コマンド プロンプトから、外部参照として挿入された図面を管理します。
次のプロンプトが表示されます。
DWG 参照の名前、パス、タイプの一覧、および図面に現在アタッチされている DWG 参照の数を表示します。
指定した DWG 参照をブロックに変換し、永久的に図面の一部にします。
前の外部参照の外部参照に従属する名前の付いたオブジェクト(たとえば、画層名)は、現在の図面に追加されます。外部参照に従属する名前の付いたオブジェクトそれぞれで、縦棒(|)が、新しい 3 つの文字、すなわち 2 つのドル記号($)の間に数字(普通は 0)が入ったものに置き換えられます。現在の図面に同じ名前が既に存在する場合は、数字が増加されます。
現在の図面から 1 つまたは複数の DWG 参照をアタッチ解除し、指定した外部参照の全インスタンスを定義テーブルから削除し、その外部参照定義に削除マークを付けます。現在の図面に直接アタッチまたは上書きされた外部参照のみをアタッチ解除できます。ネストした外部参照をアタッチ解除することはできません。
特定の DWG 参照に関連付けられているパス名の表示と編集を行います。このオプションは、外部参照に対応する図面ファイルの位置や名前を変更する場合に便利です。
完全パスでは、ローカル ハードディスク ドライブ文字、Web サイトへの URL、ネットワーク サーバのドライブ文字などを含む絶対パスが使用されます。
相対パスでは、現在のドライブ文字またはホスト図面のフォルダが想定されます。
選択した DWG 参照をロード解除します。
外部参照の代わりにマーカーが残され、その外部参照を再ロードできるようにします。
1 つまたは複数の DWG 参照を再ロードします。保存されている最新の図面が再ロードされ、表示されます。
再ロード中にエラーが検出された場合は、XREF コマンドが終了し、その再ロード操作の全体が取り消されます。
[オーバーレイするファイルの名前を入力]ダイアログ ボックス(標準のファイル選択ダイアログ ボックス)が表示されます。オーバーレイされた外部参照を含む図面を参照する場合、オーバーレイされた外部参照は、現在の図面に表示されません。
ブロックやアタッチされた外部参照とは異なり、上書きされた外部参照はネストできません。現在他の人がその外部参照ファイルを編集している場合、保存されている最新の図面がオーバーレイされます。
指定した外部参照がまだオーバーレイされていない場合、参照ファイルの名前で、自動的に新しい外部参照が作成されます。
FILEDIA が 0 (ゼロ)に設定されているときは、次のプロンプトが表示されます。
オーバーレイするファイルの名前を入力:
ティルダ(~)を入力してダイアログ ボックスを表示することもできます。
DWG 参照が選択されている場合、[外部参照アタッチ]ダイアログ ボックスが表示されます。DWG 参照が選択されていない場合、[参照ファイルを選択]ダイアログ ボックスが表示されます。詳細は、「XATTACH[外部参照アタッチ]」を参照してください。
アタッチされた外部参照を含む図面を参照すると、そのアタッチされた外部参照が現在の図面に表示されます。ブロックの場合のように、アタッチされた外部参照はネストすることができます。現在他の人がその外部参照ファイルを編集している場合、保存されている最新の図面がアタッチされます。
位置を指定するか、オプションを入力します。
尺度を設定します。X 方向と Y 方向の尺度によって、外部参照のすべての X 方向と Y 方向の寸法が拡大されます。外部参照は、挿入基点を中心にして、指定した角度で回転されます。
X、Y、Z 軸方向の尺度を設定します。
外部参照の挿入角度を設定します。
外部参照が任意の位置に挿入されるまでの、ドラッグ表示の XYZ 軸方向の尺度を設定します。
外部参照が任意の位置に挿入されるまでの、ドラッグ表示の X、Y、Z 軸方向のそれぞれの尺度を設定します。
外部参照が任意の位置に挿入されるまでの、ドラッグ表示の回転角度を設定します。