図面ファイルを PostScript ファイルに変換することができます。PostScript ファイル形式は、多くの DTP (デスクトップ パブリッシング)アプリケーションで使用されます。
PostScript ファイル形式は、多くの DTP(デスクトップ パブリッシング)アプリケーションで使用されます。この形式は高解像度で印刷できるという点で、GIF、PCX、TIFF などのラスター形式より優れています。図面を PostScript 形式に変換すると、PostScript フォントも使用できます。
PostScript 形式で書き出す
ファイルを EPS ファイルなどの PostScript 形式で書き出すと、一部のオブジェクトは特殊な方法で処理されます。
- 厚さのある文字、文字コントロール コード: 文字の厚さが 0(ゼロ)より大きい場合やコントロール コード(%%O や %%D など)が含まれる場合、文字は正確に印刷されますが、PostScript 文字としては出力されません。国際記号や特殊記号(%%213 など)は、PostScript 文字として出力されます。
- ISO 8859 Latin/1 文字セット: 127 から 255 までの文字コードを使用すると、文字は ISO 8859 Latin/1 文字セットに従って解釈されます。そのような文字が PostScript にマッピングされるテキスト内にある場合は、ISO 文字セットを表すために再マッピングされるコード化ベクトルでフォント バージョンが生成されます。その結果、文字はフォントと互換性のある形式の PostScript で出力されます。
- 円、円弧、楕円、楕円弧: 円弧や円は、厚さがある場合を除き、それに対応する PostScript パス オブジェクトに変換されます。
- 塗り潰し: 塗り潰しは、PostScript の塗り潰しパスとして出力されます。
- 2D ポリライン:均一の幅の 2D(平面状)ポリラインは、PostScript ストローク パスとして出力されます。PostScript の端部の形状とマイター リミット変数は、セグメント結合に近似するように設定されます。