ObjectARX アプリケーションのロード、ロード解除を行い、情報を表示します
ObjectARX ® (AutoCAD Runtime Extension)は、AutoCAD アプリケーションを開発するためのコンパイラ型言語のプログラミング環境です。この環境では、AutoCAD と同じアドレス空間でコンパイルされたプロジェクをロードおよび実行できるので、自分で作成したプログラムで核となる AutoCAD のデータ構造とコードを直接操作できます。
次のプロンプトが表示されます。
- [ファイル(F)]
- 現在ロードしている ObjectARX アプリケーションが一覧表示されます。ObjectARX アプリケーションには、サードパーティのプログラムや、Render などの内部アプリケーションがあります。
- [グループ(G)]
- AutoCAD コマンドの名前を解決する場合、指定したコマンドのグループを最初に検索されるグループにします。
- [コマンド(C)]
- 拡張プログラムに登録されたコマンドの一覧が表示されます(拡張プログラムに登録されたコマンドについては、 『ObjectARX Developer's Guide』を参照)。
- [クラス(CL)]
- システムで登録されているオブジェクトから派生した C++ クラスのクラス階層が表示されます。
- [サービス(S)]
- 登録されているすべてのサービスの名前が一覧表示されます。
- [ロード(L)]
- [ObjectARX/DBX ファイルを選択]ダイアログ ボックス(標準のファイル選択ダイアログ ボックス)が表示されます。このオプションを使用して、指定した ObjectARX アプリケーションをロードします。
- [ロード解除(U)]
- 指定した ObjectARX アプリケーションをロード解除します。