Visual Studio Code とは何ですか?(AutoLISP/VS Code)

Visual Studio Code は、一般的に VS Code と呼ばれ、スクリプトと従来のプログラミング言語をサポートする、最新の軽量クロス プラットフォーム ソース コード エディタです。

プログラミング経験が比較的浅い場合、VS Code が提供する開発環境によって、アプリケーションの開発およびデバッグ作業は合理化され、それらに集中することができます。使用するプログラミング言語に基づいて、それらの言語に固有の 1 つまたは複数の Extension をインストールします。Extension を使用して、アプリケーションのソース コードがエディタで整形する方法やデバッグ方法など、プログラミング言語固有の動作を実装する方法を VS Code に指示します。ほとんどの Extension は VS Code Marketplace からインストールできますが、Extension (VSIX)ファイルから手動でインストールすることもできます。VS Code の詳細については、Microsoft の Web サイト「Documentation for Visual Studio Code」(英語)のページを参照してください。

注: VS Code は多数の異なるベンダーによって構築されたオープン ソース クロス プラットフォーム プログラムですが、現在、AutoCAD AutoLISP Extension で使用するためにオートデスクが公式にサポートしているのは Microsoft 版の VS Code のみです。

オートデスクでは、AutoLISP プログラミング用のクロス プラットフォーム開発ツールを利用して、以前は Windows でのみ使用可能だった旧式の Visual LISP 統合開発環境(VL IDE)を置き換えています。AutoCAD 2021 以降、AutoCAD プログラムは、AutoCAD AutoLISP Extension を使用した VS Code による AutoLISP プログラミング開発をサポートしています。

注: Windows で AutoCAD を使用している場合は、VLISP[VLISP エディタ]コマンドを使用して VS Code を起動することができます。

AutoCAD AutoLISP Extension を使用して、次のことができます。

• AutoLISP ソース(LSP)ファイルを作成、編集する
• AutoLISP プロジェクト(PRJ)ファイルを使用して LSP ファイルを管理する
• AutoLISP 文を整形する
• 関数名をオートコンプリート、コード スニペットを挿入する
• 行コメントやブロック コメントを追加する
• AutoCAD にアタッチし、AutoLISP Debug Adapter を使用して AutoLISP ファイルをデバッグする

注: VL IDE は旧式のテクノロジであり、将来のリリースで削除される可能性があります。AutoLISP 開発用の VL IDE から VS Code および AutoCAD AutoLISP Extension に移行することをお勧めします。