Alias には、コマンド ラインから実行できるファイル トランスレータがいくつか組み込まれています。これらのトランスレータにアクセスするには、Alias インストール フォルダ内のトランスレータ フォルダを参照します。次に例を示します。

C:\Program Files\Autodesk\AliasAutoStudio2021.1\bin\translators.

これらのトランスレータの多くは、使用する前にライセンス情報を指定する必要があります。このライセンス情報の内容は、次のとおりです。

• ALIAS_PRODUCT_KEY: プロダクト キーは、使用している Alias 製品とそのリリース バージョンに対して固有です。「966M1」のようになります。
• ALIAS_PRODUCT_VERSION: 使用しているリリース バージョン。2021.0.0.F のようになります。
• ALIAS_PRODUCT_LICENSE_TYPE: 使用しているライセンスのタイプ。サブスクリプション ユーザの場合は USER、スタンドアロン ライセンスの場合は SA、ネットワーク ライセンス サーバまたは Flex トークンの場合は NW などです。
• ALIAS_PRODUCT_LICENSE_PATH: 使用中の LIC ファイルの絶対パスを指定する必要があります。この情報は、サブスクリプション ユーザ ライセンス タイプ(USER)を使用している場合でも指定する必要があります。USER を使用している場合は、LIC ファイルが存在しなくても、LIC ファイルの場所として最も可能性が高い場所のパスを指定できます。

ライセンス情報を指定するには、環境変数を使用する方法と、環境変数をコマンド ライン パラメータとして明示的に渡す方法の 2 つがあります。

環境変数を使用してライセンス情報を指定する

次の環境変数を使用して、ライセンス情報を指定します。

ALIAS_PRODUCT_KEY=<your_product_key>

ALIAS_PRODUCT_VERSION=<your_product_version>

ALIAS_PRODUCT_LICENSE_TYPE=<your_license_type>

ADSKFLEX_LICENSE_FILE=<your_path_to_network_license_file>

コマンド ラインを使用してライセンス情報を指定する

ライセンス パラメータは、他の引数と同様にトランスレータに渡すことができます。次の構文を使用して、ライセンス情報を指定する単一のコマンド ラインを作成します。

-productKey <your_product_key> -productVersion <your_product_version> -productLicenseType <your_license_type> -productLicensePath <your_path_to_network_license_file>