ハッチング パターンの尺度は、個別に設定することも、各レイアウト ビューポートの尺度に基づいて自動的に設定することもできます。
- 1 つのビューでのみハッチング パターンを作成したり、一定の尺度でハッチング パターンを作成する場合は、インタフェースやシステム変数 HPSCALE を使用して手動で現在のハッチング尺度を設定できます。
- 異なる尺度のレイアウト ビューポートで作業する場合は、 「異尺度対応」ハッチングを作成すると自動的に尺度を適用できます。この方法は、異なる尺度のハッチング パターン オブジェクトを繰り返し作成するよりも効率的です。
注: 誤って膨大な数のハッチング線分が作成されないように、1 回のハッチング操作で作成されるハッチング線分の最大数がシステム変数 HPMAXLINES によってコントロールされます。この制限により、メモリおよびパフォーマンス上の問題を回避しています。同じように、1 つのハッチング内の囲まれた領域の数は、システム変数 HPMAXAREAS によって制限されます。2012 リリース以降では、 まばらすぎるハッチングも塗りつぶしに変更されます。この動作は常に適切であるというわけではなく、まばらなハッチングは空白のままにする従来の動作に戻す場合は、HPMAXAREAS を 0 に設定します。