概要 - 曲線オブジェクト

曲線オブジェクトには、円弧、円、ポリライン円弧、ドーナツ、楕円、スプラインがあります。

円弧--任意の 3 点を指定することによって円弧を作成できます。

円--中心と半径を指定することによって円を作成できます。この既定の方法以外に、2 点を指定して直径を定義したり、円周を定義する 3 点を指定したり、2 つの接点と半径を指定することができます。

ポリライン円弧--複数のセグメントから構成されるポリライン円弧を使用することにより、たとえば幅や曲率を調整するなど、単一の円弧では不可能な編集操作が可能になります。ポリラインの円弧セグメントを描く場合は、円弧の最初の点が直前のセグメントの終点になります。

ドーナツ--ドーナツは、塗り潰されたリングや塗り潰された円として表示されますが、実際には幅のある閉じたポリラインです。

楕円--楕円の形状は、長さと幅を定義する 2 本の軸によって定義されます。長い軸を「主軸」、短い軸を「副軸」といいます。

スプライン--スプラインは曲線の形状に影響する一連の点を通過する、またはその近くを通過する滑らかな曲線です。「制御点」または「フィット点」のいずれかを使用してスプラインを作成、編集することができます。

らせん(AutoCAD LT では使用できません)--らせんは、開いた 2D らせんまたは 3D らせんです。オブジェクトをスイープしてイメージを作成するためのパスとして、らせんを使用できます。たとえば、らせんパスに沿って円をスイープすると、ばねのソリッド モデルを作成することができます。