-59646 |
| Python オブジェクトが自身のアトリビュートで可用性について適切に報告していない場合に、このオブジェクトが有効な pymxs/MaxScript 要素として(不適切に)解釈されることを防止しました。これにより、(p4python を使用して) Perforce に接続するときに、Perforce クライアントを MAXScript から取得できない不具合を修正しました。MAXX-62821 |
| Maxscript のブール値、浮動小数点数、倍精度、整数、文字列を Python と比較するメソッドを修正して、ログの例外が生じないようにしました。MAXX-62658 |
| 読み込みが失敗したときに正しくないエラー メッセージが報告される原因となっていた Python 読み込みの問題を修正しました。MAXX-62564 |
| Python から MAXScript を呼び出したときに、リスナー ウィンドウへの書き込みの妨げになっていたバグを修正しました。MAXX-63391 |
| リアルタイムのワークフロー |
|---|
| 丸みのあるコーナーのベイク マップで、予期されたサンプリング パラメータが使用されることはなくなりました。MAXX-63885 |
| [テクスチャにベイク処理](Bake to Texture)のアンビエント オクルージョン マップ名が、既定では PBR インポータで認識されなかった問題を修正しました(マップ名から空白を除去しました)。MAXX-64546 |
| [テクスチャにベイク処理](Bake to Texture)の粗さの共通マップが Arnold で適切なレンダリング要素を使用するようになって、結果の予測精度が向上しました。MAXX-62387 |
| レンダリング |
|---|
| フィジカル マテリアルの classID の FBX への書き出しが正しく行われるようになりました。MAXX-57818 |
| ポイント クラウドとキーフレームを使用してシーンを回転するときのゴースト化の効果を修正しました。MAXX-57880 |
| GPU モードで[ポリゴンを編集](Edit Poly)と OpenSubdiv を使用するとクラッシュする問題を修正しました。MAXX-61371 |
| 負荷の大きいシェーディング ツリーを含むシーンをロードする場合のパフォーマンスが向上しました。MAXX-58971 |
| レンダリングまたはベイク処理を行うときに、Targa ファイル形式においてカラーに若干ノイズが生じる問題を修正しました。MAXX-24695 |
| Photoshop でロックされた .psd ファイルに関する問題を解決しました。MAXX-61825 |
| フォーカスが Max の他の場所にある場合は、1 回クリックするだけで、[レンダリング設定](Render Setup)プロパティを操作できるようになりました。MAXX-59336 |
| PBR 読み込みルールが、テクスチャ名に含まれるスペースを認識できるようになりました。MAXX-63382 |
| レンダリング プリセット ツールバーのドロップダウン メニューに誤って表示されるテキストを修正しました。MAXX-64432 |
| Maxscript がアクティブなレンダラのタブにアクセスする問題を修正しました。MAXX-64428 |
| 立体視カメラ ビューのメニューの問題を修正しました。MAXX-65216 |
| ノイズ フィルタを使用している場合の ART レンダリング時間が大幅に短縮されました。MAXX-65280 |
| レンダリング マテリアル |
|---|
| OSL: 高度な木目プリセット名から「3D」を削除しました。MAXX-65603 |
| OSL カーブ マップ名の誤字を修正しました。MAXX-59470 |
| OSL カラー分割マップでカラーが予期したとおりにクランプされるようになりました。MAXX-64787 |
| 環境/バックグラウンド切り替え機能を使用している場合に、ビューポートを操作しなくても、ビューポート バックグラウンドでバックグラウンド カラーが正しく表示されるようになりました。MAXX-55609 |
| OSL テクスチャを含むシーン ファイルを保存するときに、関連付けられた .OSL ファイルに「外部ファイル アセット」のフラグが設定されることはなくなりました。MAXX-56703 |
| HDRI ライト ヘルパー オブジェクトは、予期した通りに削除や名前変更を行えるようになりました。MAXX-56639 |
| シーン コンバータ |
|---|
| [シーン コンバータ](Scene Converter) > [シーン内で選択したルールにのみ適用](Apply only Selected Rules on Scene)機能を修正しました。MAXX-66457 |
| 安全な設定 |
|---|
| 非表示プラグイン パッケージの場所からスクリプトをロードするときに発生する問題を修正しました。MAXX-65352 |
| ゲーム エクスポータによる書き出しがサイレントに失敗した場合に、FBX レビュー アプリケーションを自動的に検出できなくなるバグを修正しました(インストールされている場合)。MAXX-65000 |
| 非表示の 3ds Max インストール フォルダからスクリプトをロードするときに発生する問題を修正しました。MAXX-65292 |
| MAXScript スクリプトのセキュリティを確保するために、短いファイル名の処理方法を改善しました。MAXX-64762 |
| UI |
|---|
| モーダル ダイアログ ボックスのサブロールアウトにアクセスできない問題を修正しました。MAXX-64280 |
| オブジェクトのクローンを作成した後に、一部のテキスト フィールドと UI 要素に入力できなくなります。MAXX-62494 |
| カメラに関する警告モーダル ダイアログを複数開くことができる機能や、モーダル ダイアログのその他の「ホットキー」機能が原因で 3ds Max がフリーズする問題を修正しました。MAXX-64150 |
