WMF(Windows メタファイル形式)は、本来は Microsoft Office アプリケーションがクリップアートで使用するグラフィックス形式です。
IMPORT[読み込み]および WMFIN[WMF 読み込み]コマンドを使用することにより、WMF ファイルを図面にブロックとして挿入することができます。WMF ファイルには、ベクトル データとラスター データの両方を含めることができますが、これらのコマンドでは、ベクトル データと文字のみが書き出されます。読み込み時に、オブジェクトをソリッド塗り潰し付きで読み込むか、ソリッド塗り潰しなしで読み込むかなどの読み込みオプションを指定することができます。必要な場合は、読み込む前に WMFOPTS[WMF オプション]コマンドを使用して、それらのオプションを指定することができます。
EXPORT[書き出し]および WMFOUT[WMF 書き出し]コマンドを使用することにより、選択したオブジェクトを WMF ファイルとして書き出すこともできます。これらのコマンドは、ベクトルデータと TrueType フォントが含まれた WMF ファイルを作成します。