概要 - 図面ファイル形式のバッチ変換

異なる DWG ファイル形式間で複数の図面ファイルを変換します。

次のバージョンでは、図面ファイル形式が変更されています。

製品の新しいバージョンで作成した図面をこれより前のバージョンを使用しているユーザと共有したい場合は、[名前を付けて保存] > [DWG 変換]オプションを使用して、前の形式にバッチ変換することができます。ファイルは一度に 1 つずつまたは一括して変換できます。このとき、オリジナルを上書きしたり、ファイル フォルダにまとめてパッケージ化したり、自己解凍型実行ファイルに圧縮したり、別の場所の ZIP ファイルに圧縮することができます。

ファイルを旧バージョンで保存するか旧バージョンに変換すると、変換ツールによって現在のリリースに固有の情報が削除されるか、別のオブジェクト タイプに変換されます。図面を変換すると、失われた情報または変更された情報がログ ファイルに記録されます。

ヒント: 図面を旧リリース形式に変換すると一部のデータが失われることがあるため、現在の図面ファイルが上書きされないように、別のファイル名を割り当てることをお勧めします。

おそらくプロジェクト中に図面ファイルを何度も変換することになります。[DWG 変換]機能を使用すると、変換設定に名前を付けて保存することができます。既定の変換設定の名前は Standard です。この変換設定を基準として使用し、適切な名前を付けて 1 つまたは複数の新しい変換設定を作成できます。その後、必要に応じて修正することができます。

変換する図面ファイルを選択してバッチ コントロール リストに保存すると、繰り返し変換を行うことができます。バッチ コントロール リスト(*.BCL ファイル)は、メモ帳などのテキスト エディタで開いて表示することができます。

[DWG 変換]ダイアログ ボックスでは、次の操作を行うことができます。