選択した 2D リージョンまたは 3D ソリッドのマス プロパティを計算します。
次の表は、同一平面および非同一平面のリージョンに対して表示されるマス プロパティを示します。
同一平面および非同一平面のリージョンのマス プロパティ |
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マス プロパティ |
説明 |
面積 |
リージョンによって囲まれたサーフェス領域。 |
周囲 |
リージョンの内側と外側の周囲の全長。 |
境界ボックス |
境界ボックスを定義する 2 つの点の座標。現在のユーザ座標系の XY 平面と同じ平面にあるリージョンの場合、境界ボックスは、リージョンを囲む長方形の対角線上で向かい合うコーナーで定義されます。現在の UCS の XY 平面と同一平面でないリージョンの場合、境界ボックスは、リージョンを囲む 3D ボックスの対角線上で向かい合うコーナーで定義されます。 |
図心 |
ジオメトリの中心に配置された点の座標値。現在の UCS の XY 平面と同一平面のリージョンの場合は、これは 2D 点となります。現在の UCS の XY 平面と同一平面でないリージョンの場合は、これは 3D 点となります。 |
リージョンが現在の UCS の XY 平面と同一平面のときは、次の表のプロパティも表示されます。
同一平面のリージョンのその他のマス プロパティ |
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マス プロパティ |
説明 |
慣性モーメント |
プレートにかかる液体の圧力のような分散負荷を計算したり、曲がったりねじれたりするビーム内の力を計算するために使用する値。面積の慣性モーメントを求める公式は、次のとおりです。 area_moments_of_inertia = area_of_interest * radius 2 面積の慣性モーメントの単位は、距離の 4 乗です。 |
慣性乗積 |
オブジェクトの動きを生じさせる力を求めるために使用されるプロパティ。これは常に直交する平面において計算されます。YZ 平面および XZ 平面における慣性乗積を求める公式は、次のとおりです。 product_of_inertia YZ,XZ = mass * centroid_to_YZ * dist centroid_to_XZ この XY 値は質量の単位に距離の 2 乗を掛けたもので表されます。 |
回転半径 |
3D ソリッドの慣性モーメントを示すもう 1 つの方法。回転半径を求める公式は、次のとおりです。 gyration_radii = (moments_of_ inertia/body_mass) 1/2 回転半径の単位は、距離で表されます。 |
図心についての主慣性モーメントおよび X-Y-Z 方向 |
慣性乗積から得られた計算で、同じ単位値を持ちます。慣性モーメントは、オブジェクトの図心の特定の軸で最大です。慣性モーメントは、最初の軸と垂直に図心を通っている 2 番目の軸で最小です。3 つ目の軸の値は、最大と最小の値の中間です。 |
次の表は、3D ソリッドに対して表示されるマス プロパティを示します。
ソリッドのマス プロパティ |
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マス プロパティ |
説明 |
質量 |
ボディの慣性質量。密度の値は常に 1.00 なので、質量と体積は同じ値になります。 |
体積 |
ソリッドが囲む 3D 空間の量。 |
境界ボックス |
対角線上で向かい合うコーナーで定義される、ソリッドを囲む 3D ボックス。 |
図心 |
ソリッドの質量の中心である 3D 点です。ソリッドの密度は均一であるものと仮定しています。 |
慣性モーメント |
質量の慣性モーメント。車輪のように、ある軸を中心としてオブジェクトを回転させるのに必要な力を計算するために使用します。軸がオブジェクトの外側にある場合、質量の慣性モーメントを求める式は、次のとおりです。 mass_moments_of_inertia = object_mass * radius axis 2 回転軸がオブジェクトを通過している場合、質量の慣性モーメントはオブジェクトの形状によって異なります。 |
慣性乗積 |
オブジェクトの動きを生じさせる力を求めるために使用されるプロパティ。これは常に直交する平面において計算されます。YZ 平面および XZ 平面における慣性乗積を求める公式は、次のとおりです。 product_of_inertia YZ,XZ = mass * dist centroid_to_YZ * dist centroid_to_XZ この XY 値は質量の単位に距離の 2 乗を掛けたもので表されます。 |
回転半径 |
ソリッドの慣性モーメントを示すもう 1 つの方法。回転半径を求める公式は、次のとおりです。 gyration_radii = (moments_of_inertia/body_mass) 1/2 回転半径の単位は、距離で表されます。 |
図心についての主慣性モーメントおよび X-Y-Z 方向 |
慣性乗積から得られた計算で、同じ単位値を持ちます。慣性モーメントは、オブジェクトの図心の特定の軸で最大です。慣性モーメントは、最初の軸と垂直に図心を通っている 2 番目の軸で最小です。3 つ目の軸の値は、最大と最小の値の中間です。 |
次のプロンプトが表示されます。
オブジェクト選択法を使用して、解析するリージョンまたは 3D ソリッドのいずれかを選択します。複数のリージョンを選択した場合も、最初に選択したリージョンと同じ平面のリージョンのみが受け入れられます。
マスプロパティをテキスト ファイルに保存するかどうかを指定します。既定では、テキスト ファイルの拡張子は .mpr になります。