-DWFATTACH[DWF アタッチ] (コマンド)

コマンド プロンプトから DWF アンダーレイをアタッチします。

DWF または DWFx ファイルをアンダーレイとしてアタッチすると、その参照ファイルは現在の図面にリンクされます。これにより、参照ファイルに対して変更が行われた場合、現在の図面を開いたり再ロードしたときに、現在の図面にその変更内容が表示されます。

DWF ファイルを作図ウィンドウにドラッグして、-DWFATTACH[DWF アタッチ]コマンドを開始することもできます。

注: Autodesk 360 Vault クライアント サーバから DWF ファイルまたは DWFx ファイルにアクセスする場合は、[DWF ファイルを選択]ダイアログ ボックスの代わりに、Vault のファイルを開くダイアログ ボックスが表示されます。Vault クライアント サーバにアクセスできるのは、サブスクリプション契約を行っているお客様のみです(Vault は AutoCAD LT では使用できません)。

次のプロンプトが表示されます。

アタッチする DWF ファイルへのパス

DWF アンダーレイ ファイルへの絶対パスを入力します。ファイル名は半角で最大 255 文字で、文字、数字、スペース、および Microsoft Windows やこのプログラムで使用されていない特殊文字を含めることができます。

ティルダ(~)を入力すると、[DWF ファイルを選択]ダイアログ ボックス(標準のファイル選択ダイアログ ボックス)が表示されます。

ファイル名の入力エラーを避けるために、DWF ファイルとパスの両方を次のように指定することをお勧めします。

パス名¥ファイル名.dgn

または

"パス名¥ファイル名.dgn"

拡張子を付けずに有効な DWF ファイル名をファイル入力した場合でも、拡張子が自動的に追加され、ファイルが検索されます。

シートの名前

シート名を指定します。シートの一覧を表示するには、? と入力します。

一覧表示するシート

DWF ファイル内の使用可能なシートの一覧が、独立したテキスト ウィンドウに表示されます。

挿入位置

選択した DWF ファイルの挿入位置を指定します。

尺度

選択した DWF アンダーレイの尺度と尺度の単位を指定します。

システム変数 INSUNITS を「単位なし」に設定しているか、アンダーレイに解像度情報が含まれていない場合、尺度は AutoCAD 単位でのアンダーレイ幅になります。INSUNITS の値がミリメートル、センチメートル、インチ、フィートなどに設定されていて、アンダーレイに解像度情報が含まれている場合は、AutoCAD 単位での実際のアンダーレイの幅が決定された後、尺度が適用されます。

[回転]

コマンド プロンプト領域に角度の値を入力するか、画面上をクリックすることによって、選択した DWF アンダーレイの回転角度を指定します。