-GROUP[オブジェクト グループ設定] (コマンド)

グループと呼ばれる保存されるオブジェクトのセットを作成、管理します。

グループ化すると、1 つのまとまりとして操作する必要のある図面オブジェクトを簡単に組み合わせることができます。既定では、グループの任意のメンバーを選択すると、そのグループのすべてのオブジェクトが選択され、個々のオブジェクトを修正するのと同じように、複写、回転、移動することができます。

次のプロンプトが表示されます。

[一覧(?)]

図面で定義されているグループの名前と説明が一覧表示されます。

[並べ替え(O)]

(AutoCAD LT では使用できません。)

グループ内のオブジェクトの番号順序を変更します。並べ替えは、ツール パスを作成する際に便利です。たとえば、ツール パス パターンの水平線および垂直線を切断する順序を変更することができます。

位置番号

並べ替えるオブジェクトの位置番号を指定します。オブジェクトをまとめて並べ替えるには、最初のオブジェクトの位置番号を指定します。

[並び順を反転(R)]

グループ内のすべてのメンバーの順序を反転します。

[追加(A)]

グループにオブジェクトを追加します。

[除外(R)]

グループからオブジェクトを除外します。

グループのすべてのオブジェクトを除外しても、そのグループは定義されたままです。図面からグループ定義を削除するには、[分解]オプションを使用します。

[分解(E)]

グループをその構成要素オブジェクトに分解して、グループ定義を削除します。

[名前変更(R)]

既存のグループに新しい名前を割り当てます。

[選択可能(S)]

グループが選択可能かどうかを指定します。グループが選択可能であるとき、グループ内の 1 つのオブジェクトを選択するとグループ全体が選択されます。ロックされた画層やフリーズされた画層上のオブジェクトは選択されません。

[作成(C)]

グループを作成します。

グループ名は、最大 31 文字以内で、半角文字、数字、ドル記号($)、ハイフン(-)、アンダースコア(_)などの特殊文字を含めることができますが、スペースを含めることはできません。名前は大文字に変換されます。