| シーン ファイルをロードした後に、一部のテキスト フィールドと UI 要素に入力できなくなります。MAXX-64047 |
| セッションを切り替えたときに、[レンダリング設定](Render Setup)ダイアログ ボックスの位置が保持されません。MAXX-61395 |
| 一部が画面の外にはみ出している Qt UI 要素にカーソルを置いてツールチップを表示するとクラッシュする問題を修正しました。MAXX-62641 |
| コマンド パネルのロールアウトが展開または縮小されない問題を修正しましたMAXX-63409 |
| V-Ray がインストールされているときに基本設定を保存すると問題が発生しましたMAXX-63353 |
| ゲーム用マウスのポーリング レートが高い場合にオービット ビューポートの更新に遅延が生じる問題を修正しました。MAXX-64056 |
| UVW |
|---|
| [UV を編集](Edit UV)ウィンドウで UV を操作するときのパフォーマンスが向上しました。これは、固有の UV レイアウトを作成するアーティストにとって非常に便利です。MAXX-55812 |
| Unfold3D でポリゴン メッシュ データを使用している場合、まれに UV 情報が誤ってクリーンアップされてデータが非多様体になり、UV に歪みが生じることがありました。この問題を解決するために、ポリゴン メッシュの UV データのクリーンアップ方法に関するサポートを改善しました。MAXX-64961 |
| ビューポート |
|---|
| X フォームを適用するオブジェクトが選択されておらず、X フォームがスタック上のアクティブなモディファイヤでない場合でも、X フォームのバウンディング ボックスが常にビューポートに表示される問題を解決しました。MAXX-56425 |
| ビューポート メニューを使用するとクラッシュする可能性がある問題を修正しました。MAXX-66808 |
| プログラムの起動、リセット、およびシーンのロード中にビューポートが黒くなる問題を修正しました。MAXX-66182 |
| 新しいビューポート レイアウトの不正なペイントを修正しました。MAXX-64882 |
| 複数のレイアウトを含むシーンを開いたときのビューの不正なペイントを修正しました。MAXX-66855 |
| ビューポート内のインスタンスを選択し、マテリアルをドラッグしてビューポートにドロップできるようになりました。MAXX-66222 |
| [ビューポートのフィルタリング](Viewport Filtering)アイコンは、[セーフ フレーム](Safe Frame)モードで表示されます。MAXX-66268 |
| ビューポート フィルタが適用された親の子オブジェクトは、ビューポートで選択できます。MAXX-66239 |
| グループ ヘッドまたはボーンのみのノードでフィルタがない問題を修正しました。MAXX-67192 |
| SteeringWheel の表示が欠けることはなくなりました。期待どおりに正しく表示されるようになりました。MAXX-65913 |
| ビューポートで ActiveShade が実行されている場合に別のビューポートを選択しても、メニューの間隔が変更されなくなりました。MAXX-65326 |
| ビューポートの[ホーム]ボタンをクリックしたときに、カスタム バックグラウンドが残るようになりました。MAXX-57015 |
| 別のビューポートを最大化してから最小化した後も、トラック ビューとシーン エクスプローラは予期したとおりに機能するようになりました。MAXX-56643 |
| 頂点で[選択図形ズーム](Zoom Extents Selected)を使用するとクリッピングが生じる可能性がある問題を修正しました。MAXX-62276 |
| キャッシュされた Alembic にマルチ/サブ マテリアルをアタッチするとビューポートがハングする問題を修正しました。MAXX-46271 |
| ビューの移動、画面移動、オービット中も、アニメーションの再生は継続されます。MAXX-63031 |
| パースマッチ ハンドルの動作を修正しました。MAXX-63003 |
| マルチ パスが有効なときに[プレビューを作成](Make Preview)でシーケンスを保存すると発生する問題を修正しました。MAXX-53168 |
| ビューポート マテリアル |
|---|
| Arnold プロシージャル/Alembic/USD のシェイプ表示モードを修正しました。MAXX-62723 |
| ドラッグ アンド ドロップまたはマテリアル エディタの[オブジェクトに割り当て](Assign to Object)ボタンを使用してマテリアルを割り当てたときに、オブジェクトが黒で表示されることはなくなりました。MAXX-56040 |
| カラー管理 |
|---|
| OSL で不正な TGA マップが使用されている場合にクラッシュが発生する問題を修正しました。MAXX-64855 |
このセクションでは、3ds Max 2023 リリースの既知の制限事項と有効な回避策について説明します。
| Revit ファイルを読み込むと、余分なジオメトリが発生する MAXX-65948 |
|---|
3ds Max 2023 では、一部の Revit モデルにおいては、追加のオブジェクトやジオメトリが多数含まれる場合があります。たとえば、鉄筋オブジェクトや構造メッシュ筋などです。そのため、Revit の読み込みは旧バージョンと比較して低速になり、このような鉄筋オブジェクトが原因となって、3ds Max のシーンの負荷が非常に大きくなることがあります。
回避策:
この既知の問題に対して考えられる回避策が 2 つあります。
Revit を使用できる場合は、Revit のモデルを別々に保存することで、Revit モデル内の問題を解消できます。
Revit を使用できないが、追加の鉄筋オブジェクトが必要ない場合は、3ds Max のシーンから名前に「rebar-」が付いたすべてのオブジェクトを削除します。