[開く/保存]タブ([オプション]ダイアログ ボックス)

OPTIONS[オプション] (コマンド) 検索

上に示されているオプションの一部は、AutoCAD LT では使用できません。

オプション

次のオプションが表示されます。

[ファイルの保存]

ファイルの保存に関する設定をコントロールします。

[名前を付けて保存のファイル形式]

SAVE[保存]、SAVEAS[名前を付けて保存]、QSAVE[上書き保存]、WBLOCK[ブロック書き出し]コマンドを使用してファイルを保存するときに使用される有効なファイル形式が表示されます。このオプションで選択したファイル形式は、保存する図面の既定の形式になります。

[異尺度対応オブジェクトの表示の正確性を保持]

表示の正確性を図面と一緒に保存するかどうかをコントロールします。(システム変数 SAVEFIDELITY)

異尺度対応オブジェクトは、複数の尺度表現を持っている場合があります。異尺度対応オブジェクトは分解され、尺度表現は別々の画層に保存されます。これらの画層には、元の画層の名前に番号が付加された名前が付きます。

注: [異尺度対応オブジェクトの表示の正確性を保持]をオンにした場合、その設定の影響を受けるのは旧図面ファイル形式(2007 以前の図面バージョン)で保存された図面のみです。
[図面サイズの互換性を保持]

図面を開いたり保存するときの、大きなオブジェクト サイズに対する制限への対応をコントロールします。(システム変数 LARGEOBJECTSUPPORT)

[サムネイル プレビュー設定]

[サムネイル プレビュー設定]ダイアログ ボックスが表示され、図面が保存されたときにサムネイル プレビューを更新するかどうかをコントロールできます。

[インクリメンタル保存のパーセンテージ]

図面ファイルで無駄に消費できる空間のパーセンテージを指定します。無駄な消費空間は、定期的な完全保存によって削除されます。インクリメンタル保存にすると保存速度が速くなりますが、図面のサイズは大きくなります。(システム変数 ISAVEPERCENT)

[インクリメンタル保存のパーセンテージ]を 0 に設定すると、すべての保存は完全保存になります。パフォーマンスを最適化するには、この値を 50 に設定します。ハードディスクの空き容量が少ない場合は、25 に設定してください。20 以下の値に設定すると、SAVE および SAVEAS コマンドのパフォーマンスが著しく低下します。

[ファイルの安全確保]

データが失われないようにし、またエラーの検出を支援します。

[自動保存]

指定した間隔で図面が自動的に保存されます。システム変数 SAVEFILEPATH を使用してすべての自動保存ファイルの場所を指定できます。システム変数 SAVEFILE(読み込み専用)には、自動保存ファイルの名前が格納されています。

注: 自動保存は、ブロック エディタが開いているときには無効になります(AutoCAD LT では使用できません)。

[間隔(分)]: [自動保存]を使用する場合に、図面が保存される頻度を指定します。(システム変数 SAVETIME)

[保存時にバックアップ コピーを作成]

図面ファイルを保存するときに BAK ファイルを作成するかどうかをコントロールします。(システム変数 ISAVEBAK)

バックアップファイルの使用方法については、「概要 - バックアップファイルを作成、復元する」を参照してください。

[常時 CRC 確認]

AutoCAD LT では使用できません

図面をオブジェクトに読み込むたびに CRC(Cycle Rudundancy Check)を実行するかどうかを指定します。CRC はエラー チェックのためのメカニズムです。図面が破損しており、ハードウェアの故障またはソフトウェア エラーが生じたと思われる場合は、このチェック ボックスをオンにします。

[ログ ファイルを保持]

テキスト ウィンドウの内容をログ ファイルに書き込みます(システム変数 LOGFILEMODE。LOGFILEPATH および LOGFILENAME も参照)

[テンポラリ ファイルのファイル拡張子]

テンポラリ保存ファイルの一意の拡張子を指定します。既定の拡張子は .ac$ です。

デジタル署名

図面の保存時に図面にデジタル署名を追加するためのオプションが表示されます。

[デジタル署名情報を表示]

有効なデジタル署名を持つファイルを開くときに、デジタル署名情報が表示されます。(システム変数 SIGWARN)

[ファイルを開く]

最近使用したファイルと開いているファイルに関する設定をコントロールします。

[最近使用したファイルの一覧に表示する数]

すばやく開けるように[ファイル]メニューにリストする最近使用したファイルの数をコントロールします。有効な値は、0 から 9 です。

[タイトル バーに絶対パスを表示]

図面が最大化されている場合、図面ウィンドウのタイトル バーまたはアプリケーション ウィンドウのタイトル バーにアクティブな図面の絶対パスが表示されます

アプリケーション メニュー

[最近使用したファイルの一覧に表示する数]

アプリケーション メニューの[最近使用したドキュメント]クイック メニューに一覧表示されるファイルの数をコントロールします。有効な値は、0 から 50 です。

[外部参照 (XREF)]

外部参照の編集およびロードに関する設定をコントロールします。

[外部参照のディマンド ロード]

外部参照ファイルのディマンド ロードを有効または無効にし、参照図面ファイルと参照図面ファイルのコピーのどちらを開くかをコントロールします。(システム変数 XLOADCTL)

  • [使用不可]: ディマンド ロードをオフにします。
  • [使用可]: ディマンド ロードをオンにして パフォーマンスを向上させます。[使用可]を選択すると、空間インデックスや画層インデックスを含むクリップされた外部参照を使用する場合のロード処理を強化できます。このオプションを選択すると、ファイルが参照されているときは、他のユーザはそのファイルを編集できなくなります。
  • [コピーを使用]: ディマンド ロードをオンにしますが、参照図面のコピーが使用されます。他のユーザは、元の図面を編集できます。
[他のユーザによる現在の図面の参照編集を許可]

AutoCAD LT では使用できません

現在の図面が別の図面で参照されているときに、現在の図面をインプレイス編集できるかどうかをコントロールします。(システム変数 XEDIT)

[ObjectARX アプリケーション]

AutoCAD LT では使用できません

AutoCAD Runtime Extension アプリケーションとプロキシ グラフィックスに関する設定をコントロールします。

[ObjectARX アプリケーションのディマンド ロード]

特定のアプリケーションをディマンド ロードするかどうか、およびいつロードするかを指定します。(システム変数 DEMANDLOAD)

  • [デイマンド ロード使用不可]: ディマンド ロードをオフにします。
  • [カスタム オブジェクト検出時]: カスタム オブジェクトを含む図面を開いたときに、作成元アプリケーションをディマンド ロードします。この設定では、アプリケーションのコマンドを 1 つ呼び出した時点では、そのアプリケーションはディマンド ロードされません。
  • [コマンド発行時]: アプリケーションのコマンドの 1 つを呼び出したときに、作成元アプリケーションをディマンド ロードします。この設定では、カスタム オブジェクトを含む図面を開いた時点では、そのアプリケーションはディマンド ロードされません。
  • [オブジェクト検出時/コマンド発行時]: カスタム オブジェクトを含む図面を開いたとき、またはアプリケーションのコマンドの 1 つを呼び出したときに、作成元アプリケーションをディマンド ロードします。
[カスタム オブジェクトのプロキシ イメージ]

図面内のプロキシ オブジェクトの表示をコントロールします。(システム変数 PROXYSHOW)

[プロキシ情報ダイアログ ボックスを表示]

プロキシが作成されるときに警告を表示するかどうかをコントロールします。(システム変数 PROXYNOTICE)