概要 - 名前の付いた印刷スタイルを使用する

名前の付いた印刷スタイルは、線種や色をオブジェクトに割り当てるのと同じ方法でオブジェクトに割り当てられます。

印刷スタイルが BYLAYER に設定されているオブジェクトは、その画層に割り当てられている印刷スタイルを継承します。

オブジェクトの印刷スタイルを変更するには、[プロパティ]パレットを使用します。画層の印刷スタイルを変更するには、[画層プロパティ管理]を使用します。

レイアウトにはそれぞれ異なる印刷スタイル テーブルを割り当てることができ、また、名前の付いた印刷スタイル テーブルには印刷スタイルをいくつでも含めることができるため、オブジェクトや画層に、どの印刷スタイル テーブルにも該当しない印刷スタイルが割り当てられることがあります。この場合、その印刷スタイルは[印刷スタイルを選択]ダイアログ ボックスにないので、代わりにオブジェクトの既定の印刷プロパティが使用されます。たとえば、名前の付いた印刷スタイル テーブル Style1 に、印刷スタイル A と B が含まれており、名前の付いた印刷スタイル テーブル Style2 に、印刷スタイル B と C が含まれているとします。この場合、Style1 を使用するレイアウトでは、印刷スタイル C を使用するオブジェクトはすべて、印刷スタイルが不明なオブジェクトとしてリストアップされます。このレイアウトで印刷スタイル C が割り当てられているオブジェクトは、既定の設定を使用して印刷されます。