クリップ境界を使用して、アンダーレイをクリップできます。
DGNCLIP[DGN クリップ]、DWFCLIP[DWF クリップ]、PDFCLIP[PDF クリップ]、IMAGECLIP[イメージ クリップ]、VPCLIP[ビューポート クリップ]、XCLIP[外部参照クリップ]コマンドを使用してクリップ境界を設定することで、表示および印刷するアンダーレイを部分的に定義できます。クリップ境界は、閉じたポリライン、矩形、またはアンダーレイの全範囲内に頂点があるポリゴンにすることができます。アンダーレイの各インスタンスには、クリップ境界を 1 つしか指定できません。同一アンダーレイのインスタンスが複数ある場合は、それぞれ異なる境界を設定することができます。
次の図に、ポリゴン状のクリップ境界と矩形状のクリップ境界でクリップしたアンダーレイの例を示します。
クリップ境界の必要がなくなれば、アンダーレイからクリップ境界を削除できます。クリップ境界を削除すると、アンダーレイが元の境界で表示されます。また、非表示にする領域をクリップ境界の内側または外側で反転させることもできます。クリップ境界の最初のエッジの中点に表示されるグリップを使用して、クリップされた参照の表示を、境界の内側または外側で反転させることができます。
クリップ境界フレームのシステム変数を使用して、クリップ境界とグリップの表示方法をコントロールできます。クリップ境界フレームのシステム変数は、FRAME、PDFFRAME、DGNFRAME、DWFFRAME、XCLIPFRAME、IMAGEFRAME です。