次の表で示すように、大部分の共通建物オブジェクトは IFC ファイルから読み込まれると、対応する AutoCAD Architecture 2023 toolset オブジェクトとして図面ファイルの中で作成されます。しかし、ジオメトリが複雑で相手側の AutoCAD Architecture 2023 toolset のコンポーネントと直接対応していない IFC オブジェクトの場合は、カスタム表示ブロックがモデル表示レベルで作成されます。そのため、モデル表示レベル内の 3D ジオメトリは、プラン表示レベルに正確に対応しない場合があります。
| 読み込まれたオブジェクト | AutoCAD Architecture 2023 toolset によって作成されるオブジェクト |
|---|---|
| IfcBeam | 梁 |
| IfcColumn | 柱 |
| IfcCurtainWall | カーテン ウォール |
| IfcDoor | ドア |
| IfcElementAssembly | マルチビュー ブロック |
| IfcOpening | 開口部 |
| IfcMember | ブレース |
| IfcRailing | マルチビュー ブロック |
| IfcRamp | マルチビュー ブロック |
| IfcRoof (ジオメトリがあるオブジェクト) | マルチビュー ブロック |
| IfcSlab | スラブ |
| IfcSlab (事前定義されたタイプの屋根または切妻屋根のようなスラブの集合を持つオブジェクト) | 屋根スラブ |
| IfcSpace | スペース |
| IfcStair | マルチビュー ブロック |
| IfcWall | 壁 |
| IfcWallStandardCase (厚さが均一な垂直壁) | 壁 |
| IfcWindow | 窓 |
| IfcBuildingElementProxy (たとえば、家具を表す IFC オブジェクト) | マルチビュー ブロック |
3D ジオメトリ表示を持つ他のすべての IFC オブジェクト(たとえば配管やダクトを表す IFC オブジェクト)を読み込むと、AutoCAD Architecture 2023 toolset はマルチビュー ブロックを作成します。