コマンド プロンプトで、線種をロード、設定、修正します。
次のプロンプトが表示されます。
[線種ファイルを選択]ダイアログ ボックス(標準のファイル選択ダイアログ ボックス)が表示されます。LIN ファイルを選択すると、ファイルで使用可能な線種が一覧表示されます。
新しい線種を作成し、LIN ファイルに保存します。
[線種ファイルを作成または追加]ダイアログ ボックス(標準のファイル選択ダイアログ ボックス)が表示されます。線種を追加するファイルを指定します。
LINETYPE コマンドでは複雑な線種を作成することができません。(AutoCAD LT には該当しません。)
最大 47 文字までの説明表現を入力します。説明には、コメントまたは線種パターンを簡潔に示す一連のアンダースコア(_)、ドット(.)、ダッシュ(-)、スペースを入力できます。
一連の数値をカンマで区切って、パターン定義を入力します。正の値を入力してダッシュの長さを定義し、負の値を入力して空白の長さを指定します。ドットを指定するには、0(ゼロ)を入力します。
パターンを定義するときのプロンプトの "A" は個々の線分、円、円弧の最後で使用されるパターン位置合わせを指定します。A タイプの位置合わせのみがサポートされています。A タイプの位置合わせでは、線分および円弧は必ずダッシュで開始または終了します。A は自動的に定義に含まれます。線種を作成するときテキスト エディタを使用している場合は、定義の開始に a と入力しなければなりません。
線種の作成が終了したら、それをロードしてアクセス可能にする必要があります。
[線種ファイルを選択]ダイアログ ボックス(標準のファイル選択ダイアログ ボックス)が表示されます。ロードする線種が格納されているファイルの名前を入力または選択します。
これ以降作成されるオブジェクトの現在の線種を設定します。オブジェクトの線種を個別にまたは画層別にコントロールできます。
入力した線種が現在の線種になります。現在の画層に関係なく、新しいオブジェクトはすべてこの線種で作成されます。要求した線種がロードされていない場合、プログラムは .LIN ファイルでその線種の定義を検索します。線種が見つからない場合、メッセージを表示して、コマンド プロンプトに戻ります。
? と入力すると、ロードされているすべての線種の名前が一覧表示されます。bylayer と入力すると、新しいオブジェクトが作成される画層に関連付けられた線種が継承されます。byblock と入力すると、新しいオブジェクトは、ブロックにグループ化されるまで、線種 Continuous で描画されます。そのブロックを挿入すると、オブジェクトは常にブロックに割り当てられた線種を継承します。