指定したオブジェクトの表示順序(画面表示と印刷の順序)を変更できます。
線の太さが太いオブジェクトや、幅のあるポリライン、ハッチングや塗り潰し、注釈、イメージが使用されているオブジェクトのような、領域を覆うオブジェクトが重なり合っている場合、このようなオブジェクトをコントロールすることができます。たとえば、次の地図では、さまざまなタイプのオブジェクトが重なり合っています。これらのオブジェクトの表示と印刷の順序が重要であることは明らかです。
一般的には、注釈オブジェクトは他のオブジェクトより前に、ハッチングと塗り潰しは背後に表示および印刷します。ワイプアウト オブジェクトは、下にあるオブジェクトを修正することなく文字を追加するための空白領域を提供するオブジェクトです。
いくつかのオプションにより、他のオブジェクトの前面または背後に表示および印刷するオブジェクトを選択することができます。さらに、特定のタイプ別にオブジェクトの表示順序を指定することができます。たとえば、すべてのハッチングと塗り潰しを最背面に移動することができます。
注: 重なっているオブジェクトの表示順序は、同じ空間内(モデル空間またはペーパー空間)でのみコントロールできます。