3D オービットのショートカット メニュー

3D モデルをオービットするときに使用する設定を指定します。

アクセス方法

3DORBIT[3D オービット]コマンド(または任意の 3D ナビゲーション コマンドまたはモード)がアクティブなとき

オプション

次のメニュー オプションを使用することができます。

[現在のモード: 現在値]
現在のモードが表示されます。
[その他のナビゲーション モード]
次の 3D ナビゲーションモードのいずれかを選択します。
  • [拘束オービット 1]: オービット操作を XY 平面または Z 方向に拘束します。
  • [自由オービット 2]: オービットを XY 平面または Z 方向に拘束せずに、任意の方向に操作できるようにします。詳細については、3DFORBIT[3D 自由オービット]コマンドを参照してください。
  • [継続オービット 3]: カーソルが、2 本の環で囲まれた球に変わり、オブジェクトを継続移動状態に設定できるようになります。詳細については、3DCORBIT[3D 継続オービット]コマンドを参照してください。
  • [距離を調整 4]: カメラをオブジェクトに近づけたり遠ざけたりする動きの効果をシミュレートします。詳細については、3DDISTANCE[3D 距離]コマンドを参照してください。
  • [旋回 5]: カーソルがアーチ形矢印に変わり、カメラの旋回の効果をシミュレートします。詳細については、3DSWIVEL[3D 旋回]コマンドを参照してください。
  • [ウォークスルー 6]: カーソルがプラス記号(+)に変わり、カメラの位置と目標をダイナミックにコントロールすることによって、XY 平面から固定された高さでモデルを「ウォークスルー」できるようにします。詳細については、3DWALK[3D ウォークスルー]コマンドを参照してください。
  • [フライスルー 7]: カーソルがプラス記号(+)に変わり、XY 平面から固定された高さに拘束されることなく、モデルを「フライスルー」できるようにします。詳細については、3DFLY[3D フライスルー]コマンドを参照してください。
  • [ズーム 8]: カーソルがプラス記号(+)とマイナス(-)記号の付いた虫めがねの形に変わり、カメラのズーム レンズの効果をシミュレートして、ビュー内で目標を拡大または縮小できるようにします。[距離を調整]オプションと同じように作用します。詳細については、3DZOOM[3D ズーム]コマンドを参照してください。
  • [画面移動 9]: カーソルが手の形をしたカーソルに変わり、ビューがカーソルをドラッグした方向に移動します。詳細については、3DPAN[3D 画面移動]コマンドを参照してください。
    ヒント: ショートカット メニューを使用するまたはショートカット メニュー名の後に表示される番号を入力することで、任意のモードに切り替えられます。
[オービットの目標自動設定を有効にする]
オンにすると、オービットの目標点が表示されたオブジェクトの中心に自動的に配置されるか、画面上で選択されます。オフにすると、目標点は、オービットを開始するためにクリックした場所に配置されます。システム変数 ORBITAUTOTARGET を参照してください。
[アニメーション設定]
[アニメーション設定]ダイアログ ボックスが表示され、アニメーション ファイルの保存に関する設定を指定できます。
[窓ズーム]
カーソルが窓アイコンに変わり、ズームする領域を選択できるようになります。カーソルが変わったら、始点と終点を指定して、窓ズームを定義します。図面が拡大され、選択した領域にフォーカスされます。
[オブジェクト範囲ズーム]
ビューの中心に合わせ、すべてのオブジェクトが表示されるようにサイズを設定します。
[前画面ズーム]
直前のビューが表示されます。
[平行投影ビュー]
図面内の 2 本の平行線が決して収束しないようにオブジェクトを表示します。図面内の形状は、近づいても常に同じままであり、表示は歪みません。
[パース ビュー]
オブジェクトをパース投影で表示します。この場合、すべての平行線は 1 点に収束します。オブジェクトは遠くに退くように見え、オブジェクトの一部がより大きく近くに見えます。オブジェクトに非常に近づくと、形状はいくぶん歪みます。この表示は、実際に目で見たときの状態により近い感じになります。詳細については、システム変数 PERSPECTIVE を参照してください。
[ビューをリセット]
ビューをリセットし、最初に 3DORBIT コマンドを開始した時点のビューに戻します。
[プリセット ビュー]
平面図、下面図、南西アイソメ ビューなどの定義済みのビューのリストが表示されます。リストからビューを選択し、モデルの現在のビューを変更します。
[ビュー管理]
図面内の名前の付いたビューのリストが表示されます。モデルの現在のビューを変更するには、リストから名前の付いたビューを選択します。
[表示スタイル]
オブジェクトをシェーディングする方法を提供します。表示スタイルの詳細については、「表示スタイルを使用して、ユーザのモデルを表示する」を参照してください。

これらのオプションは、VSCURRENT[ビューポート表示スタイル]コマンドのオプションと同じです。

[表示補助]
オブジェクトを視覚化するための補助機能を提供します。
  • [コンパス]: アークボール内に XYZ 軸を表す 3 本の線で構成される 3D の球を描きます。
  • [グリッド]: グラフ用紙のような、2 次元配列の線を表示します。このグリッドは X 軸および Y 軸の方向に置かれます。
    注: 3DORBIT[3D オービット]コマンドを開始する前に、GRID[グリッド]コマンドを使用して、グリッド表示をコントロールするシステム変数を設定できます。主グリッド線の数は、GRID コマンドの[グリッド間隔]オプションで設定した値に対応します。この値は、システム変数 GRIDUNIT に格納されます。主グリッド線の間には水平線と垂直線が 10 本描画されます。
  • [UCS アイコン]: 色付きの 3D UCS アイコンが表示されます。各軸には XYZ のラベルが付けられます。X 軸は赤、Y 軸は緑、Z 軸は青です。