寸法には、接頭語、接尾語、およびユーザが指定した文字を含めることができます。また、寸法値に使用する文字スタイルと形式をコントロールすることもできます。
寸法スタイルでは、さまざまなユーザが指定した文字、接頭語と接尾語、計測値がサポートされます。たとえば、計測値の前の接頭語として直径記号を指定したり、接尾語として単位の省略記号(mm など)を追加できます。ここで言う文字とは、すべての寸法値、接頭語と接尾語、基本単位と変換単位、寸法許容差を意味します。幾何公差は、これとは別にコントロールします。
寸法値は、単一の文字列として扱われます。この文字列の記入と形式の設定にはテキスト エディタを使用します。
寸法値の表示方法は、[寸法スタイルを修正]または[寸法スタイルを新規作成]ダイアログ ボックスの[寸法値]タブで選択した文字スタイルによって指定されます。寸法スタイルの作成中に文字スタイルを選択することで、現在の文字スタイルの高さ設定に関係なく、寸法値の色や高さを指定できます。また、基準寸法値とそれを囲むボックスとの間隔を指定することもできます。
寸法に使用される文字スタイルは、図面に記入されるすべての文字に使用される文字スタイルと同じです。
基本単位と変換単位に指定する接頭語と接尾語に加え、ユーザが指定した文字を寸法記入時に記入できます。接頭語、接尾語、およびユーザが指定する文字は単一の文字列を形成するため、許容差形式のスタックを表すことができ、テキスト エディタを使用して、フォント、文字サイズ、その他の特性に対する変更を適用することができます。[プロパティ]パレットを使用して、寸法スタイルの設定および既存の寸法の寸法値よりも優先することもできます。