AutoCAD マクロ ウイルス保護ダイアログ ボックス

マクロ ウイルス保護を無効にします。

VBALOAD[VBA ロード] (コマンド) 検索

マクロを含んだ図面やプロジェクト ファイルを開くと、マクロ ウイルスがアクティブになり、使用しているコンピュータに伝染します。それ以降、保存するすべての図面やプロジェクト ファイルは、マクロ ウイルスに感染する可能性があります。別のユーザが感染した図面やプロジェクト ファイルを開くと、マクロ ウイルスはそのユーザのコンピュータにも伝染することがあります。

AutoCAD マクロ ウイルス保護ダイアログ ボックスは、マクロを含む図面やプロジェクト ファイルを開くときに表示され、このダイアログ ボックスを使用してマクロを無効にすることができます。マクロ ウイルスは、実行可能になった場合にだけ有害です。

オプション

次のオプションが表示されます。

[マクロを含むプロジェクトを開くときは常にこのダイアログを表示する]

このチェック ボックスをオフにすると、AutoCAD マクロ ウイルス保護ダイアログ ボックスは、再度表示されません。後で VBA の[オプション]ダイアログ ボックスを使用してマクロ ウイルス保護を有効にすることができます。

[マクロを無効にする]

マクロを無効にして図面やプロジェクト ファイルをロードします。図面ファイルやプロジェクト ファイルが役に立つマクロを含んでいないと予測される場合や出所が信頼できない場合は、[マクロを無効にする]ボタンをクリックします。

マクロを無効にすると、マクロはすべて実行できなくなります。しかし、マクロの表示、編集、保存は可能です。後で図面やプロジェクト ファイルを閉じ、マクロを有効にして再び開くことができます。

[マクロを有効にする]

マクロを有効にして図面やプロジェクト ファイルをロードします。図面やプロジェクト ファイルの出所が信頼できる場合や、図面やプロジェクト ファイルが役に立つマクロを含んでいると予測される場合は、[マクロを有効にする]ボタンをクリックします。

[ロードしない]

プロジェクト ファイルをロードしようとすると、処理が中止されプロジェクト ファイルはロードされません。埋め込みプロジェクトを含んだ図面を開こうとすると、図面はマクロを無効にして開かれます。