概要 - 曲線状の壁

曲線エッジの滑らかさ(面分割線)は、変数 FACETDEV によってコントロールされます。 この変数は曲線状の AEC オブジェクトに表示される切子面の数を設定します。既定値は、インペリアル テンプレートで作成された図面では 1/2 インチ、メトリック テンプレートで作成された図面では 12.7 mm です。

曲面分割として指定した値によって、弦から円弧までの最大距離が定義されます。この場合、弦は、真の数学的円弧に近づけるために曲面を切り子面に分割することによって作成されるエッジです。 曲面分割の範囲は 0 (ゼロ)よりも大きく、上限はありません。

曲面分割のある曲線壁セグメントの例

切り子面の最小数は 8 です。たとえば、半径が 300 mm の円筒マス要素を作成し、FACETDEV として 300 mm を指定すると、円筒は 8 面で表示されます。

現在の図面に曲面分割の値を指定する場合は、「切り子面のあるオブジェクトの表示解像度を指定するには」を参照してください。これらの設定は、図面内のすべての曲線オブジェクト(曲線壁を含む)に適用されます。