概要 - 干渉状態を使用する

干渉状態は、3D オブジェクトのジオメトリを使用して、壁にカスタム開口部やカスタム切り欠きを作成します。干渉状態が壁の包絡処理に適用される方法、つまり干渉状態が壁に追加されるか、壁から差し引かれるか、または無視されるかを指定できます。

干渉状態が壁の表示に与える影響

選択した壁コンポーネントに適用される壁モディファイヤやボディ モディファイヤとは異なり、干渉状態は干渉オブジェクトが接しているすべての壁コンポーネントに適用されます。 壁は、干渉状態で止まります。 次に示すように、干渉状態を壁に適用する方法によって、プラン ビューで壁の包絡処理がその影響をどのように受けるかが決まります。

モデル ビューでは、選択した包絡処理オプションに関係なく、干渉状態は常に「差」になります。

干渉状態を編集する

干渉状態の役目をするオブジェクトを編集すると、そのオブジェクトのジオメトリへの変更内容に合わせて壁が変更されます。 たとえば、干渉オブジェクトを移動して、壁上でその位置を変更することができます。干渉オブジェクトを壁から離しても、そのオブジェクトの干渉状態は除去されません。

干渉状態が壁に適用される方法を変更したり、干渉状態を削除することもできます。