現在のモデル ビューポートまたは現在のレイアウトのスライド ファイルを作成します。
[スライド ファイルを作成]ダイアログ ボックス(標準のファイル選択ダイアログ ボックス)が表示されます。ファイル名を入力するか、リストからスライド ファイル(SLD)を選択します。スライド ファイルは、ビューポートのラスター イメージです。
モデル空間では、MSLIDE コマンドは現在のビューポートのスライド ファイルのみを作成します。ペーパー空間では、MSLIDE コマンドは、すべてのビューポートとその内容を含むペーパー空間表示のスライド ファイルを作成します。
図面のオフ スクリーン領域や、オフやフリーズ状態の画層は、スライドには組み込まれません。
スライドを見るには VSLIDE[スライド表示]コマンドを、スライド ライブラリを作成するには SLIDELIB(スライド ライブラリ作成)ユーティリティを使用します。
シェーディング イメージのスライドを、このスライドの作成に使用したディスプレイよりも大きいウィンドウまたは高い解像度を使用して表示すると、シェーディング イメージの線分の間に黒い線が間欠的に表示されることがあります。これを防ぐため、スライドを作成するときは解像度を最大に設定したフルスクリーンを使用してください。