選択したオブジェクトに接触するすべてのオブジェクトから選択セットを作成します。
FS (Fast Select)は、線分、ポリライン、円、円弧、属性定義、文字、マルチ テキスト、楕円、イメージを選択します。
FS の動作は FSMODE でコントロールできます。
- FSMODE が OFF (既定値)に設定されている場合、FS は選択されたオブジェクトに接触しているオブジェクトのみを選択します。
- FSMODE が ON に設定されている場合、FS は選択されたオブジェクトに接触しているすべてのオブジェクトだけでなく、このようなオブジェクトに接触しているオブジェクトもすべて選択します。選択処理は、選択されたオブジェクトに接触している未選択のオブジェクトのチェーンを下にたどり続け、作図領域に未選択のオブジェクトが表示されなくなるまで続行されます。
ヒント: FS は、コマンド プロンプトで、または多くのコマンドの「オブジェクトを選択」プロンプトに対して割り込みで('FS)使用することができます。
例1: FSMODE がオフのときに、オブジェクトの選択に FS を使用:
例 2: FSMODE がオンのときに、オブジェクトの選択に FS を使用:
ファイル
fastsel.lsp