卓上計算機のように[クイック計算]を直接使用するか、コマンドまたは[プロパティ]パレットの使用中に割り込みで使用します。
プログラムで[クイック計算]を使用するには、次の 3 つの方法があります。
- ボタン、メニュー、ショートカット メニュー、またはコマンド プロンプトから直接使う。
- コマンドの実行中にショートカット メニューまたはコマンドのプロンプトから割り込む。
- [プロパティ]パレットから割り込む。
[クイック計算]を直接使用する
[クイック計算]を直接使用する場合は、卓上計算機を使用するように計算や単位変換を実行できます。計算の結果を転送するには、Windows のクリップボード([Ctrl]+[C]、[Ctrl]+[V])を使用できます。
[クイック計算]にアクセスするには、次のいずれかの方法を使用します。
- リボンの[ホーム]タブの[ユーティリティ]パネルの[クイック計算]ボタン
- メニューで、[ツール]、[パレット]、[クイック計算]の順に選択
- [標準]ツールバーの[クイック計算]ボタンをクリックします。
- コマンドがアクティブではない作図領域で、右クリックし、[クイック計算]を選択します。
- コマンド プロンプトに対して、quickcalc または qc と入力します。
コマンドの実行中に割り込みで[クイック計算]を使用する
コマンドの実行中に割り込みで[クイック計算]にアクセスするには、次のいずれかの方法を使用します。
- 右クリックしてショートカット メニューを表示し、[クイック計算]を選択します。
- 値または座標の指定を求めるプロンプトに対し、'quickcalc または 'qc と入力します。
たとえば、線分を作成しているときに、次の点のプロンプトに対して[クイック計算]で式を入力し、[適用]ボタンをクリックします。線分の次の点に対し、結果(距離または座標)が使用されます。
[プロパティ]パレットから割り込みで[クイック計算]を使用する
図面のオブジェクトのプロパティを修正したり、そのオブジェクトに式の評価を適用するときは、[プロパティ]パレットから割り込みで[クイック計算]にアクセスできます。次の方法を使用します。
- [プロパティ]パレットで、数値を含むいずれかのボックスをクリックします。次に、ボックスに表示されたクイック計算ボタンをクリックします。
- 値を計算した後、[適用]ボタンをクリックすると、[プロパティ]パレットに結果が渡されます。
[適用]ボタンがグレー表示されている場合は、指定したプロパティを直接変更できないことを意味します。