AutoCAD の 3D モデリングには、3D ソリッド、サーフェス、メッシュ、ワイヤフレーム オブジェクトがあります。
AutoCAD では、各種の 3D モデリングを使用できます。それぞれの 3D モデリング テクノロジには、異なる特徴があります。
3D モデルには、これらのテクノロジの組み合わせを含めることができ、それらを互いに変換することができます。たとえば、プリミティブ 3D ソリッド角錐を 3D メッシュに変換し、メッシュ スムージングを実行することができます。その後、メッシュを 3D サーフェスに変換したり、3D ソリッドに戻すことにより、それぞれのモデリング機能のメリットを利用することができます。
3D モデルを動的に表示する最も便利なコマンドは、3DORBIT[3D オービット]です。
ビューの変更に加えて、右クリックすることにより、多くのオプションが用意されたショートカット メニューを表示することができます。最も一般的なオプションは次のとおりです。
2D 操作に使用するほとんどの AutoCAD コマンドは、3D モデルにも適用することができます。たとえば、ROTATE[回転]コマンドを使用して、UCS の Z 軸に平行な軸を中心に 3D ソリッドを回転することができます。別の軸方向を中心にモデルを回転する場合は、UCS の Z 軸の方向を変更する必要があります。
また、3DROTATE[3D 回転]のように 3D 環境に特化されたコマンドもあります。それらのコマンドではギズモが表示され、任意の主軸を中心に簡単に回転することができます。
始めは使い慣れた ROTATE コマンドが最も簡単ですが、どのコマンドを使用するかは、状況と好みに応じて変わります。