DCANGULAR[角度寸法拘束] (コマンド)

線分またはポリライン セグメント間の角度、円弧またはポリライン円弧セグメントの中心角、またはオブジェクト上の 3 点間の角度を拘束します。

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このコマンドは、DIMCONSTRAINT[寸法拘束]コマンドの[角度寸法]オプションに相当します。

負の角度または 360 度を超える角度を入力すると、入力された値(たとえば、390)は式に保管されますが、単位の書式に基づいて表示されます(たとえば、度単位の場合は 30)。

式で 360 より大きい値または -360 より小さい値に評価される変数が使用されている場合、[パラメータ管理]には、拘束の値が図面の単位に基づいて表示されます。

次の表に、有効な拘束オブジェクトと拘束点の概要を示します。

有効なオブジェクトまたは点

特徴

2 本の線分

2 本のポリライン セグメント

3 つの拘束点

円弧

  • 2 本の線分を選択すると、線分間の角度が拘束されます。初期値は、常に 180 度未満です。
  • 3 つの拘束点を指定すると、次のように適用されます。
    • 1 点目 — 角度の頂点
    • 2 点目と 3 点目 — 角度の端点
  • 円弧を選択すると、3 点による角度拘束が作成されます。円弧の中心が角度の頂点、円弧の端点が円弧の角度の端点になります。

次のプロンプトが表示されます。

[線分(L)]

線分オブジェクトを選択します。

第 1 の線分

拘束する最初の線分を指定します。

第 2 の線分

拘束する 2 本目の線分を指定します。

寸法線の位置

拘束されたオブジェクト上の寸法線を配置する場所を指定します。

円弧

円弧を選択して、角度を拘束します。

寸法線の位置

寸法線の位置を指定します。

[3 点(3P)]

オブジェクト上の 3 つの有効な拘束点を選択します。

角度の頂点

拘束の中心点とする角度の頂点を指定します。

第 1 の角度拘束点

最初の角度の端点を指定します。

第 2 の角度拘束点

2 番目の角度の端点を指定します。

寸法線の位置

寸法線の位置を指定する