概要 - システム障害から修復する

コンピュータ ハードウェアの障害、停電、ソフトウェアの問題などが原因で、このプログラムが異常終了することがあります。このような場合、開いていた図面ファイルを復元できます。

プログラムに障害が発生した場合、現在の作業内容を別のファイルに保存できます。このファイルの形式は、DrawingFileName_recover.dwg で、DrawingFileName は現在の図面のファイル名です。

図面ファイルの問題を解決する

プログラムまたはシステムに障害が発生すると、次回アプリケーションを起動したときに、[図面修復管理]が表示されます。[図面修復管理]には、次のように開いていたすべての図面ファイルの一覧が表示されます。

注: 予期しない障害が発生した時点で開いていた図面を保存していない場合、それらの図面は[図面修復管理]パレットには表示されません。作業を開始したら、それ以降は、必ず定期的に作業内容を保存してください。

図面ごとに、次のファイルから選択して開くことができます(存在する場合)。

注: 図面ファイル、バックアップ ファイル、修復ファイルは、最後に保存された順に表示されます。

[バックアップ ファイル]領域にリストされている最上位の図面ノードをダブルクリックすると、上記の最高 4 つのファイルが表示されます。[バックアップ ファイル]領域で任意のノードを右クリックすると、ショートカット メニュー オプションが表示されます。

影響を受けるすべての図面の問題が解決する前に[図面修復管理]パレットを閉じた場合は、後で DRAWINGRECOVERY[図面修復管理]コマンドを使用して[図面修復管理]パレットを開くことができます。

エラー レポートを自動的にオートデスクに送信する

プログラムが問題に遭遇して異常終了した場合は、エラー レポートをオートデスクに送信することができます。この情報は、オートデスクによるソフトウェアの障害診断に使用されます。エラー レポートには、エラー発生時のシステムの状態に関する情報が含まれます。また、エラー発生時の作業内容などの情報を追加することもできます。システム変数 REPORTERROR は、エラー レポートを有効にするかどうかをコントロールします。