from100to97

(「廃止、置き換え、および削除された機能とコンポーネント」を参照してください。)

目的

スタンドアロン ユーティリティ from100to97 を使って、Alias 以降の Wire ファイルを Alias Wire ファイルに変換できます。

説明

下の表に、この機能の概要を示します。

from2020to97 -s [saved_file] [retrieved_file] 
-s 結果を保存する
saved_file新しい V9.7 ファイルの名前
retrieved_file 古い V10 ファイルの名前
-wsavFile が存在する場合は、これを書き換える
注:

from100to97 ユーティリティでは、新しい Fillet surface ツールで作成したフィレットが変換され、サーフェス情報のみが保存されます。コンストラクション ヒストリは保存されないので、変換後はフィレットを修正できません。『What's New』マニュアルの「New Surface Fillet tool」セクションを参照してください。

注:

from100to97 ユーティリティは、Round ツールで作成したラウンド サーフェスを変換し、サーフェス情報のみを保存します。コンストラクション ヒストリは保存されないので、変換後は丸めを修正できません。

制限事項

Windows で from100to95 ユーティリティを使用するには

  1. Windows で[スタート メニュー] > [プログラム] > [アクセサリ]を選択してコマンド プロンプト ウィンドウを開きます。

    注:

    この例では、Alias が既定の場所にインストールされており、Wire ファイル フォルダも既定の場所に存在することを前提としています。Wire ファイルは「bunchaspheres.wire」とします。

  2. コマンド プロンプト ウィンドウに次のように入力し、

    cd C:\Program Files\Alias\Alias2020\bin

    キーを押します。

    これで、from100to97.exe ファイルがあるディレクトリへ移動します。

  3. 元の Wire ファイル名が「bunchaspheres.wire」の場合、9.7 ファイルに新しいファイル名を選択する必要があります。「bunchaOLDspheres.wire」と名前を付けます。

    Wire ファイルの存在する場所へのフル パスも必要となります。この例では、下のパスが前提です。

    C:\\aw\\username\\Alias\\user_data\\wire\
  4. ファイルを 9.7 ファイルに変換するには、次のように入力します:

    from100to97 -s C:\aw\username\Alias\user_data\wire\bunchaOLDspheres.wire C:\aw\username\Alias\user_data\wire\bunchaspheres.wire

UNIX で from100to95 ユーティリティを使用するには

この例では、Alias が既定の場所にインストールされており、Wire ファイル フォルダも既定の場所に存在することを前提としています。Wire ファイルは「bunchaspheres.wire」とします。

  1. シェルを開いて次のように入力し、

    cd /usr/aw/alias10.0/bin

    キーを押します。

    これで、from100to97.exe ファイルがあるディレクトリへ移動します。

  2. 元の Wire ファイル名が「bunchaspheres.wire」の場合、9.7 ファイルに新しいファイル名を選択する必要があります。「bunchaOLDspheres.wire」と名前を付けます。

    Wire ファイルの存在する場所へのフル パスも必要となります。この例では、下のパスが前提です。

    /aw/username/Alias/user_data/wire/
  3. ファイルを 9.7 ファイルに変換するには、次のように入力します:

    from100to97 -s C:\aw\username\Alias\user_data\wire\bunchaOLDspheres.wire C:\aw\username\Alias\user_data\wire\bunchaspheres.wire