概要 - 壁スタイル

壁スタイルは、壁オブジェクトの外観をコントロールします。 壁スタイルを使用すると、寸法、コンポーネント、エンドキャップ、マテリアルなどの特性を指定して、コンクリート壁、石壁、レンガ空洞壁などの新しいタイプの壁を作成できます。 AutoCAD Architecture 2023 toolset に付いているカタログには、基礎や下地を備えたコンクリート壁、CMU やレンガ空洞壁、各種のスタッド仕切り壁など、一般的な壁タイプ用の壁スタイルのサンプルが収められています。

さまざまなコンポーネントを使用する壁スタイル

壁スタイルにマテリアルを使用する

マテリアルを使用すると、各スタイルの壁が図面内でどのように表示されるかをコントロールすることができます。マテリアルは、スタイルに含まれている壁コンポーネントに割り当てます。 そのコンポーネントは、割り当てたマテリアルの表示プロパティを使って表示されます。

AutoCAD Architecture 2023 toolset には、一般的なデザインに使用される定義済みのマテリアルが豊富に用意されています。定義済みのマテリアルを使用する以外に、プロジェクトの要件に合わせてそれらを修正したり、新しいマテリアルを定義することもできます。

壁スタイルからツールを作成する

任意の壁スタイルから壁ツールを作成できます。 スタイル マネージャからツール パレットにスタイルをドラッグできます。これで、そのツールから作成された壁の既定の設定を指定できます。

壁スタイルを管理する

スタイルを作成、編集、コピー、名前削除するには、スタイル マネージャを使用します。 スタイル マネージャは、複数の図面やテンプレートに含まれているスタイルを一元的に操作できる AutoCAD Architecture 2023 toolset ユーティリティです。